裸山には、よく見ると、これまでも気づいていたはずですが、
灯油缶のような缶、木材を運んだと思われるワイヤー、
ワイヤーを巻いていたもの(名称がわかりません)など、
そこかしこに人間の営みが見て取れます。
雪解けのそして、植物の営みが盛んになる前だからこそ、
こうしたものがさらに目に付いたのでしょう。
今までもめにしていたはずですが、今回は殊更に
それが目立ちました。
裸山は、アヤメ平と並び、アヤメの群落でも有名ですが、今年はどうでしょうか?
風も穏やかでしたので長居をしましたが、先に進みます。
11:00裸山発
さて、これからアヤメ平の間までは、樹林帯で雪が
融けているところはほとんどないと思われるところ。
以前、この短い裸山とアヤメ平の間を
スノーシューで大いに労苦したこともありました。
2008年1月24日の櫛形山。
でも今日は、雪も少なく、数名が歩いていますので、
スノーシューも要らず、アイゼンをいらず。
危なげなく、わずかに下っていきます。
実は、裸山に到着する前に裸山コースと原生林コースに
分けれるところがありますが、本日は、白峰三山も見たいので、
当然裸山コースを取りましたが、アヤメ平に向うと途中原生林
コースと限りなく、接近するところがあり、その原生林
コースの切り開きから大きく富士山が顔を覗かせていました。
この辺りで、鹿が出迎え。
写真を撮る間もなく、あっという間に西の斜面を下っていきました。
さて、たいした苦労もなく、雪の上を順調にアヤメ平に下りました。
11:25アヤメ平
奥というか、西にわずかに向って、白峰三山に近づくように
進むと北岳がとりわけ大きく見えるのですが、やめました。
この辺りでカモシカが。
よく目をあわすことのカモシカですが、逃げていきました。
さて、11:30 アヤメ平発
このアヤメ平は昨年8月14日に登ったとき、アヤメ平ではなく、
「マルバタケブキ平」になっていました。
詳細はこちら。
裸山同様、今年のアヤメはどうでしょう??
北尾根を下りますが、日当たり良いので雪はほとんどないと
思った予想が当たり、わずか、数メートルの部分に
雪があっただけで、中尾根との違いを見せました。
特にこの下りは、何度も登り、下っているので、
特筆すべきものありませんが、中尾根もそうでしたが、
時折、自宅方面が見えるので安心感があります。
12:20 みはらし平
ここまで櫛形山林道が通じていますが、今は冬季閉鎖。
実際、みはらし平までに眺めた
櫛形山林道は、日陰が凍結しているようでした。
富士山も良く見え、金峰山、八ヶ岳、御坂山塊、大菩薩、遠くは、浅間山。
12:25 みはらし平発
ここからは、植林の中を歩いたりしますから、ちょっと単調になります。
北尾根登山口の生活林道にぶつかり、
県民の森駐車場まで歩きます。
時折、カーブミラーに自分を写してうっとり(なぜ?)したり、
沢筋にごみが落ちているのを悲しんだり、早くも山菜取りなのか、
軽自動車が止っているのに驚いたりしながら、県民の森駐車場へ。
春ですか、、、。
いかにもと、いう風情で、自然を満喫しにきている感じの人たちが大勢でした。
13:16 県民の森駐車場着
自宅まで近いので、着替えもせず、そのまま車を走らせます。
今日も充実しました。
総合時間:6時間23分
歩行時間:5時間22分
歩行距離:13.6km
あなたにおススメの記事