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2008年05月25日

素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日

2005年は、実際には、櫛形山、鳳凰三山、金峰山など幾つか山に
登っているのに、記録として残していないのだ。とはいっても、
2006年、2007年ほどは登っていないのは事実。
過去の記憶とガイドブックと写真から、何とか、
再構成して、鹿島槍ヶ岳山行記録を以下に記す。

2005年10月12,13日
山=爺ケ岳、鹿島槍ヶ岳
トータル時間:13時間5分



7月、8月だれもがアルプス詣でをする頃は、人が多いのが嫌な為、
どうしても敬遠してしまう。そうすると9月とか、10月とか、
そうした時期にずれ込んでしまうのだ。しかも平日に行く。

ほとんど登っていない北アルプスに何とか手がかりをつけたいので、
百名山の鹿島槍ヶ岳を目指すことにした。
10月なら紅葉も見ごろであろうとの期待もあった。

この頃は、ETCもつけていなかったので、高速道路の割引など知る由もなく。
いつもは日帰りが基本であるが、さすがに冷池山荘に泊まることにして、
天気が良いと予報のあった10月12日に宿泊予約をした。
手前の種池山荘では少しもったいない。

何時に自宅を出たか記憶が定かではない。
近くのICから高速道路に入り、豊科ICで下り、北上した。
ナビゲーションで扇沢をセットしてあるので、順調に進む。
扇沢の手前に柏原新道の登山口があるので、その近辺に車を止める。
既にかなりの車だ。
水曜日の平日なのにと思うが。
山小屋が込んでいるのは嫌だ。

登山口を出発した時間は何となく覚えている。

10月12日(トータル時間4時間50分)
9:30柏原新道登山口発
歩き易い道を進む。
左手に雪渓で有名だと後で知った針ノ木岳などが見えてくる。
素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日



途中から緩斜面となり、歩きやすくなった。
いずれにせよ、よく整備された道だ。

素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日



12:30種池山荘着
ホットできる場所にある。
多くの登山者が思い思いに休息し、景色を堪能している。
剣岳や立山、爺ケ岳、鹿島槍ヶ岳など一望できた。
素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日




12:50種池山荘発

後立山の主稜線を爺ケ岳へ進む。
天気が良いので、周囲を眺めながら、少しずつ角度が変わる立山、
剣岳、鹿島槍ヶ岳の表情を追うことができる。
素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日


素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日


素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日


爺ケ岳には南峰、中峰、北峰がある。
種池山荘からは緩やかに登り、やがて、中峰に着いた。
素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日



13:30爺ケ岳中峰着
双耳峰の鹿島槍ヶ岳がとても美しい。
13:40爺ケ岳中峰発。

爺ケ岳北峰を過ぎ、ハイマツ帯を下り、赤岩尾根からの道を合わせる。

素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日



14:20冷池山荘着
宿泊だ。
私にとってはかなりの人数がいるが、
収容数250名から比べたら、少しも多くない。
あふれるほど登山者がいるのは、嫌だなーと思う。
それにしても真新しい建物で、中もとてもきれいだ。
農鳥岳の農鳥小屋とは比べるすべもない。
ビールを頼んだ。
食事内容は覚えていない。

7:00PM前には、天気予報を見て、みんなで翌日の晴天を喜び、
その後は、寒いので、暖を取りながら、過ごしたことは覚えている。
全部で40-50人くらいだったのか、と思う。
特に嫌な記憶はない。
部屋に何人寝かされたという記憶もない。
ただ、施設は整っているとは思った。

素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日


素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日



そう言えば、到着してから、外でビールを飲んで1人感傷に浸っていたら、
ブロッケン現象だと言う声がして、そちらに行ってみて、
初めてそのブロッケン現象を見てうれしかったことは明確に記憶している。



10月13日
(冷池山荘-鹿島槍ヶ岳-柏原新道登山口戻り、8時間15分)

ご来光を見たい。
確か、4:20頃起きたはずだ。
おそらく、既に出発していた方も大勢いたはずだ。
確か、せっかちだから、朝食の代わりに弁当にしてもらったはずだ。

5:00冷池山荘発。
しばらくは、砂礫の登山道を難なく登っていった。
途中、雷鳥の親子。
この辺りはよく雷鳥が見られると聞いてはいた。

6:00布引山
この辺りで確か日の出を見たはずだった。
遠く富士山も見えた。

素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日



それにしても立山、剣岳がこれほど間近に迫り、感激だ。
雲もかかることもない。
素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日





6:05布引山発

6:45鹿島槍ヶ岳南峰着
なんという美しい景色であろう。
風も強く、寒いが、それを打ち消す美しさ。
心は満たされ、北峰にも20分もあれば行けるはずであったが、
既に気持ちは下山に向いていた。
北峰は一度下って登るだけだが、今回は止めとした。

素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日


素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日



7:15鹿島槍ヶ岳南峰発
砂礫の道を下り、布引山に少し登る。

7:50布引山
立山、剣岳の景色は刻々と角度は変えるが相変わらず美しい。

素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日



8:30冷池山荘着
小屋の写真も撮った。
8:45冷池山荘発
素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日



ここから爺ケ岳には登りとなる。
今回の登山で最後の登りだ。頑張る。

10:00爺ケ岳中峰着
10:10爺ケ岳中峰発
鹿島槍ヶ岳が本当に秀麗に見える。

10:43種池山荘
11:00種池山荘発
後は柏原新道を下るだけ。ここまで良く見えていた立山、
剣岳、鹿島槍ヶ岳、爺ケ岳に別れを告げる。

素晴らしきかな、鹿島槍ヶ岳、05年10月12、13日



順調に下った。

13:15柏原新道登山口着。

自宅まで長いので、よくからだを拭って、着替えた。
温泉でもと思ったが、ひとりだし、そのまま、帰路に就いた。




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