残雪の編笠山、09年4月13日(2)

Y-chan

2009年04月15日 17:52

(1)はこちらです。
9:44には、山頂に着きました。
目の前の権現岳、赤岳、阿弥陀岳、遠く天狗岳などは
良い眺めですが、振り返ってみる南アルプスは、雲がかかりいまいち。
写真もほとんど撮っていません。



それほど寒くはありませんが、脱いでいたフリースを着込みました。



山梨百名山の標柱、富士山は見えず

今回行かなかった近くの西岳






この富士見高原からのルートは、南アルプスを
バックにするのですが、山頂に近くなるまで、それらは
ほとんど開けず、八ヶ岳の山々も西岳を除いて、頂上に
至って初めて目にすることができ、展望的には、
途中の楽しみはあまりないですね。

しんどい登りといえるのでしょうか。
でも八ヶ岳の眺めでも充分。
北アルプス方面なども、天候下り坂ですから
あまり良くありません。


この時まで、頭の中では、青年小屋に下って、西岳目指して
なんて考えていましたが、仕事も入っているようだし、青年小屋方面
に下るトレースはあるものの、その先、西岳までが心配だったので、
無理はせず、来た道を下ることにしました。


10:22編笠山山頂発



同じ岩塊を下るのは、ちょっと嫌な感じがしました。
岩塊を下る途中、うっすらと霧が峰方面が見えておりました。

なんか、久しぶりにこうした岩塊を歩くからか、
靴が重いからか、てきぱき下れず、ゆっくり下っていきます。

登りでは、リュックに片付けておけばよかったストックを
手に持ったまま、この岩塊を登ってきてしまいましたが、
下りはストックをしまいました。

岩塊が切れる2400mくらいで、ストックを出し、
アイゼンも再び装着しました。


10:42 2400mくらいでアイゼン装着

10:48 2400mくらいの地点を出発


雪の斜面を下ります。
景色は開けないですから、無心に下るだけ。


樹林帯に入っていますから、登り同様、
リボンなどの目印を見逃しません。


2,3度、立ち止まることもありましたが、
何とかそうした道標を見失うことなく、高度を下げて行きます。

そろそろ、アイゼンも外したくなるように、
アイスバーンが途切れ途切れになってきます。
登りでアイゼンを装着した同じくらいの地点で、アイゼンを外します。

11:28 2000mくらいでアイゼン外し
11:38 2000mくらいの地点を出発


アイゼンを外してすぐにもアイスバーンが現れ、
脇にそれ、斜面を下ろうとすると、しりもちをつきました。
落葉の下が凍っていたようです。

その後も、2,3度転倒、小枝が顔に当たるなどがありました。

岩小屋辺りまで、戻ると雪もありません。

安心して、カラマツの林を下ります。


12:16盃流し着
12:18盃流し発


次第に体も温かくなってきます。
やはり気温が高いですね。

林道も何回か横切るともうすぐゴルフ場。
こんな日でもゴルフの練習をする人の姿が見えました。

駐車場にも結構な数の車が、、、。

12:38富士見高原ゴルフ場着
体を拭いて、着替えました。

仕事があるから、気が焦り、いつもと違う道を
帰ろうとしたら、少しの渋滞にひっかかりました。

急がば回れ、、、ですね。

富士見高原スキー場、もう雪がほとんどない


甲斐駒ケ岳はうっすら見えました



総合時間:6時間28分、
歩行時間5時間9分、
距離約10km




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