9月1日の北岳、八本歯のコルまで、09年9月1日(2)
(1)はこちらです。
7:35二俣到着です。
二俣から見る雪渓と北岳
バイオトイレも健在です。
広河原を出ると二俣がまず目標になりますので、ちょっと休憩します。
乗り合いタクシーで一緒だった男性、間ノ岳だけの
ピストン往復を目論んで、広河原山荘に着替え等の荷物を
置かせてもらい、ピストンが終わったら、広河原山荘で
宿泊しようとしていたようですが、少し無理があるのか、
広河原山荘で叱責され、着替えを持って、間ノ岳に向い、
北岳山荘等で泊まることにしたようですが、、、。
八本歯のコル辺りまで、付かず離れずだったこの男性。
この男性だったら、特に無理はなかったと思いますが、、、。
当然のことながら、その男性は北岳山頂は向いませんので、
トラバース分岐辺りで離れますが、どうなったでしょうか、その後。
それほど、歩きが遅い方ではないように思いましたが、、、。
さて、食べて、飲んで、周囲を見て、雪渓も見て、出発します。
7:45二俣発。
雪渓に残雪多く、しばらく前まで、雪渓を登るのは、
自主的に規制するように言われていましたが、夏道が出れば、
もうそうした心配はありません。
雪渓には、こんな空洞も
もちろん落石の心配は常にあるのですが、、、、。
さて、そうした雪渓沿いの左俣を八本歯のコルに向います。
そう、次なる目標は、八本歯のコルです。
このルートを最後に登ったのは、昨年10月22日でした。
さて、ここからは苦しい登りです。
どんどん標高を稼ぎます。
意外なほどお花がたくさん咲いています。
バットレスも凄いです。
青空に良く映えています。
件の男性とは付かず離れず。
同じようなペースです。
このルート。
下ばかり向いていると思わぬ方向に行かぬとも限りませんから、
岩などに書かれているペンキマークは注意して追います。
だんだんと八本歯のコルに近づくのがわかります。
振り返れば大好きな鳳凰三山が良く見えますが、
早くもガスが上がってきています。
バットレスにもガスがかかります。
新しい指導標をほぼ直角に曲がるようにして、バットレスを正面に、
そしてすぐに右にバットレスを控えながら、コルに向います。
例の男性に先に行ってもらいます。
梯子が現れてきます。
バットレス
左からは、池山吊尾根が迫ってきます。
そして、ようやく八本歯のコル。
間ノ岳方面の展望が開けますが、ガスが、、、。
9:22八本歯のコル到着。
息があがります。
例の男性が聞いてきます。
我々が歩いてきた道が地図には載っていませんね。
どうも、この男性、地図をあまり見ずに、二俣からは、
私の後を付いてきたような感じらしく、我々が登って来たのが
左俣の道であることもわかっていなかったようです。
とても危険ですね、、、、。
厳しい登りが見えています。
続く。
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