甲斐駒ケ岳での滑落
年末年始、そして今でも火事が多いですね。
今年は特に多いように感じてしまいます。
亡くなる方も多いですね。
太平洋側では乾燥しますから、注意が肝心ですね。
さて、年末年始、たくさんの山での遭難のニュースに接しました。
遭難に巻き込まれなくても、ニュースにならなくてもプチ遭難的な
人も多かったのではないかと思っています。
こちら、南アルプスの甲斐駒ケ岳でも滑落事故が発生していました。
正月も明けぬうちの事故ですから、ご家族などもいたたまれないでしょうね。
遭難が起きたのは、甲斐駒ケ岳の黒戸尾根でした。
黒戸尾根は、夏でも厳しいコースです。
私も、
2006年、
2007年日帰りしましたが、2008年は、
そのつらさを考えてしまったのか、とうとう登りませんでした。
私は、とても冬に登ろうとは思わない厳しい登山道です。
黒戸尾根は昔の白州町、現在の北杜市の尾白川
渓谷と同じ、駒ケ岳神社を拠点にして登ります。
滑落は、1月2日午後0時半ごろに発生。
黒戸尾根登山道で下山中の埼玉県の男性(67歳)が、「刃渡り」で滑落。
当日は午前6時に麓を出発。
悪天候の為、途中で引き返し、下山中であった。
男性は、足を踏み外して、約200m下へ滑落、一緒にいた東京都の
男性(53)が警察に通報し、午後4時半ごろに県警ヘリ「はやて」が
救助したが、全身を強く打っており、死亡。
「刃渡り」には雪が付き、風も強かった。
滑落が発生した場所は夏道では、こんな感じです。
両側が切れていますが、夏道なら、それほどの恐怖は感じませんでしたが、
雪が付き、風も強いとなれば、細心の注意で臨まないといけない場所です。
その他、黒戸尾根には、こんなところもあり、かなり厳しいです。
ご冥福をお祈りします。
あなたにおススメの記事
関連記事