甲斐駒ケ岳での滑落

Y-chan

2009年01月13日 09:51



年末年始、そして今でも火事が多いですね。
今年は特に多いように感じてしまいます。
亡くなる方も多いですね。

太平洋側では乾燥しますから、注意が肝心ですね。

さて、年末年始、たくさんの山での遭難のニュースに接しました。

遭難に巻き込まれなくても、ニュースにならなくてもプチ遭難的な
人も多かったのではないかと思っています。

こちら、南アルプスの甲斐駒ケ岳でも滑落事故が発生していました。



正月も明けぬうちの事故ですから、ご家族などもいたたまれないでしょうね。

遭難が起きたのは、甲斐駒ケ岳の黒戸尾根でした。
黒戸尾根は、夏でも厳しいコースです。
私も、2006年2007年日帰りしましたが、2008年は、
そのつらさを考えてしまったのか、とうとう登りませんでした。
私は、とても冬に登ろうとは思わない厳しい登山道です。


黒戸尾根は昔の白州町、現在の北杜市の尾白川
渓谷と同じ、駒ケ岳神社を拠点にして登ります。

滑落は、1月2日午後0時半ごろに発生。
黒戸尾根登山道で下山中の埼玉県の男性(67歳)が、「刃渡り」で滑落。
当日は午前6時に麓を出発。
悪天候の為、途中で引き返し、下山中であった。
男性は、足を踏み外して、約200m下へ滑落、一緒にいた東京都の
男性(53)が警察に通報し、午後4時半ごろに県警ヘリ「はやて」が
救助したが、全身を強く打っており、死亡。
「刃渡り」には雪が付き、風も強かった。


滑落が発生した場所は夏道では、こんな感じです。


両側が切れていますが、夏道なら、それほどの恐怖は感じませんでしたが、
雪が付き、風も強いとなれば、細心の注意で臨まないといけない場所です。

その他、黒戸尾根には、こんなところもあり、かなり厳しいです。


ご冥福をお祈りします。


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