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2013年09月23日

広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

数年来の念願
熊ノ平小屋泊まりと
仙塩尾根歩きを実現させた山行きの記録です。

(1)はこちらでした。
(2)はこちらでした。
(3)はこちらでした。

さて、いよいよ、試練の2日目。
予定では、熊ノ平小屋を出発して、北沢峠まで。
地図を見ると長い、長い、、。

天候次第では、三国平から農鳥小屋に抜けて、広河原に戻る、
あるいは、野呂川越で両俣小屋に下る、、などなど、、考えました、、、。

夜半は、少ない宿泊者が
交代でトイレに行くので、そのたびに目が覚めたような、、
また、夜中には、雨も降ったような、、、。

朝食は弁当にしてもらっていたので、
朝食時間の4:30前には、出発しないとその意味が無い、、。

結局、3:00ぐらいには、起きて、満天の星空を眺め、
4:00前には、小屋の方にもご挨拶して出発。

まだまだ暗い中を出発。
ナイトハイクとかは、危険なのでしませんが、
前日、三峰岳から歩いてきたところを
戻るので、ヘッドライトを頼りに進みます。

テント泊の男性も数分後に同じ方向で出発してきました。

三国平くらいまでは、真っ暗。
東を見ると、、
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)
三国平ではちょっと慎重にルートを探しながら進みました。

大きく迷うこともなく、、、。

富士山が農鳥岳と間ノ岳の間に、、。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

三峰岳への岩稜帯では明るくなって、、予定通りという感じ。
振り返ると前日見えなかった塩見岳も見えていました。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

そして三峰岳。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

順調に来たので、やはり、当初の計画通り、北沢峠まで行きましょう。

周囲を見渡します。

これか向かう仙丈ケ岳が遠く、甲斐駒ケ岳も見えていました。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

大きく見える北岳と遠くの甲斐駒ケ岳
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

塩見岳、悪沢岳が遠い、、
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

テント泊の男性で、私のあとを追うように出発した男性も到着。
彼は、間ノ岳経由で、広河原に下ると、、。

そういえば、宿泊していた単独3名のうち、私は、北沢峠、
残りのお二人は、確か、、広河原に下ったはず、、。


テント泊だった男性にご挨拶して、先に進みます。
三峰岳を下りて、すぐに間ノ岳と仙丈ケ岳への分岐。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

当然、仙丈ケ岳に向かいます。

中央アルプス、御嶽、乗鞍岳、北アルプスが
朝の明かりの中で、見えておりました。

ご来光は、間ノ岳の陰で、見られず。

仙丈ケ岳が遠い、、、、。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

かなりのガレた急斜面をスリップに注意しながら、
慎重に下って、ようやく樹林帯。

振り返ると三峰岳が、、
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

これからは樹林帯をアップダウンの繰り返し、
単調になります。

まずは、野呂川越。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

おっと、その前に登山者3パーティー、、十数人とすれ違いました。
なぜか、、
両俣小屋に宿泊した方々が出発して、野呂川越から、ほとんどが
農鳥岳を目指して歩いてきたから、、。

横川岳。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

仙丈ケ岳はまだまだ遠い。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

水のない高望池を過ぎて、伊奈荒倉岳。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

北岳、間ノ岳は裏から見ている感じ。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

一度は眺望の良いピークにでます。

それからまた、樹林帯。


しばらくで、高度を上げ、三峰岳、そしてその後しばらく以来の
森林限界を超えて、ハイマツ帯へ。

広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

歩きにくかった。


仙丈ケ岳も近づいてきます。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

この辺りになると、ガスがかかり始めて、
時計を見ると、ひょっとすると、当初予定していた
北沢峠15:30の一つ前の13:30の広河原行きに間に合うかも、、。
そう思うようになりました。


アップダウンしながら、大仙丈ケ岳を過ぎ、ようやく、仙丈ケ岳、。

考えて見れば土曜日。
登山者でごった返していました。

広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

ここから2時間以内に下れれば、13:30のバスに間に合います。

結局、2時間もかからずに北沢峠に下りました。

それにしてもガスガスとなっていた仙丈ケ岳、、次から次へと
登山者がひっきりなしに登ってきました。

ガスの切れ間から、秋の様相のカール。
仙丈ケ岳も改めてよい山だと思いました。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

途中で、ガスの切れ間から仙丈ケ岳の全貌。
広河原から、北沢峠へ、熊ノ平、仙塩尾根、2013年9月(4)

後は、駆け下りました。

2日目の時間。
9月14日、2日目
熊ノ平小屋3:51-4:20三国平-5:25三峰岳5:41-7:37野呂川越-
8:00横川岳8:06-8:46高望池-8:54伊那荒倉岳9:02-11:02大仙丈ケ岳-
11:24仙丈ケ岳11:27-11:55小仙丈ケ岳-12:19大滝頭-12:59北沢峠
2日目総合時間: 9時間8分、歩行時間:8時間35分


予定より早く着いた安堵感が大きかったです。

登山道の様子
(熊ノ平小屋~三国平~三峰岳)
2日目に同じところを暗いうちに通過。
小屋から三国平はルート明瞭で問題なし。
但し、その後は、広い尾根なので、ルートをしっかり見極める。
ルートの勘も必要。
三峰岳手前の岩稜帯で薄明るくなり、助かりました。

(三峰岳~野呂川越)
最初、急降下。
ガレて滑りやすいので、慎重に。
一部鎖もありました。
結構ハードです。

(野呂川越~横川岳~森林限界)
アップダウンが多い。
大きなアップダウンと小さなものと。
一度露岩に出るところあって、展望開ける。
大仙丈ケ岳に近づくと森林限界超える。
ハイマツ迫り、歩きにくい。

(森林限界~大仙丈ケ岳~仙丈ケ岳~小仙丈ケ岳)
大仙丈ケ岳までは、ハイマツ迫り歩きにくい。
大仙丈ケ岳から仙丈ケ岳も岩稜帯で慎重に。

(小仙丈ケ岳~大滝の頭~北沢峠)
岩稜帯もあり。
ガレている。
大滝の頭からは幾分歩きやすくなる。


広河原へのバスは、3台。
14:00には広河原。
乗り合いタクシーをちょっと待って、乗車。

自宅には、16:00頃に到着しました。

熊ノ平小屋泊まり、仙塩尾根歩き、、
念願を達成して、満足、、、。






天空の稜線、北岳、間ノ岳稜線、そして農鳥岳縦走(3)
天空の稜線 北岳、間ノ岳稜線、そして農鳥岳縦走 (2)
天空の稜線 北岳、間ノ岳稜線、そして農鳥岳縦走 (1)
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