残雪の編笠山、09年4月13日(2)
(1)はこちらです。
9:44には、山頂に着きました。
目の前の権現岳、赤岳、阿弥陀岳、遠く天狗岳などは
良い眺めですが、振り返ってみる南アルプスは、雲がかかりいまいち。
写真もほとんど撮っていません。
それほど寒くはありませんが、脱いでいたフリースを着込みました。
山梨百名山の標柱、富士山は見えず
今回行かなかった近くの西岳
この富士見高原からのルートは、南アルプスを
バックにするのですが、山頂に近くなるまで、それらは
ほとんど開けず、八ヶ岳の山々も西岳を除いて、頂上に
至って初めて目にすることができ、展望的には、
途中の楽しみはあまりないですね。
しんどい登りといえるのでしょうか。
でも八ヶ岳の眺めでも充分。
北アルプス方面なども、天候下り坂ですから
あまり良くありません。
この時まで、頭の中では、青年小屋に下って、西岳目指して
なんて考えていましたが、仕事も入っているようだし、青年小屋方面
に下るトレースはあるものの、その先、西岳までが心配だったので、
無理はせず、来た道を下ることにしました。
10:22編笠山山頂発
同じ岩塊を下るのは、ちょっと嫌な感じがしました。
岩塊を下る途中、うっすらと霧が峰方面が見えておりました。
なんか、久しぶりにこうした岩塊を歩くからか、
靴が重いからか、てきぱき下れず、ゆっくり下っていきます。
登りでは、リュックに片付けておけばよかったストックを
手に持ったまま、この岩塊を登ってきてしまいましたが、
下りはストックをしまいました。
岩塊が切れる2400mくらいで、ストックを出し、
アイゼンも再び装着しました。
10:42 2400mくらいでアイゼン装着
10:48 2400mくらいの地点を出発
雪の斜面を下ります。
景色は開けないですから、無心に下るだけ。
樹林帯に入っていますから、登り同様、
リボンなどの目印を見逃しません。
2,3度、立ち止まることもありましたが、
何とかそうした道標を見失うことなく、高度を下げて行きます。
そろそろ、アイゼンも外したくなるように、
アイスバーンが途切れ途切れになってきます。
登りでアイゼンを装着した同じくらいの地点で、アイゼンを外します。
11:28 2000mくらいでアイゼン外し
11:38 2000mくらいの地点を出発
アイゼンを外してすぐにもアイスバーンが現れ、
脇にそれ、斜面を下ろうとすると、しりもちをつきました。
落葉の下が凍っていたようです。
その後も、2,3度転倒、小枝が顔に当たるなどがありました。
岩小屋辺りまで、戻ると雪もありません。
安心して、カラマツの林を下ります。
12:16盃流し着
12:18盃流し発
次第に体も温かくなってきます。
やはり気温が高いですね。
林道も何回か横切るともうすぐゴルフ場。
こんな日でもゴルフの練習をする人の姿が見えました。
駐車場にも結構な数の車が、、、。
12:38富士見高原ゴルフ場着
体を拭いて、着替えました。
仕事があるから、気が焦り、いつもと違う道を
帰ろうとしたら、少しの渋滞にひっかかりました。
急がば回れ、、、ですね。
富士見高原スキー場、もう雪がほとんどない
甲斐駒ケ岳はうっすら見えました
総合時間:6時間28分、
歩行時間5時間9分、
距離約10km
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