天狗岳、硫黄岳周遊日帰り、09年6月19日(4)

Y-chan

2009年06月23日 12:31

6月19日は、八ヶ岳東側の稲子湯(実際には、ちょっと上のみどり池入り口)から
中山峠を経て、黒百合ヒュッテから東天狗岳、根石岳、夏沢峠、硫黄岳、本沢温泉、
みどり池、稲子湯(みどり池入り口)を周遊登山しました。

しらびそ小屋までの(1)はこちらです。
黒百合ヒュッテまでの(2)はこちらです。
東天狗岳までの(3)はこちらです。

そうですね。
ようやく、天狗岳の頂上に立って、硫黄岳、横岳、赤岳方面が見えるのです。

北八ヶ岳、蓼科山方面

根石岳、箕冠山、硫黄岳、その背後の赤岳、中岳方面



良い天気予報に誘われたのでしょうか。
嫌になるほどでは、ありませんが、途切れることなく、人が登ってくるのが見えます。
私が山頂に居た時も、5名ほど。
唐沢鉱泉や渋の湯から来られた人がほとんど。

次回は、渋の湯から登ってくるかな???

八ヶ岳は、今後は、四季を通じて楽しむつもり。
結局、近いし、山もいいし、コストパフォーマンス的なことを考えるといいですよね。

さて、本来なら、西天狗岳にも登るつもりでいました。

何せ、すぐそこに見えるのですから、、、。
コースタイムでも往きで20分、返りで20分。
40分では、ないですか、、、。

それなのに、これから向おうとしていた硫黄岳があまりに
遠くに見えたので、西天狗はやめることにしました。
このことを後悔したのは、箕冠山辺りでしたか、、、。
何だ、意外と近いではないか、、、、。
2007年4月12日に山梨百名山の扇山、百蔵山、それから権現山と1日で登った時も、
最後の権現山を見たとき、遠い、、、、と感じたことを思い出しました。


さて、これから先の根石岳、箕冠山、夏沢峠、硫黄岳までの道は初めて通る道です。
こういうときは、心躍るときもありますが、緊張するときのほうが多いですね。
実は、東天狗岳に到着してから、雲行きが怪しくなっていました。
降らないとの信念はありましたが、上空の一部に黒い雲が
発生してきますと、ちょっと気が焦ります。

とはいえ、予定を変更すること、まず、第一歩を踏み出します。

9:53東天狗岳発






がれて、浮石などもあるところを慎重に下ります。
右手を見ると根石岳と天狗岳との間にきれいにハイマツ帯が広がっており、
なんとなく、のんびりしたくなる場所です。


一旦、鞍部に下りますと、ますますそんな感じ。
本沢温泉からの白砂新道をあわせています。


ここと、朝方、しらびそ小屋で休んでいた男性が。
聞いたら、前日、赤岳等を登って、一旦しらびそ小屋に下り、
今からオーレン小屋経由で桜平に下るとの事でした、、、。
山の雰囲気を満喫されているようですね。

さてこの鞍部からも何度も天狗岳を振り返ります。


そして、少し登り返して、根石岳。

10:13根石岳
10:15根石岳発

それからまた、根石山荘の見える鞍部に下って、
根石山荘を右手に見て、箕冠山に登り返します。


この辺りは、とても歩きやすいですね。
根石山荘辺りも風の強いときがあるようですが、当日はそのようなことはなく、
不思議に思ったのが、硫黄岳は、諏訪側からの強い風を避けるよう
に立てられているのに対して、根石山荘は、その反対側に作られていたこと。
風が佐久方面から強く吹くのでしょうか?

さて、箕冠山に登り返します。
振り返って天狗岳、根石山荘


そして雪です。


今回唯一登山道で踏みしめた雪。
ちょっとあせりましたが、すぐ終わり。
また、あっという間に箕冠山にたどり着いたのにはちょっと驚き。
なーんだ、西天狗岳に登ればよかった、、、、。


10:24箕冠山
登山道の要衝。
そのまま真っ直ぐ行けば、オーレン小屋、夏沢鉱泉方面。
左に折れれば、夏沢峠、硫黄岳。


八ヶ岳にたくさんの山小屋があるのは、わかっていますが、
やはり一度通過しないとなかなか頭に入らないもの。
オーレン小屋、夏沢鉱泉、唐沢鉱泉、黒百合ヒュッテ、夏沢峠、、、などなど。
今回、やっと頭にすんなり入りました。

さて、10:30箕冠山発
実は、オーレン小屋にも行ってみても良かったのですが、
夏沢峠まで20分、オーレン小屋まで30分。
天候もいまいちになっていましたし、近くなっている硫黄岳に
もガスがかかり始めてもいたので、できるだけ短く、素直に夏沢峠に下ります。

特に何ということもない道を夏沢峠へ。
硫黄岳の爆裂火口が覆いかぶさるように迫ってきます。


そして、わずかで、
夏沢峠。


10:46夏沢峠


ここが夏沢峠か、八ヶ岳を北と南に分ける峠、、、。
そんな想いとは裏腹に峠は、何ら変哲もない、
夏沢ヒュッテと山びこ荘が並ぶ普通の峠に見えました、、、、。


ただ、ここからコース時間で1時間もかかって硫黄岳に登るのか、、
という重圧がのしかかるだけでした。


続く。



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