甘利山 1745m。
千頭星山 2139m
金曜日から週末は御殿場でお仕事。
米国人のアテンドが屋外イベントで待っており、
その前にちょっと山に登りたく。
目的地は、甘利山、千頭星山。
2座共に山梨百名山です。
甘利山、千頭星山は鳳凰山、辻山の山塊の東に並行した
山並みであり、御所山、千頭星山、甘利山などがあり、千頭星山が最高。
鳳凰山、観音岳から見るとこれらの山が良く見えます。
写真左のほうが千頭星山(鳳凰三山から、2009年5月1日)
逆に言えば、甘利山、千頭星山からも
鳳凰山塊が見えるはずということです。
千頭星山の先を行けば、大きくオオナジカ峠に下り、
そこから大きく辻山、苺平に通じますが、今は歩く人も多くないようです。
なぜかと言いますと夜叉神峠からの登山道が主流になっているからです。
苺平に見える甘利山、千頭星山に通じる指導標(2009年5月1日)
このオオナジカ峠は山梨県増穂町辺りから見ますと、
本当に大きく下っているのがわかるので、
安易にこのルートは取るべきではないでしょう。
C-chanは一度歩いていますが。
私も今年日帰りで、観音岳まで登りたいと思っています、、、、。
甘利山はもっと下のさわら池からも登れますが、
いつもずるしてしまいます。
前置きはこれくらいで、
C-chanも行くというので、急遽、朝決めて支度して、出発。
仕事も気にしながらとなりました。
今日の目的は、適度に体を動かし、鳳凰三山をみること。
自宅を8:45頃出発。
途中のコンビニで昼食購入。
甘利山に通じるカーブのとても多い
甘利山公園線を甘利山駐車場に急ぎます。
この甘利山公園線は例年4月下旬に開通します。
数台駐車。
身支度整え、出発です。
9:52甘利山駐車場発
ここまで車で登ってきますと甘利山も近いです。
ずるばかりしてすみません。
植生保護
これから向う千頭星山
鳳凰三山の一部も見えています。
10:07 甘利山山頂
甘利山倶楽部の知り合いがおりました。
6月には、見頃となるつつじもまだまだですね。
ここからも鳳凰三山が見えたのですね、、、。
いつも雲に覆われていたような感じです。
また、南には、大きく白い悪沢岳、笊ケ岳も見えました。
もちろんすぐそこの櫛形山も。
先を急ぎます。
帰りも同じルートを取るものと思っていたので、
甘利山山頂の写真を撮りませんでした。ところが、
帰りは甘利山山頂手前、登り返しを左に折れ、
かつてスキー場があったスロープを下りました。
10:10 甘利山発
このルートは特に難しいところもなく、
適度な急登りとそれと交互に現れる笹原のゆったり歩きがあり、
ファミリー向けともいえるルートですが、雨の後や
初春の雪解け時などは歩きにくいでしょうし、木の根など注意しましょう。
甘利山駐車場が1645mの標高で、
千頭星山が2139ですから、500m足らずの標高差です。
ということで、時に急登り、時に笹原のゆったり歩きをして、
高度を稼ぎ、山頂に近い、本来富士山も良く見えるはずの
笹原からは富士山は見えず。
御所山への分岐、御所山は青木鉱泉から道が
通じていますが、藪っぽいようです。
山頂に近くなる笹原から鳳凰三山が一段とよく見えました。
最近雪も降っており、白さも増しています。
週末も雪降るかも知れませんね。
ということで、途中1組の下山者に出会い、1人の登山者を追い抜き、
C-chan共々息もそれほど上がることなく、千頭星山に到達です。
11:18 千頭星山着
おにぎりなど食べていると先ほど追い抜いた登山者も到着しました。
ここから先に行けば、先ほど触れたかつての鳳凰三山へ
の主要な登山路、オオナジカ峠に大きく下って行きます。
11:38千頭星山発
今日は、雨の後でもなく、雪解直後でもないので、らくらく下れます。
とはいえ、下りは常に慎重に。
笹原から櫛形山
途中、きれいに甘利山が見えるところがあり、
かなり遠くに見えるのですが、あっという間に近くに見えてきます。
別の笹原から雪の少なくなった八ヶ岳がぼんやりと
甘利山の山頂への登り返しの前に、甘利山に戻らず、
スキー場のあった方向へ、左に折れました。
気持ちの良い笹原の中を歩き、甘利山駐車場の
先の林道にぶつかり、林道を登り返して、駐車場。
軽食などができるつつじ苑に寄ると、甘利山倶楽部の方たちが集合。
色々お話して帰りました。
休んでいると冷たい風が吹き付けてきましたよ。
週末は寒いのでしょうか?
つつじ苑からの風景
駐車場からやはり雪が少なく見える金峰山
なお、甘利山、千頭星山は2008年にも登っています。
2008年6月17日
2008年9月28日
甘利山駐車場9:52-10:07甘利山10:10-11:18千頭星山11:38-12:40甘利山駐車場
総合時間:2時間48分
歩行時間:2時間25分
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