今年も甲斐駒ケ岳は黒戸尾根から、、2016年7月11日
過日、7月11日に苦しい登山と分かっているのですが、
昨年10月19日以来となる黒戸尾根からの甲斐駒ケ岳に登りました。
その日の時間
何か奇妙ですが、同じような時期に登った2013年7月19日の
総合時間と全く同じ。
歩行時間をとっても2015年10月19日とほぼ同じで5分しか変わらずでした。
尾白川渓谷駐車場5:40-7:00笹の平分岐-8:03刃渡り手前8:17
-8:32刀利天狗-9:05五合目小屋跡9:07-9:07屏風小屋跡9:10-
9:49七丈小屋-10:29八合目ご来光場10:43-11:37甲斐駒ケ岳山頂12:08-
12:56八合目ご来光場-13:25七丈小屋13:37-14:12屏風小屋跡14:14-
14:44刀利天狗-14:58刃渡り後15:08-15:44笹の平分岐-16:41尾白川渓谷駐車場
総合時間11時間01分、歩行時間:9時間33分
今回で7回目の黒戸尾根からの甲斐駒ケ岳のようです。
2015年10月19日以来
5回目は2013年7月19日でした。
4回目の2012年6月30日。
3回目の2010年8月13日。
2回目の2007年10月23日
最初の2006年10月20日
歩いたところ
もう10年も前に最初に登ったのですね。
当時は、現在の黒戸尾根より、はるかに難易度は高かった。
現在は、整備がかなり進んで、難儀したところも容易になりました。
とはいえ、その距離もさることながら、まだまだ難関の黒戸尾根です。
最近は、日向八丁尾根を絡める記録も多いようですが、
私は、純粋に黒戸尾根を登ります。
1年に一回、できれば、2回は登りたい黒戸尾根。
登山口となる尾白川渓谷駐車場まで、
自宅から40km足らず、行きやすい登山口です。
今回は迷わず黒戸尾根。
しばらく前から登りたいと思っていました。
ただ、寝坊は禁物、、。
5:00には登山口を歩き始めたかったのですが、結局、
3:30起床で30分寝坊が影響して、5:40の歩き出しでした。
下界も気温が高くなった日。
朝から風のない樹林帯を歩いて、汗びっしょり。
ようやく笹ノ平から刃渡りにかけたあたりから、風が通るところも
通過するようになって、気分がさわやかになったところもありましたが、
基本、大汗日でした。
日差しも強く、キャップ被っていましたが、
本当はハットタイプの帽子のほうが良かったと思いますね。
黒戸尾根で数名、北沢峠からの登山者も集まる山頂ではもっと多くの人がいるだろう、と
思いましたが、意外に少なく、皆さん到着されてもすぐに出発されるなど、
山頂を独り占めする時間もありました。
静かな山行きでした。
それにしても疲れます。
やはり長い、長い、、
特に下山時、刃渡り以降が長く感じます。
五合目小屋跡地から七丈小屋、七丈小屋から九合目あたり、
などなかなか厳しい区間もありますが、私が最初に黒戸尾根を登ったときより、
随分歩きやすくなっていますね。
秋にもう一度登ろうかな、、。
登山道の様子など、
(駐車場~笹の平分岐)
普通の登山道。
樹林帯で薄暗いです。
とにかく、長い感じがします。
(笹の平分岐~刃渡り~刀利天狗)
刃渡りまでは、普通の登山道。
かなりの急登。
それから刀利天狗まで鎖、梯子がわずかですが、連続します。
刃渡りから刀利天狗までは、ストックを収納するほうが良いでしょう。
刃渡り
(刀利天狗~屏風小屋跡、五合目)
普通の登山道。
屏風小屋跡に向け、最後は下ります。
下山時、登り返しがきついです。
刀利天狗
五合目小屋跡地には、かつての小屋から
廃棄され、斜面を埋め尽くすように残っていた缶、
ゴミがかなり処理され、まとめられていました。
昔の小屋は環境意識が今と比べると希薄でしたか、、
驚くほど斜面にごみがありましたよ、、
ヘリで荷下げの予定とか、、
五合目小屋を少し下ると屏風小屋跡
(屏風小屋跡~七丈小屋)
ストックしまっておきたいです。
いきなりの梯子です。
その後も梯子、鎖が多く、気が抜けません。
しばらくで、、橋を渡ってすぐに垂直の梯子、鎖場がありますが、難所です。
でも、だいぶ歩きやすくなっていた感じです。
慌てないこと。
下山時は、ちょっと怖いです。
七丈小屋は難所を抜け、しばらく進むと忽然と現れます。
(七丈小屋~ご来光場、八合目)
狭い登山道となります。
依然として、樹林も多く、眺望がないので、苦しい登り。
疲れもかなり出る頃です。
(ご来光場~山頂)
部分的にストックしまっておきたいです。
ご来光場の八合目から再び厳しい登りとなります。
これでもか、これでもか、梯子と鎖、大きな段差の岩。
それでもだいぶ歩きやすくなっています。
良く見るとセメントで石が固められていたり、、、。
登りやすいわけですね。
八合目、御来光場
鳳凰三山が見えていますね
北岳も、、見えてきました
よく見かける岩場、ステップあり、足をかけられますので、問題なし
かつての難所も岩を2段構えで固めて、容易に登れますね。
下りもその2段構えのステップのおかげで容易に、
剣が見えてくると山頂も近づいている証拠
山頂付近のハクサンイチゲ
山頂
山頂から鳳凰三山、富士山は見えなかったな
仙丈ケ岳
御嶽も見えていました
北岳、間ノ岳
山頂のお花
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