4月16日の硫黄岳、八ケ岳、、(1)
今日4月20日は寒い1日でした。
晴れ間もなく、朝晩は、雨。
標高が2000mに満たない山梨百名山の甘利山も雪だった様子。
でも、この一週かの間には、甲府市が夏日になった日もありました。
そんな、初夏を思わせた4月16日。
高い山も霞のそんな一日、
2010年3月17日から4年ぶりに硫黄岳に単独で登りました。
下界は夏日でも、赤岩の頭辺りから、いつものように風が強くなりました。
まだまだ冷たい風でした。
今回の時間
美濃戸口6:40-7:32美濃戸山荘(チェーンスパイク装着)7:37-
9:15赤岳鉱泉(12本アイゼン装着、ピッケル)9:35-赤岩の頭-
11:30硫黄岳11:50-赤岩の頭-13:03赤岳鉱泉(12本アイゼン外す)13:24-
14:34美濃戸山荘14:38-15:13美濃戸口、八ヶ岳山荘
総合時間:8時間33分、歩行時間7時間23分
いろいろあって、具体的には、目のトラブルや大雪でなかなか美濃戸口
からの八ケ岳登山に踏み込めませんでした。
それでも、
編笠山・西岳、
権現岳は3月に登りました。
雪山の赤岳は今冬はやめておきます、、。
美濃戸口から歩き始めると阿弥陀岳が大きく見えるようになりますね。
4月12,13日で50kmを歩いたばかりでしたが、
影響も軽微に落ち着いて来ていたので、硫黄岳実行です。
でも、硫黄岳に登ったあとアキレス腱の周囲に炎症が起こってしまいましたが、、。
触ると痛くなって、、、
やはり50kmの影響でしょうね。
硫黄岳は、赤岳鉱泉のあと、赤岩の頭までの間が急な斜面で、
数年前雪崩も起きました。結構な斜面で、赤岳に劣らず、怖い思いをするのでした。
今回も樹林帯を抜けて、赤岩の頭までのわずかなところ。
トラバースが長くつけられ、私の場合、
登りで、ちょっとトレース外してしまって、急な斜面を直登。
冷や冷やしました。
天気は良かったのですが、甲府市が夏日を記録した今年一番の気温。
硫黄岳山頂からは、近くの八ヶ岳の峰々は見えるのですが、
南アルプスも霞んでおり、遠望はあまりありませんでした。
それでも充実した1日を過ごせました。
気温上昇で、標高の低いところでの朝方のツルツル状態も、
下山時は、シャーベットになりかけるような感じでした。
赤岩の頭からの樹林帯までの怖いトラバースも、下山時は、雪が緩みがちでした。
そんな中、ピッケルなし、チェーンスパイクでそうした
ところを歩いたらしいグループに、私が震え上がりました。
私は、そんな芸当はできない、、、、。
それにしてもこの季節、朝5:00には、
歩き出せるほどの明るさになっていますね。
4:20起床。
5時ごろ自宅を出発して、コンビニ、トイレに寄ったりで、結局、6:40の歩き出し。
この時点で、南沢を登って、帰りは北沢とすることはやめました。
それにしてもこの時期の登山道は、いろいろです。
凍結、スケートリンク、残雪、緩んだ残雪、、、、。
気が抜けません。
硫黄岳は決して容易な山ではないので、注意して下さいね。
本日は、10数名の方に登りのとき、下りのときにお会いしました。
(美濃戸口~美濃戸、最後にチェーンスパイク装着)
いつものように、「自己責任」で進入の、
林道には進入せず、車は八ヶ岳山荘に置きました。
駐車代500円。
美濃戸口から美濃戸の間には、雪はなく、最後の最後、
美濃戸山荘の手前から凍結箇所が出現するので、
その辺りからチェーンスパイク装着しました。
(美濃戸~赤岳鉱泉、チェーンスパイク)
美濃戸山荘手前から、林道全体がつるつるとなっている
場所が多くなりますから、チェーンスパイクを装着していました。
標高を上げると、凍結というより、残雪。
緩んだ残雪ですね。
沢に雪がある場合、ブリッジのようになっていますが、
下は空洞になっているところも多いようで、これからは雪も崩れていくでしょうね。
日当たりの良い場所は、地面が露出しているところもありました。
チェーンスパイクでガリガリ、、。
(赤岳鉱泉~赤岩の頭、12本アイゼン、ピッケル)
ピッケルにします。
初めは、樹林帯のなかのトレースを追っていきます。
雪のため、狭いところを通ることも多く、
アイゼンの引っ掛けには、注意したいです。
残雪期になると、小枝などもたくさん落ちて、
トレースが不明瞭になるところが多くなりますので、良く見て進みます。
樹林帯を抜けると赤岩の頭へ直登しますが、凄い斜面で怖気づきます。
私は、登りに、トレース外して、かなり直登しました。
赤岩の頭の手前、長いトラバースになっています。
滑落、雪の緩み注意。
下山時は、この急斜面、慎重に下りました。
(赤岩の頭~硫黄岳山頂、12本アイゼン、ピッケル)
突風などで飛ばされないように注意したいです。
残雪と地面の露出のミックス。
山頂直下、前は右に回りこんで、
危険なトラバースしていますが、左に岩沿いに進むほうが安全です。
美濃戸までの間に鹿さん
美濃戸山荘
北沢の林道、凍結
稜線が見えるようになりました
立ち入り禁止となっていたアイスキャンディー、赤岳鉱泉
まだまだ雪が多い赤岳鉱泉
赤岳鉱泉出発、大同心へのトレースありますが、引き込まれないように
樹林帯を抜けて、ちょっとトレース外して、かなり直登し、
それから怖いトラバースを抜けて、その部分の帰りの心配を
しつつも、赤岩の頭で安堵
硫黄岳ももうすぐ、、
でもまだまだ、風も強くなっていました
横岳、赤岳、阿弥陀岳、この景色がたまりません
硫黄岳山頂ももうちょっと、、でも苦しい
硫黄岳から台座の頭、横岳方面
再び、横岳、赤岳、阿弥陀岳
天狗岳方面です
続く
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