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2008年09月17日

なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り

高妻山。
この名前に惹かれて登ろうと思って何年が経つだろう。
何度も挫折している。
この山、沢沿いを歩くところがあるから、雨の前後や雨の中は駄目。
寒い時期になっても凍結が怖い。
意外に安全に行くには、季節が限られているのかも知れない。

だから、9月17日、思い切って、天気が悪くなる前に、まだ赤石岳、
悪沢岳の余韻に浸っているけど、気になっていた山である
高妻山に登ることにした。


調べてみると最寄のICから信濃町ICまで200km程度。
ちょうど松本で一度高速道路を降りれば、
ETCの通勤割引を2枚のカードで2度使える。
長野ICで下りることもできるようだが、市街も走るらしい。
どちらが良いか、試す他ない。
長距離で、日帰りにはもったいないが、仕方ない。

ガイドブックには、体力がいるとか、思いがけず時間がかかる、
などと書かれていた。この点は、もっと考慮すれば良かった。
結局、ガイドブックと同じくらいの時間がかかってしまったから。
まー、休憩も入れてだが。

4:00 起床
5:00 自宅発

コンビニで朝食、昼食購入。

南アルプスICから高速へ。
ちょっと雲が多いようだ。
お天気は大丈夫のはずだが。

一端、松本ICで下りる。
ちょうど100km以内の通勤割引の条件をクリアする。
ETCカードを入れ替えて、再び高速道路へ。

次は信濃町を目指す。
途中、姨捨SAで休憩。

予定通り、信濃町ICで下りる。
ナビ通りに進む。
戸隠のキャンプ場の奥に戸隠牧場。
この辺りの山はもっこりしているな。
黒姫山、飯縄山。

7:50 戸隠牧場着。
既に8台程度が停車。
牧場の手前に登山者用の駐車スペース。
天気も良さそうだ。

8:05 戸隠牧場発
牧場の中を進む。
指導標があるから迷わない。

さて、沢沿いを、何度も徒渉を繰り返す。
グリップのしっかりした靴を履きたい。
10度以上も渡り返す。
右に左に、この沢に、あの沢に。
時には、沢を歩く。

さて、ネットで見ていた滑滝。
なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り
鎖をつかみ、登る。
そして、帯岩。
なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り

緊張が走るが、なんということもない。
それより、帯岩通過後の段差のある鎖場で膝を強打。
一瞬、血の気が引いた。
しばらくして落ち着いたが。

今日、履いてきた登山靴の靴底のグリップが悪い。

9:37 一不動
9:47 一不動発

ここに避難小屋。
避難小屋なのに、多くの昔の百名山の本なんかにもこのコースは長いので、
避難小屋で1泊なんて紹介されているものだから、通常に利用する人も多かったようだ。
それでし尿の問題が発生し、これからは、通常の宿泊への利用は遠慮してもらうようだ。

そういえば、一不動の少し下に氷清水があった。
これまでは、「一杯清水」などと呼ばれていたらしい。
なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り

一不動からは、沢沿いでは七区ニ釈迦、三文殊、四普賢と通過して行く。
特に等間隔にあるわけではないようだ。


なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り

10:29 五地蔵山
10:35 五地蔵山発。


展望のない山頂。
しばらく行ったところにも「五地蔵山」があった。
こちらは、見張らせる場所だった。

それからも六弥勒、七薬師、八観音、九勢至と超えていく。
なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り

それにしてもすごいアップダウン。
全てのアップダウンを行程の中で反映させないが、
それは、それはたくさんのアップダウンが。
なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り

二釈迦を過ぎた辺りから見た、高妻山は立派だった。
なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り

アップダウンを繰り返して、最後の急峻な、
狭い登山道の登りをこなして、少し先を見えれば頂上。
急峻な部分を登りきったら頂上かと思っていたので、
山頂が少し先であるとわかり、かなりがっくりした。
それでなくても、お腹が減っていたのに、
山頂がもう少しだからと我慢して来たのに。
なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り

岩のごろごろした部分を過ぎて、狭い山頂。
なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り
4名ほど。

休んでいると乙妻山まで足を伸ばした人もやってきた。
私は、今日は、その気力がない。
歩き始めが8:05じゃ、ちと遅い。


12:07 高妻山山頂
かなりゆっくり休んだ。
12:55 高妻山山頂発

なかなか手ごわかった高妻山、2008年9月17日、日帰り

さて急坂を下る。
すごい急坂。

14:20 五地蔵山
14:30 五地蔵山発。

14:59 一不動
15:05 一不動発

滑滝のところは、少し苦労して下った。

16:10 戸隠牧場

それにしてもすごいアップダウンだった。

一不動後の沢沿いの歩きも気をつけたい。





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この記事へのコメント
高妻山は馬鹿に出来ません。私はうっかり両足を捻挫し危ないところでした。そんな山、あるんですよ。おっしゃるとおり沢歩きが・・・要注意です。
Posted by 平田 at 2008年09月18日 20:46
平田さん

山頂に立ったとき、なんと時間がかかる山か、というのが印象でした。
なんか、さくさくと歩けない登山道。

さくさく歩ける方が好きです。
特に沢道は気をつけないと、いけませんね。

Y-chan
Posted by Y-chanY-chan at 2008年09月18日 21:40
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