冬模様の富士山へ、2010年9月26日(2)
9月26日初冠雪後の富士山に登りました。
19日ぶりの山でした。
強風が吹き、氷の世界と化していた富士山は、
さすがに日本一、冬の訪れも早いです。
今日も雪だったでしょうか、、。
(1)はこちらです。
さて、6合目、7合目あたりは、登山道も何でもありません。
自分はといいますと、19日ぶりで調子が悪い感じがしていました。
山中湖はすっかりガスに包まれ、
おそらくその場所にいれば、幻想的でしょうか、、。
良い写真がありませんが、、。
下りて来る人が多いのは、驚きました。
ご来光目的ですね、、。
でもかなりの人が登山道を下りてきます。
普通なら、下山道をおりますが、、
聞いていました。
若者に、、。
「登山道をそのまま下りて来る人が多いですね。」
「我々は、8合目で引き返しました。
それより上は、アイスバーンと聞いています。」
何、、
心が動揺。
それなら引き返せば良いと思いながら進みます。
すると8合目くらいから、強風と共に斜面に氷が見えてきます。
でも登山道は、普通に歩けます。
斜面が氷で太陽に照らされ、きらきらしているのです。
八ケ岳も見えていました。
雲海も。
3200mくらいから風も強くなり、さすがにこのままでは
まずいと思って、モンベルのライトシェルやヤッケを着込みます。
耳当てのある帽子をもってきて良かった。
ヤッケのフードもかぶります。
ようやく、下山者がオーバーな格好で
下りてくるのがわかった時でした。
それから次第に高度を上げると気分が悪くなります。
下を見ると吉田口からも上がってきます。
7名くらいのグループ。
意外にしっかりした足取りで、次第に近づいてきます。
この時点で今日は調子が悪いことを感じていました。
9合目くらいになるともう一歩一歩です。
鳥居が見えました。
もう少し、、。
でもここからも長いのです。
そしてようやく、、、
氷柱です。
途中の小屋でも氷柱が見えていましたが、もちろん山頂も、、
5:20に出発して、9:50に吉田口の山頂に到達しました。
とても苦しかったです。
山頂はそれまでよりさらに凄い風。
山頂の小屋の石が積み上げられた陰で風を防ぎ、
栄養補給します
ブルドーザーが山頂で作業もしています。
そういえば、途中の小屋は全て閉まり、あるいは小屋閉まいの最後の
作業をしていました。
トイレももちろん使えません。
続く
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