9月1日の北岳、二俣まで、09年9月1日(1)
夜叉神峠入り口から広河原までの南アルプス林道や、奈良田から
広河原までの南アルプス公園線が冬季閉鎖から解かれ、
同時に、マイカー規制に入った初日の
6月25日に、6月としては初めて、北岳に登りました。
本当なら、キタダケソウも見ることができた時期でしたが、
それもせず、ひたすら、ピークを目指しただけでした、、、、。
もったいない。
9月1日、お決まりの広河原からの北岳ショット、
それから早、2ヶ月とちょっと。
夏の喧騒も終わったと思われる北岳。
広河原に向うバスや乗り合いタクシーの時刻表でも、
平日は便数が少な目となる頃です。
そんな時期が好きですし、8月27日に富士山に登った時も、実は、北
岳と迷っていたので、北岳に登るのは、自然な流れでした。
北岳など、広河原への乗り合いタクシーやバスに乗り換える芦安も近く、
何度も登っていることもあり特に大きな緊張もしないのです。
今回は大樺沢の雪渓沿いのルートが長い「登山自主規制」が
敷かれていましたが、それも解除され、夏道も出て
いるらしいですから、
広河原-二俣-(左俣)-八本歯のコルー北岳山頂-
北岳肩の小屋-小太郎尾根分岐-(右俣経由)-二俣-広河原
のお気に入りコースとしました。
何度か登っており、時間的な計算はできます。
最近、写真もたくさん撮りますし、根性も少し萎えて
いますから、5:10朝一番の乗り合いタクシーで芦安を出て、
6:00に広河原を出発し、10:00には北岳山頂、
13:30の乗り合いタクシーで芦安へ、
というこれまでのパターンが守れるかどうか、
守れなくても14:00のバス、その後も複数あるので、大丈夫。
さて、何とか3:20起床。
4:15には自宅出発。
コンビニエンスストアでおにぎり5個を朝食、昼食用に購入。
4:45にはもう芦安です。
乗り合いタクシーが出る駐車場が第2駐車場。
すきすきです。
どこに止めようか迷うほど。
混雑しているとそれだけでも気が焦りますから、
私には、こんな風に空いているのが良いです。
それにしてもこの時間もう暗い季節となりました。
結局、釣り客も乗せて、2台の乗り合いタクシーが、
満員状態ではなく5:10に出発。
夜叉神峠入り口でゲートが5:30に開くのを
ちょっと待って、再び出発。
途中で、車からは北岳、間ノ岳、農鳥岳が良く見えました。
いい感じです。この芦安からの南アルプス林道は連続
20mm以上の雨でも通行止めになりますから注意しましょう。
身支度整え、広河原出発。
雪を歩かなくても良いというのは、気分的にらくですね。
6:00に広河原を出発して、7:35には二俣に到着しますが、
その間には、たくさんのお花が咲いていました。
こんなお花も咲いていたのか?
そんな感じがしました。
広河原を出てから20分から、人によっては25分くらいでしょうか、
白根御池小屋に向かう分岐がありますので、自分の行く方向を
誤らないように注意も必要です。
私は、二俣を目指して進みます。
上流から見て左岸を歩き、昔は歩いた崩壊地を避けて
登山道が作られているので、右岸をしばらく歩きます。
左岸から一度右岸へ
それからまた、左岸に戻ります。
広河原から二俣までの登山道は、渡渉もなんどかあり、
大小の沢沿いを歩きますので、大雨の後などは注意しましょう。
大樺沢の水流は勢いがありました。
雨の後などは怖いくらいでしょう。
その時は思い切って、白根御池小屋経由のほうが良いかも知れません。
いずれにせよ、二俣までは水が豊富で、登山道にも水が流れたり、
滑りやすいところも多かったり、下山時に使用する場合は、注意したいところです。
二俣に近づくと広河原で見た北岳よりさらに
大きな北岳が見えるようになります。
続く
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