雪が降る前の北岳、2010年10月27日(4)

Y-chan

2010年11月03日 05:36

先週の10月27日に登った北岳。
やはり普通の登山者には、フィナーレ、、
なぜかといいますと、富士山が冠雪したのと同じように、
北岳もたくさん雪が降ったからです。
C-chanが昨日鳳凰山に登り、北岳を眺めてきました。

私の北岳の記録も山頂までですね。
これまでの記録は、、、
(1)はこちらです。
(2)はこちらです。
(3)はこちらです。

さて、バス、乗り合いタクシーの時間が気になりだした山頂です。
出発です。
出発間際に男性が1名。
農鳥小屋で泊まったという男性でした。

まずは、北岳肩の小屋を目指します。
うーん、最高ですね、この景色。
間ノ岳への稜線、塩見岳も見えています。
そして、甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳の雄姿、、

まだまだ強風です。

山頂からしばらく進むと肩の小屋がその青い屋根を見せてきます。
ガレ場を慎重に下ります。

そして、北岳肩の小屋。
もう小屋閉めの様相です。


写真だけ撮って、すぐに先に進みます。

雄大な景色にもガスがかかり始めています。
甲斐駒ケ岳もこの通り。


ガレに注意して、慎重に下ります。

小太郎尾根分岐で小太郎山に思いを馳せますが、今回もパスします。
往復2時間はかかりますからね、、、。
また来年。

それから稜線を離れ、急な道を浮き石に注意して下ります。

時間が少し遅いようです。

白根御池小屋と二俣との分岐で、さてどうしようかと、、
なんとなく、13:40の乗り合いタクシーは無理かな、、ぎりぎりかな、、、


それに凍結した木の橋をまた歩きたくないな、、とか
白根御池小屋経由で久しく歩いていないな、、とか、、、。

色々考え、迷った揚句、14:00のバスに乗れれば良いと考え直し、
白根御池小屋に向いました。

草すべりなどとも呼ばれる急な坂。
雪崩は頻発でしょうね。
実際、現在の白根御池小屋の前の小屋は雪崩でつぶされたといいますし、、。

そんな斜面には、冬枯れ模様、そして、はるか下に白根御池も見えてきました。


周囲はいつの間にやら、すっかりガスです。

そして白根御池小屋到着。
小屋閉めも近いですね。


時間的には、大丈夫だろ、、。

そんな気持ちで、出発。

白根御池小屋からはしばらく平坦、、というか少々のアップダウンの
トラバース気味の道を進みます。
場所によっては、登山道が崩壊して、高巻きして道が付いているところもあります。

そんな緩やかな道も最後は急斜面に、、、。

一気に広河原に下ります。

紅葉の時期は、さぞ良かったのではないかと思わせる落葉、、
木々には、多少の名残もありますね。


そして、白根御池と二俣への分岐。
ここまでくれば安心。
落葉の道を広河原へ。


結局、もうちょっと早ければ、13:40の乗り合いタクシーに間に合ったのですが、
まあ、仕方ない、、14:00の甲府行きのバスに乗ります。
このバスですと芦安駐車場に直接行かないので、山の神で下ります。

広河原は紅葉、黄葉目当ての年配の観光客もたくさん。
バスもそんな観光客を乗せて、汗臭い私や他の2名の登山者は少数派。

バスの高い位置からの素晴らしい白鳳渓谷の黄葉、紅葉を楽しみながら、
山の神に到着、、しました。

良い登山でした。

あらためて、、
広河原6:05-7:48二俣7:52-9:40八本歯のコル9:46
-10:48北岳山頂11:05-11:26北岳肩の小屋11:28-
11:45小太郎尾根分岐11:47-11:55白根御池小屋分岐-
12:32白根御池小屋12:35-13:34白根御池分岐-13:45広河原
総合時間:7時間40分、歩行時間:7時間6分



こうして見ますと後7分早ければ、乗り合いタクシーの13:40に間に合ったな、、

少しばて気味でした。

やはり北岳はきついですね。

そう思うと 良くぞ一度は、間ノ岳まで足を延ばしたと思います。



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