初登山、鳳凰山(薬師岳)、09年1月7日日帰り(2)

Y-chan

2009年01月10日 09:01

(1)はこちら。

さて、、、、

10:43 南御室小屋発
ここからもアイゼンを装着せずに登った。
なんか足取りが重い。
年末も足取りが重くなっていた。
何で?
体力なくなったか、、、。

ここまで来ると何が何でも稜線には行きたくなる。
とにかくひたすら登るしかない。

今日は、稜線から白峰三山が見えることはわかっている。
楽しみ。

砂払岳の稜線に出る辺りは、アイゼンを着けた方が滑らずに歩けたろう。
アイゼン着けなかったから、時折、ずるーと滑ったりして、、、。
氷状態と違い、怖くはないが。
アイゼンの装着はある面、面倒だ。

しばらくして、砂払岳。
この辺りもいい感じだ、、、。
雪があったり、飛ばされていたり、、、


北岳

仙丈ヶ岳

観音岳、甲斐駒ケ岳もちょこっと





なんか、息が上がる。
いつもより息が上がっている。
やっとの思いで、薬師岳小屋。
入り口は年末の雪かきの名残で、雪に埋れていない。

苺平であった男性がここで泊まれた意味がわかった。


薬師岳小屋から山頂までわずかだが、トレースが消えている。
でも先が見えているから問題ない。

この最後の登り、とてもとても疲れ、疲労困憊で登った感じだ。
頭の中では、観音岳まで行きたいと思っていたが、稜線からの帰りの
タイムを12:00としていたことを家に電話した際、C-chanが思い出させてくれた。
結局、朝寝坊した分、観音岳を逃したことになった。
まあ仕方なし。

12:00 薬師岳

もう稜線を出発する時間になっているのに薬師岳。
観音岳は目の前に見えるが、今日はやめよう。

白峰三山、


観音岳、アサヨ峰が奥に


仙丈ヶ岳、


北アルプス、

八ヶ岳


頸城山塊、関東の山々が雪を戴き、よく見える。
北アルプスなんて、真っ白だ、、、、。

富士山も微笑んでいる(?)


砂払岳と雲海


ガスがかかり始めていた南アルプス南部




12:15 薬師岳発
さて下山だ。

悪沢岳の方などかなりのガス。

砂払岳と富士山


久しぶりの日帰り。
下りも何度か登り返しがある。
まず、薬師岳小屋から砂払岳までのわずかな登り。

砂払岳から薬師岳


南御室小屋から苺平。
杖立峠手前。
夜叉神峠手前。

こんな風に頭に描けるほど、なんともこの山には来ている。

13:00 南御室小屋着。
少し休憩。
食糧補給。

カロリーを取らないといけない。

13:10 南御室小屋発
年末は一泊して、下山時に13:00に出発しているから、今日の日帰り、
稜線は12:00、南御室小屋は13:00までには出発すると決めていたので、
ちょうどいい感じ。

下山時もアイゼンを着けずに出発した。


苺平までの登り返しがきつい。

13:35 苺平



13:42 苺平発

誰にも会わない下山。



焼け跡過ぎ、しばらく進んでから、樹林帯に入ると
つるつるのところがあるので、アイゼン装着。
バリバリと。
杖立峠までアイゼンを装着。


14:27 杖立峠

14:37 杖立峠発
ここからしばらくもつるつるの箇所があるが、アイゼンを外しているので、
慎重に通過するが、2度ほど、うっかり氷の上に乗っかり、すってん。
アイゼンを着けてもいいが、地表がむき出しのところも多く、
石でアイゼンをガリガリこするのも忍びない。

今日は良く転ぶ。

1800mくらいまで下りてくると安心だ。

15:15 夜叉神峠
15:20 夜叉神峠発
さすがに白峰三山は、隠れてしまった。


年末の時とほとんどタイムが同じだ。

夜叉神峠からの道は、一部登山道を雪が覆い、人が踏んでいるから、
登りでは気にならなかったが、意外にツルツルしている。


もっと雪が降った方がむしろ歩き易い。
上部は注意して下った。


15:44 夜叉神峠入り口着

今日は疲れた。

何とか、薬師岳まで日帰りできたので、来年も雪の状況でわからないが、新年登山をしよう。


総合時間: 8時間59分
歩き: 7時間36分
距離: 約21キロメートル



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