色々悩んだ南アルプス南部登山の計画
もう1週間が経つが、まだ余韻に浸っている南アルプス南部の荒川三山、赤石岳。
実現までには、障害も多かった。
単独ゆえの気迷いなどもある。
まず、アプローチ。
直線で自宅から線を引けば、良いが、そんな道は、林道くらいしかない。
早川町から井川に抜ける雨畑井川林道。
ラフは夜間に走りたくなかった。
林道というのは、以外に速度も出ないものだ。
だから、登山口の椹島に向かうのに、山を大きく迂回するように、
結局、静岡県静岡市まで大きく下った。
そこから井川ダム方面に向けて再北上。
それにしても遠かった。
次に東海フォレストのバス。
この時期は本数も少なくなるし、且つ朝一番が8:00。
団体さんの状況次第で臨時も出るが当てにできない。
仕方ない。
8:00のバスに乗る。
9:00以降に登山口の椹島を出発することになった。
私が取ろうとするルートで最寄りの東海フォレストの山小屋は千枚小屋。
ここまでがコース時間6時間半。
単純計算で、9:00登山口発で、6時間半。
15:30の千枚小屋到着。
実際には、14:30に到着。
本当は、荒川小屋まで行きたかった。
でも、千枚小屋から荒川小屋までのコース時間は、4時間。
歩いたことがないから、実際どれくらいかわからない。
2日目に歩いて見ると、千枚小屋から荒川小屋まで、少し急いでいたが、3時間半。
やはり時間がかかる。
15:30プラス4時間だと19:30。
と言うわけで、千枚小屋を1日目の宿泊地に。
2日目の宿泊地は、コース時間で10時間弱の赤石小屋を想定していた。
3日目に赤石小屋から下り、椹島でシャワーに入る想定までしていた。
その場合の椹島からのバスは、10:00を予定。
実際歩いてみると7時間半で赤石小屋着。
そのとき、約13:00。
私の性格からは、当然、椹島に下った。
椹島15:30。
当然東海フォレストの畑薙第一ダム行きのバスは
14:00で終わっているから、東海フォレストの椹島ロッジ宿泊。
このように、私の歩いたコースは、よほどの
無理をする人でない限り、2泊が必要となる。
たまには、いいか、とも思うが、ちょっと何とか
考えてくれないか、と言う気にもなる。
もっと日程を取り、一気に聖岳まで目指し、畑薙第一ダムにまで下れば、
帰りの畑薙第一ダムまでのバスは気にせずに済むのだが。
バランスが難しい。
だから、なかなか南アルプス南部は登ることができなかった。
でもやっと手がかりができた。
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