甲武信岳、日帰り、西沢渓谷から 09年1月17日(1)

Y-chan

2009年01月17日 23:42

昨年2月21日には、この甲武信岳を今日と同じく、西沢渓谷から日帰りしたが
トータルで、12時間近く、歩行時間も10時間程度に及ぶ、凄まじいものだった。
今回は、14日にC-chan他が登っており、ある程度のトレースが
期待できるので、スノーシューなどは持たず、アイゼンだけにした。
アイゼンは、結局使用しなかった。

しばらく多忙で、やっとひと段落。
だから少し落ち着いて登れるかな。
いずれにせよ、西沢渓谷からの甲武信岳は、
きついから充実感は大きいだろう。



昨年の記録を見たら、同じ、1月17日にやはり、甲武信岳に登ろうと、
西沢渓谷まで車を進めていたが、強風に少し雪も混じり、気弱になって大
菩薩に変更した苦い思い出がある。
それに比べたら、少しは精神的にも強くなったか?

4:30 起床
5:10 自宅発。
食料を購入していないのでコンビニへ。
朝食、昼食購入。
まだ真っ暗だ。

一路、国道20号線、140号線を道の駅「みとみ」へ。

6:30道の駅「みとみ」駐車場
1台の車も停まっていない。
西沢渓谷の入り口には、登山者用の駐車場もあるから、そちらに停めても良いが、
坂があり、そこが雪などで、凍りつくと厄介だ。
今日は、その登山者用の駐車所も問題はなかったようだが、、。

6:52 道の駅みとみ出発
身支度に時間がかかった。
手も冷たくなったし、、、。
はじめだけ、少し140号線を歩くが、車道は除雪され、
塩化カルシウムもまかれているようだが、歩道は、除雪もされていない。
なんか変だけど、、、。
車優先ですか、、、。

今日も徳ちゃん新道を登る。
途中まで、西沢渓谷の遊歩道を通る。
一部は凍り付いている部分もあるが、注意して、そうした部分は迂回すればよい。
特にアイゼン着けるほどでもないし。


7:20 徳ちゃん新道入り口
下山時撮影


7:25 徳ちゃん新道入り口発

早くも雪の登山道。
この徳ちゃん新道は、時に緩やかに、時に急登り。
時に石楠花のトンネルに、岩尾根のやせた部分。
急登りの部分は、アイゼンを履いていないから、大変。
時折、ずるずるッと。



でもアイゼンを着けても行動が遅くなるから、、、。
左には、山梨百名山の難関「鶏冠山」。
未だ登っていない。

そのまま、これから向かう甲武信岳の手前にある木賊山(とくさやま)に連なっている。



今日もそれほど寒くない。
そもそもほとんど風がないではないか。
鶏冠山を眺め、先の木賊山を眺め、急な登りをこなし、
やせた岩尾根を過ぎれば、



近丸新道との分岐。
この近丸新道は、徳ちゃん新道の入り口より手前に、「戸渡尾根」の立派な看板がある。

9:15 近丸新道合流点。
近丸新道にもトレースは付いていたが、そういえば、しばらく歩いていないのです。
今度歩いてみようかな。
夏道で。

9:35 近丸新道合流点発

さて、これからも再び石楠花トンネル。

石楠花が左右に迫り、登山道が狭くなっている。
その前に、右手を見れば、いつぞや登った、破風山が聳えている。


さて、この石楠花トンネルを抜けると今度は、樹林帯。
しかもかなりの急な登りだ。


昨年2月21日には、ここをスノーシューで必死に歩を進めた。
今日は、トレースがあるから気分的、体力的にかなり違うのだ。
それにしてもこの樹林帯の急な登り。
下山時に気が付いたが、かなり続くのだ。
よく頑張った。

よく頑張るとやっとガレて見晴らしの良いところにでた。

ここまで、こんなに時間がかかったのか、、、。
家に電話する。

いい感じで富士山や周囲の山が見える。




しばらくは又樹林帯。
高度的には、もう甲武信岳の高さまで来ているが、木賊山まで行って、
一度甲武信小屋まで、下り、最後に登り返さねばならない。
これがつらい。

さらにしばらく樹林帯を進むと、奥秩父縦走路。

右に行けば、破風山、左は木賊山、甲武信岳。
雪が多くなる。


時折、トレースがかき消されていて、自分でトレースをつける。
つらい作業だ。

11:15 木賊山



続く

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