ようやく雪の権現岳、2010年2月24日(1)

Y-chan

2010年02月27日 12:26

2月24日、ようやく今年の目標の一つにしていた八ヶ岳、冬の権現岳に登りました。

前に三ツ頭までは雪のときでも行ったことがありました。

不安であったのは、三ツ頭からさきは、冬に歩いておらず、
且つ、トラバースする部分があるということ。
数日前に登られた方もいて、その情報では、何とかなりそうな、
ここ数日は暖かく、雪はどんな風になっているでしょうか、、。

4:40には起床し、5:40出発。
途中で、コンビニで朝食、昼食購入。
八ヶ岳を目指します。
途中、いつものように緊張から、道の駅にらさきでちょっと休みます。

鳳凰山も甲斐駒ケ岳も、そして八ヶ岳も良く見えておりました。
これはいいぞ、、、。

そして、6:40頃、登山口到着。
交差点の一角に駐車スペースが。
天女山に行く県道は、冬季閉鎖となっており、ここに車を止めます。

八王子ナンバーの車が一台。
後でお会いしますが、この方は、朝早く到着したようですが、シカが
道路を横断していたので、停止して待っていたら、シカに突撃されたようです。
三ツ頭を過ぎた辺りでお会いして、その話を聞きましたが、
車にも凹みができ、気持ち的にもへこんでしまったようでした。
でも、快晴微風で、周囲の眺望も言うことなく、そうした満足できる登山で、
その気持ち的なへこみも帳消しになったと、、、。

当日は、こんなタイムで歩きました。
やはり途中から重い冬靴に重いアイゼンを着け、ばてて、時間がかかっています。

天女山登山口7:07-7:27天女山7:36-7:50天の河原7:53-
8:58(2000m地点、アイゼン装着)9:20-10:15前三ツ頭10:28-
11:05三ツ頭11:20-12:18権現岳-12:22権現岳先12:25-
13:12三ツ頭13:34-13:52前三ツ頭13:55-15:16天の河原15:18-
15:28天女山15:33-15:44天女山登山口
総合時間 8時間37分、歩行時間:7時間



ルートは、こんな感じでした。
そうそう、車を止めたところまでは、凍結も何もありませんでした。
ノーマルタイヤでもこの状態が続けば の前提で、大丈夫そうですが、、、
今後を保証するものではありません。

さて、7:07に天女山登山口出発。
順調に天女山、天女山の駐車場、天の河原を過ぎます。
そして、1800mくらいにようやく一面に雪が出るようになりました。

それから、標高2000m以降がかなりの急登りとなります。
アイゼンも装着しました。
ここでミス。
ペットボトルをリュックに忍ばせていたのですが、アイゼン装着時に、
するっとリュックから落ち、そのまま登山道を転げ落ちてしまいました。
500mのお湯もあり、もう一本ペットボトルもあり、ジェルも持っていたので、
先行き心配ありませんでしたが、自分が滑落する前兆か、などと思い、
これなら、三ツ頭までにしよう、などとも思いました。

前三ツ頭辺りまでは、富士山や、南アルプス北部が良く見えます。
甲斐駒ケ岳や北岳方面
富士山



前三ツ頭までは、本当に急な登り。
アイゼンも着け、鈍重の歩みです。
気温も高め、汗が滴るときもありました。
前三ツ頭の直下は、ちょっとトラバース気味の急斜面。
ちょっと恐怖も覚えるのでした。

そして、ようやく前三ツ頭。
ここでやめるわけにはいきません。
富士山見て、気を落ち着かせます。
西を見れば、中央アルプス、御嶽も見えておりました。


前三ツ頭には、10:15には到着。
家に電話すると、三ツ頭までは、確か30分。
そうか、30分で着くのか、、。
10:28前三ツ頭出発。

日当たり良く、また雪が飛ばされ、こんなところもありました。
アイゼン必要ありませんが、外して、また着けても面倒です。


編笠山も視界に入るようになりました。
北アルプスの南部も視界に入るようになりました。


そして、甲斐小泉駅から延び、トレースがないと思っていたけど、
トレースがあった道を合わせ、まもなく三ツ頭です。

11:05三ツ頭到着。
30分以上かかりました。

ここまで来てようやく、この景色です。
待っていました。


続く

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