誰にも会わない登山でした、笹山、2012年10月26日(2)
誰にも会わない登山というのは、実は好きです。
でもやはり寂しいです。
でも下山時には、アナグマさんには遭いました。
1760m地点で休憩している際に、
がさがさ落葉を鳴らし不意に登場でした。
能書きの(1)はこちらでした。
奈良田のバス停を出発して、まずはつり橋。
長いんです。
写真は、反対側から下山時撮影。
渡ったら、左へ、、要所要所に
「笹山」の表示ありますから、、、ご心配無用。
でも、最近流行りの夜中山行きとか、朝早い時間は、
表示を見逃さないように。
左に曲るとちょっとしたトンネルをくぐって、渡渉地点。
下山時撮影です。
その辺りは、放水等もあって、立ち入り禁止、、なんて、、
書かれていますが、、、
下山時撮影。
下山した時、まじめに放水されたらどうしようと心配でした。
渡渉は石伝いに問題なく。
大雨の後はどうでしょう、、。
それからここを右のほうへ。
すると山のほうに入っていくようになります。
こうした山って、最初が肝心。
最初に迷わないようにしたいです。
この登山道、新しい為に、地点の名がなく、
1760m地点とか、そのように呼ぶしかありません。
登山道の様子
奈良田のバス停から戻る感じで、つり橋。
つり橋を渡るとダムの脇を通るようにして、登山道へ。
標高900mくらいから、2733m、、標高差1800m以上を登ります。
(奈良田~2256mの案内)
つり橋以降、すぐに一度渡渉あります。
登山口からは、わかりにくい部分も多く、テープを参考にします。
ある程度の踏み跡はありますから、そちらも参考に。
急登りが多いです。
難所はありません。
一面落葉が覆っているところもあり注意。
下山時は、スリップ注意。
山に入るといきなりの急登。
そしてようやくいい感じになるまで、しばらく我慢。
行きには水場地点を通り過ぎて1760m地点へ、、。
水場は往復30分とかで、あまり実際的ではないようですが、、。
こんな道標が数箇所にあるだけの登山道です。
何か、とても動物の気配を感じつつ歩いていました。
何度か、凄い急登だ、、と、思いながら、崩壊地の淵を
通るようなところで、眺望が開けました。
ピラミッドに見える山は北岳。
夜叉神峠から鳳凰三山への稜線も見えました。
あの稜線が山頂方面。
これが淵を歩いた崩壊地。
落石の音が何度か聞こえてきました。
そして2256m地点。
随分、細かいですね、、。
大体、標高としてはあっているようでした。
その後の登山道の様子
(2256mの案内~山頂)
だんだん登山道が細く、荒れた感じになります。
相変わらずの急登りも多く、倒木も多く、迷うところもたくさんです。
山頂に近づくほど、その傾向が強くなります。
鳳凰を甘利山、千頭星山から、大ナジカ峠を経て、
辻山へ向かう超急坂の細い道によく似ている感じですか、、。
下りは、C-chanアドバイス通り、ストックをしまって
手袋をはめて木に捕まえながら下りました。
一般道は決してなく、テープや踏み跡に敏感で、
しっかり山と向き合える人向きでしょうか。
行程が長く、難関であった山梨百名山の一つが今回のように、
日帰りできるようになったのは、大きなことですね。
何箇所か幕営できるところがありました。
水は課題でしょうが、、。
2256m地点を過ぎて、ちょっとの間、水平に歩く感じ。
幕営できそうなところがここ。
火を使った跡もありました。
標高を上げていくと、足許荒れ気味。
倒木増えます。
とても歩きにくい。
途中で眺望があったのは、わずかで、
ひたすらの直登という感じ、我慢我慢が続くのですが、
それでも標高を上げて、ようやく、山梨百名山の
標柱が立つ笹山南峰です。
眺望を求めて笹山北峰へ。
東海パルプの道標あります。
4時間40分費やして山頂でした。
奈良田バス停7:12
9:17 (1760m案内地点) 9:20
9:40(1900m付近)9:50
10:33 (2256m案内地点) 10:40
11:43笹山南峰11:45
11:51笹山北峰
ルート的には、総じて、、、、
道はある程度、ここ数年で整備はされているのでしょうが、
やはり、テープが無いと不安な感じです。
尾根を外さなければ良いのですが、とはいえ、
無駄な歩きはしたくないですね。
今回も何度か、周囲を見ながら、
確実にルートを見つけていきました。
かなりの急登りも多くて、登りでは、黙々と登って
いたため、気づきませんでしたが、下山時、結構急なんだ、、
と、改めて思わせる道でした。
2200mくらいで一度眺望も開けますが、途中ではそれくらいで、
笹山北峰で大きく眺望が開けます。
黄葉、紅葉は1500mくらいが中心だったように思います。
続く
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