クリスマスイブの蛾ケ岳、08年12月24日

Y-chan

2008年12月24日 17:59

トオルさんが蛾ケ岳に登られていたことを知っていた。
蛾ケ岳なら今年は、4度目になるし、クリスマスイブに山に行くこともないかも知れないが、
結局、自宅から近くて、時間の計算もできる「蛾ケ岳」に登ることにした。

最近、山と渓谷社の1月号で、南アルプスの展望のよい山と
して紹介された、とトオルさんのブログにコメントもあった。

そうだったか?
不思議な気がした。

確かめる意味も込めた。

6:00前には起床し、私より早く起きていた子供たちがクリスマスプレゼントに
歓声を上げるのを聞き、家の軽い掃除も済ませ、出発。

途中のコンビニで朝食、昼食を購入して、いつもの市川三郷町碑林公園へ。
四尾連湖から登れば、負担は軽減されるが、今日は、たくさん食べる日。
これまで通りの登山口で、負荷をかけた。

碑林公園というより、その横の「源氏の館」駐車場に車を停める。




7:55 碑林公園上登山口発。
雪はないという想定だ。
落葉がふさふさしたところが多い。

のろし台の分岐に到着し、今日は、景色を眺める為に、のろし台に上がった。


9:08 のろし台


武田信玄の時代には、甲府からも眺めることができたのろし台。
逆にのろし台からは、甲府盆地、甲府市が一望だ。
八ヶ岳や金峰山、北岳がまぶしい。
八ヶ岳

鳳凰三山


9:10 のろし台発

それにしてもこの登山道。
山腹に付けられ、山の張り具合に沿って、ぐるぐるするので、
あるときは、八ヶ岳方面、
あるときは、白峰三山や鳳凰三山や櫛形山、
あるときは、悪沢岳や赤石岳、

あるときは、金峰山、
あるときは御坂山塊、
あるときは、大菩薩方面、と色々な山を、
歩を進めるごとに楽しむことができるのだ。
高度は稼がないが距離を稼ぐ。

さて、四尾連峠までは、2箇所崩れたところがあったが、今回は、1箇所。


1箇所は修復したようだ。

9:40 四尾連峠


今までも知っていたが、ここには、野沢一の文学碑があるのだ。


それにハンターの小屋、鳥獣供養塔もあり、ひと下りで四尾連湖にも行ける。

ここからは、自宅方面や、増穂町方面の視界が開ける。


9:55 四尾連峠発。
この道を真っ直ぐ進んだところが大畠山であるが、そこには、電波塔(?)が建っている。
今回は、その塔を見てきた。


一端戻って、通り過ぎた分岐へ戻る。
この分岐、少しわかりにくい。



途中で、四尾連湖からの道を合わせる。
この辺りは、今年の2月には、かなりの積雪があったところだ。
甲府盆地から、吹き上がってくるような感じだろう。

それにしても南アルプスの北岳、間ノ岳、農鳥岳、荒川、赤石当たりがいい。
笊が岳もいい。
やはり南アルプスの展望として紹介されるだけのことはある。

10:45 西肩峠
ここで、3名の先行者。
四尾連峠から登ってきたという。

10:47 西肩峠発
最後の急登り。
ここだけが、最もきつい登りとなる。
右を見れば富士山が、雲に隠れているではないか、、、、。

10:55 蛾ケ岳山頂
結局、雪はなし。
先行者1名。
カメラで富士山や八ヶ岳を狙っているようだ。
しばらくすると西肩峠であった3名が追いついた。
両親は、東京の八王子。
娘さんは、早川町に住んでいるといっていた。
双眼鏡で、山座固定をして楽しんだ。
なんと、五竜岳、鹿島槍ヶ岳まで見えていた。
そういえば、三方分山でも鹿島槍ヶ岳が見えていたから、そうだろう。
双眼鏡とはいいものだ。

山頂から約12kmで先週登った三方分山や精進湖に行ける。
健脚向けらしい。
1度は歩いてみたいな、、、。

それにしても、今日は、富士山がいまいちだが、その他の山々はよく見え、幸せだ。

南アルプスも

鳳凰三山から白峰三山、

下って、悪沢岳、赤石岳


笊ケ岳などが見渡せ、それなりのことはある。
今までこんなに見えたことはなかったかな??

山頂では、風もほとんどなく、少しゆっくりできた。

3名の親子は、ラーメンなど食べていたが、いい匂いであった、、、。

さて、後は、下るだけ。

11:36 蛾ケ岳発

11:42 西肩峠

11:44 西肩峠発

12:21 四尾連峠着

12:23 四尾連峠発

13:30 碑林公園登山口着

自宅まで近いので、そのまま着替えずに車で急いだ。

今日は、クリスマスイブだ。



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