11月に続いて金峰山、09年12月22日(1)
12月22日、冬型の気圧配置が緩んだ日にあわせた
わけではありませんが、金峰山に登りました。
2年前、1年前なら、登らなかったでしょう。
12月の金峰山。
でもなにも12月の、、、なんて、断り入れなくてもいいのですが、
なぜか、12月の、というところにこだわりたい。
それほどなかなか一歩を踏み出せなかった。
確かにようやく11月の金峰山には登りました。
でも12月なら、もう少し雪も多くなり、、、、、。
何かと不安。
でもひとつ、ひとつの不安要素をクリア、、、、。
ようやく行く気になりました。
12月22日に登りましたが、この1週間ほどは、冬型の気圧が強まり、
富士山での片山氏の事務所の方々の遭難、
それに赤岳。
この要素もちょっとためらわれましたが、ちょうど
22日より冬型が緩むというので、力を得ました。
さて、当日は、4:00起床。
5:00過ぎには、自宅を出発し、瑞牆山荘に向います。
途中でコンビニで朝昼食を購入。
トイレ休憩も入れて、6:25分頃瑞牆山荘先の駐車場。
瑞牆山荘までの林道、本谷釜瀬林道、クリスタルラインは、
よく凍結注意といわれますが、今回は大丈夫でした。
でも天候の状況ではこの限りではなく、注意が必要です。
さて、今回は、こんな感じで歩きました。
瑞牆山荘先駐車場6:45-7:22富士見平7:33-8:17大日小屋8:26-
8:58大日岩9:03-9:57砂払いの頭10:05-10:47金峰山山頂11:15-
11:51砂払いの頭11:56-12:32大日岩12:41-13:02大日小屋13:12-
14:00富士見平14:08-14:35瑞牆山荘先駐車場
総合時間:7時間50分、歩行時間:6時間17分
車の中では、温度計がー9度を指す中、身支度整えます。
私の車の他にもう1台止っています。
どこに行くのか、出発したのか、していないのか、さっぱりわかりません。
下山時は、もうなかったですが、金峰山ではどなたにも会わなかったので、
きっと瑞牆山に登られたのでしょう(か?)
6:45分には出発します。
実は、頭の中では、金峰山怖い、瑞牆山にするか、、、
迷いも、、、
本当に、富士見平に到着したとき、その前に聳え立つ瑞牆山も
見ているので、瑞牆山に登ろうかとも思いました。
ちょっと気持ちがぐらついたのは、事実です、、。
でも予定通り、金峰山を目指すことにしました。
急な予定変更は思わぬアクシデントに見舞われたら、
後悔することになりますからね、、。
富士見平までの道は、富士見平直下につるつるの場所あり、注意します。
7:22富士見平到着
そういえば、前回トイレの脇にあった汚い紙がなくなっていました。。。
7:33富士見平発
予想通り、富士見平を過ぎますと雪が出てきて、かちかち、つるつる。
アイスバーンです。
残雪期もそんな感じになります。
それが大日小屋まで続き、その後は、いい感じで雪の上を歩けます。
8:17大日小屋着
やはり寒いです。
8:26大日小屋発
大日小屋からやや雪が多くなります。
しかし、トレースも誰かがわざわざつけているかのようにはっきりしています。
アイゼンを装着しました。
11月は苦労した一枚岩にも雪が付き、歩きやすかった。
大日岩の基部で展望が開けます。
8:58大日岩到着
9:03大日岩出発
この後は、稜線までいつもきつい。
それにしてもこの山、このルートをたどるとき、いつもきついと思います。
もちろん、冬の登山靴、アイゼン。
それだけでも大変ですが、いつもそう思うのです。
特に稜線に出るまで、、。
途中で目的の岩が、、、
つらいつらい登りです。
登山道では、途中から、雪の具合が良くなって、アイゼンの跡が見えたので、
朝の駐車場の車の方が入山しているのかと思いましたが、
どなたにもお会いしていないので、結局アイゼンは、昨日のものなのでしょう。
途中、わずかに風も強くなるところもありましたが、
たいしたことありません。
それでも登り初めから、ずっとモンベルのミッドウェイトの下着を着て、
1枚薄物、1枚厚物を重ね、さらにだいぶ前に買っていた
LLBeanのソフトシェルを着ていました。
だんだん稜線が近づくと緊張の度が増します。
あまりの強風なら、引き返そう、、、、。
そして、
9:57砂払いの頭到着
やはり強風で、目だし帽をかぶりました。
でも持参していたアルパインジャケットは身につけず
10:05に出発です。
稜線では、ピッケルを持参したほうがよさそうなところもありました。
場所によっては、やはり稜線。
強風です。
目だし帽をかぶるとサングラスが曇りやすくなり、困ります。
息が上がります。
でも周囲は絶景。
11月には、苦労した一部の岩場も雪が付いてむしろ歩きやすくなっています。
甲州側は絶壁で皆注意しますが、信州側も落ちるとかなりの滑落になるかも知れません。
とはいえ、普通に注意していれば大丈夫。
これなら何とか山頂まで行ける。
確信に変わっていきました。
そして、山頂。
10:47に到着しました。
続く
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