荒川三山、赤石岳、2日目、9月11日、大聖寺平まで

Y-chan

2008年09月14日 09:55

前置きはこちら。

1日目はこちら。

9月11日(木)

4:20くらいに目が覚めた。
5:00からの朝食に備えて、身支度整えた。

4名の宿泊だったが、やはり誰かがトイレに起きるとその度に目が覚めた。
これで50人も泊まっていたら、疲れも取れないだろう。
私は、何とか疲れも取れた。

日の出は、5:10ころという。
赤石小屋に泊まるつもりだったので、朝食食べて、すぐに出ればよいと思った。
朝食を食べて、サー出発。


富士山が白々としてきた。
完璧なご来光ではなかったが、久しぶりの高いところでの日の出。


小屋の人たち、同宿した3名に挨拶。
大阪のご夫婦が先行された。
ご夫婦は、調子よければ、赤石小屋。
悪ければ、赤石避難小屋に泊まると言う。

もう1人の百高山を目指している名古屋の男性は、
聖岳まで行くので今日は、百間洞小屋に向かうらしい。


5:35 千枚小屋発
ご夫婦にすぐに追いつき、追い越した。
早速息が上がる。
苦しい。
ベルトを緩める。
まだ緊張があるのか。
だんだん空が明るさを増し、登山道もよく見えて来た。




6:05 千枚岳
やはり櫛形山が良く見えた。
と、いうことは櫛形山に登る時も千枚岳が見えているということ。




6:10 千枚岳発

富士山もよく見えた。

さて、一端下るが、手と足を使う下り。
ストックをしまい、細心の注意で下る。
鞍部からまた登るが、次第に塩見岳や間ノ岳が見えてきた。

北岳は、間ノ岳に隠れていたようだが、実際には、見えるらしい。
もちろん、左に目をやれば大きな赤石岳や聖岳、兎岳、上河内岳が。
上河内岳というのもかなり目立つ山だ。



秀麗だ。

先に丸い山が見えていたが、それが丸山であった。



6:50 丸山着



この山も3,032メートル。
しばらく行くと、悪沢岳。

6:55 丸山発

周囲に見とれる。
さえぎるものがない、360度の展望。


7:15 悪沢岳着
悪沢岳だ。
3,141メートル。
右にカールが大きい。




金沢大学のワンダーフォーゲル部の学生たち。
7人だったか。
写真を撮ってくれる人を待っていたのであろう。
撮ってあげた。
彼らは、北岳まで縦走するらしい。




その北岳は、角度的には、間ノ岳に隠れていたようだが、本当は、見えるらしい。
7:28 悪沢岳発

悪沢からの下りも手と足を使って、細心の注意。
注意をすれば、問題ないが、落ち着いて登り下りする必要があるだろう。

西を見れば、恵那山、中央アルプス、御嶽、乗鞍岳、
北アルプス、妙高、火打山辺りまで、よく見えるのだ。
甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山もみえていた。
そうそう、奥秩父の盟主金峰山も。
すごい眺め。
圧倒されながら、中岳へ。



中岳避難小屋の前では、小屋番か休んでいた。


塩見岳の方に目をやると小河内岳避難小屋が見えた。
この小屋、眺めがいいらしい。

中岳避難小屋も稜線に立ち、抜群の眺めだ。

千枚小屋の数段上の眺め。
但し、施設は千枚小屋より落ちる。

8:20 中岳
単独登山者。
お互いに写真を撮り合った。
今日は、千枚小屋に宿泊という。



8:28 中岳発

8:38 前岳発




さて、荒川小屋へ大きく下る。
かなり急降下する。
ガレてすべりやすいところを上手に下る。
下る。下る。下る。


9:06 そして、荒川小屋着。
東海フォレストの小屋らしく、こぎれいにこじんまりと。
お腹が空いていたので、パンがあるかどうか聞いた。
ないそうだ。
千枚小屋には、パンがあった。
9:11 荒川小屋発



さて、大聖寺平へ登る。登る。
わずかながら登る。
苦しい登り。

赤石岳が大きい。
この辺りは荒川三山と赤石岳に囲まれた感じのするところだ。

9:36さて、大聖寺平。

ここで、昨日の朝、一緒に東海フォレストの送迎バスに乗り合わせた2名に会った。
彼らは、赤石小屋から5:10に出発したと言う。
赤石小屋は、千枚小屋と対照的に10数名も宿泊していたらしい。

この辺りに来ると、聖岳に向かう稜線がぐるりと回りこんで、
途中に中盛丸山や兎岳などがあることがわかる。

いい感じ。

荒川三山も大きく。



9:41 大聖寺平発。

また続く。

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