3月11日のときはアルパインジャケットが欲しいと思ったくらい。
それとも下に身に着けているものが今日の方が暖かいのかな???
富士山、南アルプス、金峰山、八ヶ岳などが見えますが、
だんだん雲もかかってきていました。
しばらく行くと大菩薩での久しぶりの樹氷です。
良いですね。
気持ちに余裕があるのか、ここは、
親不知ノ頭という名前か、などとじっくり観察もします。
大菩薩は、草原状の穏やかな登山道が基本ですが、
何度かちょっとした岩場も通過しますね。
少しも難しくありませんが、油断大敵です。
周囲に見とれて、足を踏み外すことがないように。
わたしはちょっと足を滑らせました。
ちょっとです。
2000m地点で左側を見ると、「あ、ここが
富士見新道の到達するところか」、
と改めて思ったところありました。
何度も大菩薩来ているのに、、、。
不思議なものです。
これまで、以外にも富士見山荘から登っている
富士見新道の到達地点がわかっていませんでした。
一度歩いてみたいのですが、
「腐食した鎖も撤去」しているとのこと。
どんな感じでしょうか?
雲のかかる富士山、南アルプス、樹氷に見とれて、
写真も撮りながら、雷岩に到着。
さすがに手袋を外すとすぐに手が冷たくなりました。
南アルプス方面
富士山
樹氷
雷岩
雷岩から先は樹林帯に入りますから、周囲の見納めです。
なんとなく暗い世界に入っていく感じです。
これまでは、暗い樹林帯を抜けて、この広々とした稜線を
歩いていますから、その反対になるわけで。
まー仕方なし、なんて、、、、。
さて、樹林帯で雪もよく付いています。
少し滑りやすくなり、いよいよアイゼンかと言う感じです。
そうしていると大菩薩嶺へ。
10:36大菩薩嶺到着
一人なので、仕方ないから、セルフタイマーで写真と撮りました。
いよいよ仕方ないので、アイゼン装着しました。
6本爪アイゼン。
久しぶりです。
6本使うの、、。
樹林帯を登りに使うなら、アイゼンつけなくても何とかなる
ところですが、緩やかな下りとはいえ、下りは下り。
アイゼンが安全装置です。
10:48 大菩薩嶺発
ここからは北斜面ですから、奥秩父の山々を、
眺めながら、歩くような感じになります。
上日川峠までのブナ林と異なり、こちらはコメツガ林です。
ところで、見えている奥秩父の山々。
金峰山、笠取山などは、よくわかるのですが、
その他の山は以外に判別が難しいですね。
深田久弥の言うとおりですね。
最初のうちは強風が吹き、樹林に積もった雪が容赦なく、
降り注いで、空は青いのに、吹雪のようなときもありました。
少しの新雪の下は完全に凍結していますから、ちょっとした
急傾斜(と言ってもたいしたことはありませんが、、、)では、
アイゼンを良く利かせて歩きました。
途中、一人の登山者に会っただけ。
この方からは、ブログにもコメント頂きました。
やはり単独が多いとのこと。
そのときには、わたしがアイゼンをつけていたので、アイゼンが
必要かどうか問われ、登りなら何とかなるとお話しました。
結果的にやはり何とかなったようでした。
良かった良かった。
さて、丸川峠が近くなると、雪も少なくなってきます。
11:45丸川峠着
丸川荘は営業していません。
着ていたフリースを脱ぎ、少し身軽になります。
アイゼンも当然外します。
昨年3月13日も時計回りで、周遊していましたが、
その時の写真を見てびっくり。
丸川峠にもかなりの雪が残っていました。
今年は雪が少ないのでしょうか?
12:03 丸川峠発
ここからは、ちょっとした急坂もあり、
手と足を使う場所も数箇所あり、やっぱり、登りで使う
ほうがいいと思いながらも、無心で下ります。
あくまで無心です。
と言いながら、早くシャワーを浴びたいなんて考えます。
そうこうしているうちに、3月11日にHondaのFitが身動き
取れなくなった場所に到着して、あのときの状況を思い返したりしました。
そして、すぐに駐車場。
13:00丸川峠分岐着
途中であった方の車の他、もう1台止まっていましたが、
わたしと同じルートを回ったのでしょう。
今日もいい山でした。
体を拭いて、家路に着きます。
一宮御坂から高速使えばよかったのに、一般道に入ったら、やはり渋滞。
こんなことで疲れてしまうのですよね。
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