再びツクモグサ、そしてホテイラン、2015年5月25日

Y-chan

2015年06月01日 15:46

もう1週間も前のことですが、再び、ツクモグサを見に八ケ岳を歩きました。
今回は、ホテイランも、、と欲張りました。


その日の時間
美濃戸口、八ヶ岳山荘6:10-6:54美濃戸山荘6:58-8:43行者小屋8:55-
9:50文三郎尾根分岐-10:16赤岳南峰、北峰10:36-10:54赤岳展望荘-
10:57地蔵の頭-11:53三叉峰-12:04横岳12:21-12:45硫黄岳山荘-
13:02硫黄岳13:06-13:14赤岩の頭-13:58赤岳鉱泉14:16-
15:11美濃戸山荘-15:40美濃戸口、八ヶ岳山荘
総合時間:9時間30分、歩行時間:8時間15分


5月14日にもツクモグサを見に行きました。
そのときの記録。


5月20日に2回目のツクモグサを見に行くことを計画しましたが、
当日は行き先変更で鳳凰三山に行きました。
そのときの記録。

時間を作って5月25日、天気予報も良いほうに変わって、
ツクモグサを見に行くことにしました。
ホテイランも南沢に咲いている情報などもあり、
5月14日と同じコースを辿ることにしました。

八ケ岳山荘の駐車場に咲いていたイカリソウ



結果、天候は稜線にいる時間に、曇り勝ち、ガスが覆うような感じで、
眺望はなくなり、むしろ、相変わらず、名前は覚えられないのに、
お花に目が向く山行きとなりました。

歩いたところ


賑わっているだろうと思いましたが、5月14日のときより
少し多いものの、基本、静かな山行きとなりました。
八ケ岳開山の前だから?

ホテイランが咲いている場所でも、ツクモグサが咲いている場所でも、
一人で周囲に気兼ねなく、写真を撮ることができました。
だからといって、きれいな写真が撮れたわけでもないのですが、
なんか、目的達成で、心が満たされる感じの山行きとなりました。


ホテイランは最初、なかなか見つけられず、目的達成できないかな、
とも思い始めていたら、その後は十数株見つけることができ、大満足。
写真撮影しても誰も通過しなかったし、、。




ツクモグサも5月14日のときより、つぼみ、開花など、
個体数が大幅に増えて、私には、今が盛りのようにも見えました。
今はどうかな?








その他のお花も、、







雪融けも進み、5月21日の未明に降雪はありましたが、
その降雪の影響はなく、5月14日のときより、かなり歩きやすくなっていました。

3:35に起床。
以降、何とか、順調に1日を終えることができました。
稜線にいるときに、ガスがかかってきたのがちょっと残念でした。

(美濃戸口~美濃戸~南沢~行者小屋)
美濃戸口から美濃戸への林道は、当日時点ではそれほど荒れているようには、見えず。
ただし、実際に車を運転すると結構、お腹をこすったりしているようですね、、。
美濃戸からの南沢ではちょっとわかりにくいところもありますから、感覚を鋭く。
渡渉も数回あります。
大雨の後など注意。
2000m以上で残雪。
でもだいぶ少なくなりました。
アイゼン等は不要。

(行者小屋~赤岳)
行者小屋を出てからしばらくの樹林帯で
雪が出てきますが、アイゼンなくてもなんとかかわせます。
この部分の残雪も少なくなっていました。
文三郎尾根を登りましたが、階段がきついです。
ゆっくり登っていくしかありません。
文三郎尾根が稜線に合わさり、赤岳への最後の登り。
岩稜帯となりますが、鎖を目安に歩きます。
ストックは早めに収納して、手を自由にすれば、
見かけほど難しくはないと信じています。

(赤岳~展望荘~横岳)
ストックは収納。
展望荘までは、ちょっと歩きにくいですね。
ガレて、もろく、鎖も頼りにしました。
慎重に行くほかありません。浮石も注意したいです。

赤岳山頂から





展望荘から横岳は鎖や梯子が随所に設置され、慎重な行動が求められます。
梯子は、一度手や足がかかれば何とかなりますが、
手や足を掛けるまで、体勢を整えるまでは注意しましょう。
ただ、それほど難しくはないと思います。

(横岳~硫黄岳)
途中までストック収納。
横岳山頂からもしばらく鎖、梯子があります。
バランスを崩さぬよう、ストックも収納して進みました。
硫黄岳に近づく風が強いことが多いですが、当日はそれほどでもありませんでした。

横岳山頂




(硫黄岳~赤岳鉱泉~美濃戸)
硫黄岳山頂からの下り口、ケルンに注意します。
山頂からしばらく進んだ赤岩の頭からの下降点も注意します。
しるしがあります。
もう少しで、その下降点の雪も融けるでしょう。
その後は、普通の登山道。
ただ、赤岩の頭から赤岳鉱泉までの樹林帯には、
かなり減ったとはいえ、まだ結構雪が残っています。
歩きにくいところもあります。


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