3:30起床
4:04 自宅発コンビニで昼食購入。
4:45 芦安駐車場
乗車券と協力金の支払いを済ませ、夜叉神峠入り口から乗せてもらうことにする。
自分は、夜叉神峠入り口に車を置き、乗り合いタクシーを待った。
駐車場に緑のペイントが施され、車道と明確に区別し、
駐車スペース3台ごとにポールが立っていた。
ポールといっても弾力性があり、外すことができるらしい。
うっかり者の運転者なら、簡単にぶつけてしまうだろう。
だから弾力性をつけた。
このポール、警察から指導を受け、車道と駐車スペースを
明確に区別する必要から必要だったらしい。
5:25には、乗り合いタクシーが
予定通り、到着し、乗り込んだ。
夜叉神峠先のゲートは、5:30に開く。
乗り合いタクシーは、合計4台。
この時期、芦安発5:10は乗り合いタクシーだけだ。
先着していたチャーター一台に5名。
私の乗車タクシーに8名、後続車にそれぞれ、9名、4名。
合計なんと、26名がこの時期、平日に広河原へ向かった。
6月25日に夜叉神峠先が開通している。
途中、北岳、間ノ岳、農鳥岳がきれいに見えた。
今は梅雨のはずだが、意外に天気がいい。
2日前はかなりの雨だったようだが。
5:55広河原着
おー、アルペンプラザがない。
そうそう、情報センターに建て替えられるのだ。
11月ごろまでには、できるらしいが??
トイレは仮設のものがあるらしい。
実際に見ては居ない。
広河原で下りた皆様、意外に早く支度を整え、北岳に向かうようだ。
タクシーの運転手は、釣りの人もかなりいるとのことだが、みな登山者に見えた。
なんと、私が確認できる範囲では、Y-chanが出発の最後になってしまった。
北岳が青空に映えている。
北岳
北岳初めてなんです、と話しかけた人がいた。
6月28日の開山祭りの跡も残っていた。
さて、北岳を見たら、登りたくなったが、次回にしよう。
もう少し様子を窺い、雪等でトラブルことのないようにしたい。
6:05広河原発
皆さん、お早い出発だった。
北岳に向かったと思われる人の中には、ピッケルを持っている人もいる一方、
かなり軽装な感じの人もいた。
北岳への第一歩とも言うべき釣り橋を渡ることなく、まっすぐ南アルプス林道を進む。
北岳も手前の山に隠れてしまった。
13分もすると白鳳峠への分岐。
白鳳峠までの登り3時間半が地図の記載だ。
結局、この登り、きついことはきついが白鳳峠には、
8:25には到着したので、2時間20分で済んだ。急登あり、
山梨森林百選に選ばれた白鳳峠のシラビソあり、
到着手前のゴーロあり、変化に富んだ登り。
途中、8箇所くらいだったか、梯子もある。
上を見上げると何という急登りと思うところもあった。
梯子が連続する手前で一度、ちょっと登山道を外れてしまい、あれ、
倒木だらけ、と思ったところあり、浮き石で転倒してしまった。けがなし。
少しわかりにくいところもあるが、よくテープ等を確認しながら進めばよい。
北岳が時折、姿を見せ、仙丈ヶ岳も時折、姿を見せた。
8:25白鳳峠着
手前のゴーロ、岩塊は、甲斐駒ケ岳の仙水峠と同じような感じだ。
8:40 白鳳峠発
早川尾根独特の狭い感じの樹林を最初は進む。
昨年は早川尾根を縦走してきて、もう少し先のところで、
時間切れで反転して、白鳳峠を広河原へ下った。
やっとリベンジ。
しばらく行くとハイマツ帯になり、日差しが強い。
少し風も吹くが、それほど強くはない。
しばらく行って振り返るとそれまで見えなかった甲斐駒ケ岳。
見た角度からはほとんど雪があるようには見えない。
仙丈ケ岳や左には、八ヶ岳、遠く、北アルプスも遠望できた。
右には、北岳、先には高嶺だ。
この高嶺が今回の大きな目的だった。
この山、北岳を登る時にも反対側に大きく見える山だ。
地蔵岳程の輝かしさはないものの、標高は、いい勝負だ。
この山、意外に登りにくかった。
取り付きから岩塊で手と足を使って登らなければならない。
下山時は、高度感があるだろう。
下には、広河原付近が見えている。
北岳も丁度真正面から見るような感じだ。
雪渓が二俣下辺りまで残っている。
9:32 岩塊の急登りをこなして、やっと高嶺山頂。
今度は、鳳凰三山が目に入ってきた。
なかなか景色が良い。
この角度から見る鳳凰三山もいい。
9:45 高嶺山頂発。ちょっと歩きにくい登山道を少し下る。
鞍部を経て、登り返し、次第に地蔵岳に近づく。
オベリスクに登っている人が見えた。
少しわかりにくい箇所もあるが、なんとかアカヌケ沢の頭。
10:22 アカヌケ沢の頭
すぐに地蔵岳の地蔵がたくさん並んでいる賽の河原へ下る。
雪が出てきた。
約20mくらい。
でも問題ない。
10:28地蔵岳着
甲斐駒ケ岳もよく見えている。
山梨百名山の標柱が固定されずに、立てかけられていた。
10:42地蔵岳発
10:50 アカヌケ沢の頭戻り
11:03 観音岳への鞍部
観音岳には、この鞍部で2625mまで一端下り、頂上まで215mを登り返す。
これがきつい。
途中から埼玉県和光市の10年下の男性が時には、近づき、
時には、離れながら、薬師岳までほぼ一緒だった。
一足早い夏休みで北海道の斜里岳などを登り、
今日も天気のよさに誘われて、青木鉱泉からの縦走日帰りという。
ドンドコ沢の登りで飛ばし過ぎたらしく、観音岳までの登り返しが堪えるようだ。
11:35 観音岳
今年4回目の登頂だ。
北岳はまだ見えている。
11:57 観音岳発
12:14 薬師岳着
12:24 薬師岳発
小屋に着くまでに少しの雪あり。
12:30 薬師岳小屋着
今日はスタッフ1人だという。
持参したモモを手渡した。
しばらくすると東京からの男性2名が宿泊で到着。
かなり早い到着だ。
12:57 薬師岳小屋発
この辺りにあった雪ももうない。
白根三山方面はガスがすっかりかかってしまった。
13:27南御室小屋着
モモを渡す。
それからいろいろお話したり、まき割りを手伝った(邪魔した)りして、
あっという間に時間が過ぎた。
お泊りのお客様も1名到着されていた。
明日は、Y-chanとは反対のルートで広河原へ下るといっていた。
盛んに時間のことを気にしていた。
14:30 南御室小屋発
14:55 苺平
雪はもうない。
15:35杖立峠着
15:40杖立峠発
16:07 夜叉神峠着
16:17 夜叉神峠発
白根三山を見たいご夫婦が居たが、ガスも晴れないだろう。
16:41 新しくなった夜叉神峠駐車場着。
長い充実した一日となった。
タオルで体を拭い、顔の塩を流し、着替えた。
17:02には駐車場を出発し、17:40頃には、自宅に着いた。
あなたにおススメの記事