今冬も赤岳、2012年1月19日(3)
今更ながら、条件の良いときに登りました赤岳。
現在までには、雪は随分増えていることかと思います。
さて、もうだいぶ時間が経過しましたが、相変わらず、さばさばと、書いていきます。
前回までで、南沢を歩いて行者小屋に到着でした。
(1)はこちらでした。
(2)はこちらでした。
人が少ない木曜日の登山でしたが、行者小屋には、女性1名を含めた
若いグループがこれから文三郎を登ろうと、準備もしておりました。
私もアイゼン装着、もらい物のピッケル準備、結局不要だったかも知れないバラクラバなど準備。
ここまでも、実は、薄いバラクラバをしておりましたが、それに重ねます。
テントも一張りありました。
土日とは比べようのない静けさ。
これが好きです。
行者小屋に到着する前から、文三郎尾根を登るか、地蔵尾根を登るか、
緊張しながら考えていましたが、やはり、心の叫び通り、地蔵尾根を登ることにします。
若者より先に出発です。
まだ梯子は出ていましたね、、。
曇りを予想していたけど空は青く、心が落ち着きます。
トレースもしっかりでしたしね。
途中で下山者にも会います。
風もなく、穏やかです。
これはいいぞ、、、。
梯子も出ていますが、登りにくいので、巻いてトレース付けていますね。
周囲の眺望が開けてくると、うまく足場を確保しながら、写真を何枚も撮ります。
阿弥陀岳は圧巻です。
硫黄岳も見えていますね。
遠く北アルプスも、、
慎重に進みますが、振り返るとこんなヒヤッとするところ
とにかく慎重に、、、慎重に、、、。
そしてようやく地蔵の頭。
雪は少ないですね。
今はどうでしょうね。
そしてしばらく進めば赤岳展望荘。
2月10日より営業再開らしい。
この辺りでかなり疲れていました。
とにかく、一歩一歩。
天気も良く、微風で、地蔵尾根も通過して、気分的には、少し安心。
でもかなり疲れていて、、、。
見上げます。
この辺りから、行者小屋の若者より先に到着かな、後かな、、
なんて考えておりました。
山頂にいたら、写真撮ってももらおう、、。
そして牛歩の歩みで、、。
地蔵の頭から登って来た道を振り返って、遠く蓼科山方面まで眺めます。
蓼科山や北アルプス
硫黄岳、天狗岳アップ
これなら、もっと早く出発して、横岳方面に行っても良かったか、、
などと、まだ冬は未踏の方へ思いを馳せました。
さて、南峰にも例の若者4名が見えません。
これは私が先に到着したのか、もう山頂を去ったのか、、。
てっきり、文三郎尾根を登って、地蔵尾根を下りるのか、、とばかり思っていたので、、。
いずれにせよ、山頂は、独占状態でした。
時間
行者小屋10:40-
(地蔵尾根)-
11:44地蔵の頭-
11:50赤岳展望荘-
12:23赤岳山頂(北峰、南峰)
登山道
(行者小屋~地蔵の頭)
ここから、赤岳山頂、文三郎ルートで行者小屋に戻るまで、
アイゼン、ピッケル装着。
トレースを確認し、予定通り、地蔵尾根を登ります。
とても怖いトラバースを過ぎると地蔵の頭でした。
行者小屋で、アウターを着込みましたが、今日は、不要な感じでした。
鎖も見えていました。
梯子も出ていましたが、梯子は歩きにくく、
脇に道ができているところが多いです。
(地蔵の頭~山頂)
とにかく、慎重に、今日は、風が穏やかで、助かりました。
雪が飛ばされ、地面、岩の露出もあります。
前日までのトレースが、展望荘すぐのところ、
消えて、本日新たに付けられたような所もありました。
続く
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