ラッセルはお好き?、2010年2月3日、大菩薩嶺周遊(2)

Y-chan

2010年02月07日 19:55

2月3日、山梨県では、2月1日~2日にかけて盆地でも降雪がありましたが、その直後に大菩薩に登りました。
(1)はこちらです。


さて、結局、トレースは、最初から、大菩薩峠に至るまで、動物のものしかありませんでした。
ラッセルでトレースつけましたです。

登山道の様子は、以下のようでした。
でも、この週末、多くの人が歩いているでしょう。
状況は、変わっていると思いますね、、。

(丸川峠分岐~丸川峠)
いきなりトレースは動物のものだけ。
少し進んでもありません。
一部夏でも険しいところもありますが、雪で全てが隠れ、
うまく手がかり、見つけて登りたいです。
アイゼンは、着けませんでしたが、新雪15-20cmはまだふかふかで、
ラッセルしながら、急斜面は、苦労しました。
ラッセルばかりで、結構時間がかかりました。
このときは富士山見えていました、、。


(丸川峠~大菩薩嶺)
この間、2時間もかかりました。
トレースが全くなく、ラッセルしてトレースつけました。
正直疲れました。
最初、持参したスノーシューを履きましたが、必要なしと判断。
それでよかったと思います。
トラバース気味に道が付けられており、夏では、樹林で、
それほど感じない、急斜面を感じました。
アイゼンは使用しませんでしたが、新雪15-20cmの下は
凍結しており、下りでは、使用するほうがお勧めですね。




(大菩薩嶺~大菩薩峠)
やはりトレースありません。
正直驚きました。


絶対、大菩薩嶺以降はトレースあると思っていたので、、、。
ラッセル三昧。
それまでに時間がかかりすぎ、富士山も途中では、見えていて、
稜線に出たら大きく楽しもうと考えていた
南アルプスの眺望もイマイチの時間になっていました。

雷岩付近


風は強かったですが、目だし帽がいるほどではありませんでした。
トレースがないので、仕方なく、トレースつけていきますが、
吹き溜まりでは、平均して膝上、所によっては、膝上20cmも埋まりました。

今週の週末辺りは、もうしっかりとレースも付いているでしょうか、、、。
大菩薩峠に到着する手前でようやく一人目の登山者。
本日の入山者のうちの1名。横浜から来られた男性です。
途中で、例の若者を追い越したということでした。
出会ったポイントから先まで行くかどうか、思案されていましたが、
結局賽の河原まで行かれたようでした。
反対周りで来られたのですが、やはりラッセルだったようです。


(大菩薩峠~福ちゃん荘)
本日の入山者4名のうち、私以外の3名は、私と反対から
来ており、もう2名の若者も大菩薩峠で、会いました。
そのため、大菩薩以降は、トレースができていました。
助かりました。
介山荘の車か、轍もできていました。
多くの人が歩くと凍結して滑りやすくなる部分ですね。
この部分もアイゼン使用せず。
福ちゃん荘でちょっと休みましたが、稜線であった、
初めての登山者である横浜の男性が追いついてきました。
このとき、彼が賽の河原まで行ったことを話されました。
先に出発です。

(福ちゃん荘~上日川峠)
反対方向から来られたトレースのおかげで、助かります。
この間、登山道もあるのですが、登山道を例の3名が歩いた形跡がなく、
ラッセルしたくないので、トレースがあり、福ちゃん荘の車のものか、
車の轍もありますので、車道を歩きました。


アイゼン使用せず。
もう疲れています。


(上日川峠~丸川峠分岐)

同じく、トレースあり。
急斜面をトラバースするところもあるので、慎重に進みました。
アイゼンを使用せず。

以上のような感じで、大菩薩峠まで結構時間がかかりました。
丸川峠分岐に到着すると、タクシーです。
どうも大菩薩峠手前であった横浜の男性が呼び寄せていたようです。

公共交通機関を利用されて来られているようですので、タクシーということでしょう。

しばらくすると、その男性も無事降りてこられ、お互いの健闘を称えあいました。
良い山行きだったと、、、、

寒いのにからだを拭いて着替えます。
帰路も順調に、良い1日が終わりました。


あなたにおススメの記事
関連記事