初春の櫛形山、09年4月3日 (2)

Y-chan

2009年04月06日 22:52

(1)はこちら。

10:30裸山到着でした。


裸山では30分くらいかゆっくり。
双眼鏡でみると白峰三山の北岳を下りた
ところに雪をかぶった北岳山荘がみえました。
北岳の右に目を動かせてゆけば、早川尾根にアサヨ峰が
せりあがり、鳳凰三山が一塊に見えるこの角度と
その早川尾根との間に甲斐駒ケ岳も見えます。
まだまだ白いですね。

裸山には、よく見ると、これまでも気づいていたはずですが、
灯油缶のような缶、木材を運んだと思われるワイヤー、
ワイヤーを巻いていたもの(名称がわかりません)など、
そこかしこに人間の営みが見て取れます。
雪解けのそして、植物の営みが盛んになる前だからこそ、
こうしたものがさらに目に付いたのでしょう。
今までもめにしていたはずですが、今回は殊更に
それが目立ちました。







裸山は、アヤメ平と並び、アヤメの群落でも有名ですが、今年はどうでしょうか?

風も穏やかでしたので長居をしましたが、先に進みます。

11:00裸山発

さて、これからアヤメ平の間までは、樹林帯で雪が
融けているところはほとんどないと思われるところ。

以前、この短い裸山とアヤメ平の間を
スノーシューで大いに労苦したこともありました。
2008年1月24日の櫛形山。

でも今日は、雪も少なく、数名が歩いていますので、
スノーシューも要らず、アイゼンをいらず。
危なげなく、わずかに下っていきます。

実は、裸山に到着する前に裸山コースと原生林コースに
分けれるところがありますが、本日は、白峰三山も見たいので、
当然裸山コースを取りましたが、アヤメ平に向うと途中原生林
コースと限りなく、接近するところがあり、その原生林
コースの切り開きから大きく富士山が顔を覗かせていました。


この辺りで、鹿が出迎え。
写真を撮る間もなく、あっという間に西の斜面を下っていきました。

さて、たいした苦労もなく、雪の上を順調にアヤメ平に下りました。

11:25アヤメ平
奥というか、西にわずかに向って、白峰三山に近づくように
進むと北岳がとりわけ大きく見えるのですが、やめました。

この辺りでカモシカが。
よく目をあわすことのカモシカですが、逃げていきました。

さて、11:30 アヤメ平発
このアヤメ平は昨年8月14日に登ったとき、アヤメ平ではなく、
「マルバタケブキ平」になっていました。
詳細はこちら。





裸山同様、今年のアヤメはどうでしょう??


北尾根を下りますが、日当たり良いので雪はほとんどないと
思った予想が当たり、わずか、数メートルの部分に
雪があっただけで、中尾根との違いを見せました。


特にこの下りは、何度も登り、下っているので、
特筆すべきものありませんが、中尾根もそうでしたが、
時折、自宅方面が見えるので安心感があります。

12:20 みはらし平
ここまで櫛形山林道が通じていますが、今は冬季閉鎖。
実際、みはらし平までに眺めた
櫛形山林道は、日陰が凍結しているようでした。



富士山も良く見え、金峰山、八ヶ岳、御坂山塊、大菩薩、遠くは、浅間山。




12:25 みはらし平発
ここからは、植林の中を歩いたりしますから、ちょっと単調になります。

北尾根登山口の生活林道にぶつかり、


県民の森駐車場まで歩きます。
時折、カーブミラーに自分を写してうっとり(なぜ?)したり、
沢筋にごみが落ちているのを悲しんだり、早くも山菜取りなのか、
軽自動車が止っているのに驚いたりしながら、県民の森駐車場へ。

春ですか、、、。
いかにもと、いう風情で、自然を満喫しにきている感じの人たちが大勢でした。

13:16 県民の森駐車場着

自宅まで近いので、着替えもせず、そのまま車を走らせます。

今日も充実しました。

総合時間:6時間23分
歩行時間:5時間22分
歩行距離:13.6km


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