赤岳、単独日帰り、09年2月2日(3)、下山

Y-chan

2009年02月04日 22:55

(1)はこちら。(2)はこちら。

12:30 赤岳山頂発

頂上小屋までは、わずかだが、踏み跡消え、
やせた、細い部分を歩かねばならない。
下を見るとスパッと切れている。
落ちたら、、、、、。

慎重に、慎重に進む。
平静心を失わないことが肝要なんでしょう。
わずかの距離だが、踏み跡がない恐怖というのもすごい。

赤岳頂上小屋の看板が見えていたが、そこは、本来2Fの部分だ。


それほど、雪が吹き溜まっている。
さて、怖い急坂を赤岳展望荘まで下らねばならない。


文三郎尾根を戻っても同じように急坂だ。

この急坂でも部分的に踏み跡が消えていたが、
できるだけ、トラバース気味を避けて、進んだ。
この辺りも落ちたらとまらないだろう。

天気が良いと、こういうところが見えてくる。
先週は、視界がなかったのと、踏み跡もある程度はっきりしていたし、
新雪もなかったので、幾分、というか、かなり楽な気持ちだったろう。
SKさんもいたし。。。

とはいえ、見えていた赤岳展望荘まで慎重に下った。
2月中旬から営業を再開する赤岳展望荘。
すごいね、、、。


13:00 赤岳展望荘着
展望荘の周りもかなり吹き溜まっていて、そんなところで、ラッセルした、、、。
家に電話する。





13:10 赤岳展望荘発

ここから大きな心配。



地蔵尾根は先週も一部、上部だけだが、不明瞭な箇所があったが、今日は、大丈夫だろうか?


不安は的中。
谷筋の急なところを下ってしまい、すぐに軌道修正。
すると踏み跡が出てきた。
新雪もあり、歩きにくい。
でも、これで安心。
でもこの地蔵尾根も急だ。
一歩間違うと、、、、。



慎重に慎重に。

先週休んだ樹林帯上部のところに来るとかなり安心した。
後は、普通に下るだけ。

13:55 行者小屋

ここで、改めて気がついた。
雪が増えたこと。

アイゼンはずし、ピッケルしまい、下山準備。
美濃戸口まで歩かなければならない。



もう14:00。

できれば、16:00までには、到着したいが、、、。

14:15 行者小屋発

ぐんぐん下る。
時折、振り返って、今日1日を考えた。


いい天気だった。


下りながら、やっぱり雪が多くなったと、考えた。
気温も上がっているのか、標高を下げてくると雪が融けている場所も出てきていた。
標高を下げてくるとそうしたことを繰り返すのか、滑りやすいところが多いのだ。

15:26 赤岳山荘

15:30 赤岳山荘発

後は、日当たりの関係で場所によっては、ぐちゃぐちゃ、
場所によってはつるつるした道を美濃戸口まで進むだけだ。

16:05美濃戸口

八ヶ岳山荘で、Mont bell club の特典を利用した、風呂に入って家路に着いた。
18:00前には、自宅に到着。




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