「仙丈ケ岳」で鹿の捕獲、、ひょっとすると、銃声が聞こえるかも
鹿の食害。
良く聞きます。
裏山の櫛形山のアヤメが全滅状態になったのも鹿の食害。
南アルプス、鳳凰三山の南御室小屋周辺のお花も鹿の食害
が確認されているというし。
大菩薩嶺、大菩薩峠でも鹿の食害。
八ヶ岳の硫黄岳近辺のネットも鹿の食害からの保護でしょうね。
山梨県の鹿も推定で36,000頭もいるらしい。
2006年時と比較して、2倍以上の数字という。
県内の北杜市から南部町にかけての南アルプス地域で13,800頭いるらしい。
鹿の食害が深刻なので、管理捕獲、ハンターによる狩猟も実施され、
2011年度で7191頭も、山梨県内で捕獲されているらしい。
多いな、、。
そんな鹿。
登山者も多い人気の仙丈ケ岳付近で
9月1日~4日の4日間。
仙丈ケ岳と小仙丈ケ岳を結ぶ尾根の南東側で
午前5時から午後6時に捕獲を実施するようだ。
登山道は閉鎖せず、登山者は普通に歩ける様子。
登山者がいたり、ガスの場合は、発砲を控えるらしいですが、
尾根を歩いていると、ひょっとすると、銃声がズドン、ズドン、、と
響き渡る可能性もありますね。
期間中は、要注意。
それにしてもかなりの高山帯での捕獲実施。
従来は、鹿が山を下りる冬場に実施していたらしいのですが、
麓まで下りてくることは少なく、効率的ではなかったらしい。
今年から、そして、まもなくの9月1日から4日間。
実験的に夏場に捕獲を実施して効果を測定する様子。
高山帯でも高山植物が鹿の食害に遭っているようですし、
その頭数も相当の数ですから、ある面、致し方ありません。
それにしても9月1日~4日は、まだまだ登山期。
登山者も気をつけたいですね。
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