鳳凰三山オベリスクを楽しむ
甲府盆地からもとがった尖塔を見せ、
中央高速からもそれが見えれば、
目で追ってしまう鳳凰三山オベリスク。
他にも目的があったとはいえ、
9月3日の高嶺、鳳凰三山登山では、
天候にも恵まれ、オベリスクを存分に楽しんだ。
実は、この日、青木鉱泉から地蔵岳を目指し、
それから観音岳、薬師岳と歩くことも考えた。
そういえば、青木鉱泉からはしばらく登っていない。
だが、地蔵岳のオベリスクを堪能するには、やはり、今回の広河原、
白鳳峠、高嶺、鳳凰三山、夜叉神峠の、このルートの方がよいと思う。
既に
7月2日に一度ためしていたルートなので、時間的な計算はできていた。
さて、広河原から白鳳峠まで、何とか上がれば、早川尾根、
甲斐駒ケ岳、北岳などが見えるが、白鳳峠から、さらに先を急ぎ、
高嶺を過ぎるといよいよ、鳳凰三山が迫ってくる。
そして、その中でもやっぱり、なんといってもオベリスク。
高嶺の頂上では、まだまだ先が長い感じがするのだが、オベリスクを
目指すように歩いていくので、時折、右には、間近に迫っている北岳、
後方に甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳、左には、雲に浮かぶ八ヶ岳の姿も
追いながらの楽しい歩きとなる。
甲斐駒ケ岳
北岳
仙丈ヶ岳
八ヶ岳
ただ、足元は意外に歩きにくい。
でも、天候に恵まれ、周囲を見渡せる贅沢をかみしめながら、
一歩一歩オベリスクに近づいた。
オベリスクを堪能し、観音岳を目指す頃には、
鳳凰三山の稜線もガスがかかるようになってしまった。
オベリスクを堪能するには、
時間的にもちょうど良かったようだ。
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