雪の金峰山に登りました、09年11月24日(2)
11月24日に雪のある金峰山に登りました。
(1)はこちらです。
さて、8:50には大日岩の指導標のある場所を出発します。
実は、一度アイゼンを着けましたが、すぐ外しました。
雪もある程度積もっていて、人が踏み固めていなければ、
アイゼン無しでも何とかなります。
しばらく平坦、一度急登をこなし、また少し平坦になり、その後稜線への急登。
以前この辺りで寒い思いをしましたが、今日は、そんなことありません。
この辺りは無心に登ります。
この部分を乗り切れば、稜線に出るのが
わかっているからでしょうか、とにかく無心。
特に難儀をするところもなく、無事に砂払いの頭。
9:48の到着でした。
稜線にでれば、展望が開けるのですが、今日は、南アルプスなども
見えないのではないかと思いましたが、雲海の上から顔を出していました。
ただ、先を見るとガスが、、、
今日は雲海のかかる甲州側から強風です。
しかし、それほど冷たくなく、堪えられないほどではありません。
だから進みます。
アイゼンも着けました。
オーバースペック気味の12本。
そういえば、ここまで駐車場であった群馬県のご夫婦以外誰にもあっていません。
9:55に砂払いの頭を出発して、稜線を歩きます。
ガスですか、、、
そんな気持ちにさせる、甲州側からのガスがかかります。
でも時折、強風がやみ、ガスが晴れるときもありました。
千代の吹き上げからは雲海がきれいに見えました。
またガスですか、、、。
気持ちが萎えます。
でもガスが晴れたりもします。
しばらく行くと、数箇所岩場で苦労しました。
これらの岩場、10月の夏道でも若者グループが難儀
していたような岩場で、雪が付き、どこに足をかけ、
どこに手をかけたらよいか、ちょっと考え込むところも2,3箇所ありました。
時には手を岩にかけて、力任せにからだを持ち上げます。
そして時に振り返り、時に周囲を見て、次第に五丈岩が近づきます。
稜線も雪が飛ばされたり、融けたりしている部分もあり、
アイゼンが岩をがりがりさせるところもありました。
穏やかな小川山と背後の浅間山
近づくシンボルの五丈岩
岩場では、苦労したものの、何とか五丈岩。
10:44金峰山山頂
そして、五丈岩より高い、最高地点へも登りました。
誰にも会いません。
山頂からの富士山
青空でなくても、幻想的な感じに撮れました。
八ヶ岳の右には、白馬、五竜、鹿島槍ヶ岳がしっかり見えます。
瑞牆山、八ヶ岳、白馬、五竜、鹿島槍ヶ岳など
穂高などは、八ヶ岳に隠れています。
南アルプスも白くなりました
国師ケ岳、大弛峠方面
五丈岩と南アルプス
ゆったりと気兼ねなく山頂のときを過ごしますが、、、
風も強く、長くはいられません。
続く
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