2008年05月23日
北岳、間ノ岳、農鳥岳縦走、05年8月3日、4日
2005年の白根三山の縦走記録。
この年から、南アルプス林道に加え、それまで広河原までマイカーを許していた
南アルプス公園線も奈良田から広河原までがマイカー規制となった。
そんな年に白根三山を縦走した1泊2日の記録。
2005年8月3日、4日(水曜日、木曜日)
山=北岳、間ノ岳、農鳥岳
この年から、南アルプス林道に加え、それまで広河原までマイカーを許していた
南アルプス公園線も奈良田から広河原までがマイカー規制となった。
そんな年に白根三山を縦走した1泊2日の記録。
2005年8月3日、4日(水曜日、木曜日)
山=北岳、間ノ岳、農鳥岳
8月3日(8時間36分)、広河原から農鳥小屋まで
今年から、南アルプス林道に加え、
県道南アルプス公園線の奈良田―広河原もマイカー規制。
バスが出ているという。
前からの夢であった北岳、間ノ岳、農鳥岳を実現させる良い機会だ。
1泊2日で完成させるとしたら、
平日でも早い時間にバスがある今がチャンス。
朝起きることができたら、実行することにしていた。
3:30起床。
早い。いろいろ整え、
4:10自宅出発。
5:30奈良田発のバスに間に合わなければ意味がない。
少しあせりながら、それでも何とか5:23に奈良田着。
駐車場には、10台以上。
既にバスが乗客を乗せて待機。私もすぐ身支度を整え、バスへ。
ただ、車への忘れ物など確認があり、2度ほど、車に戻り、チェックなどした。
バスは予定通り、5:30nn奈良田出発。
もう明るい。
奈良田発電所などに泊まるほかは自由乗降とのこと。
丸山林道入り口という停留所では、
バスに全ての人が座りきれないほどの人が乗ってきた。
私は、座れていてよかった。
6:30予定通り、なつかしの広河原に到着。
マイカーも無くすっきり。
北沢峠行きのバスも停留所が変わっていた。
トイレも済ませた。

6:54広河原出発
目指す北岳が見えた。

ただ、天気は悪くなりそうな感じであった。
ひたすら、二俣を目指す。
快調に何人も追い抜いていく。
人は多い。
二俣が見える地点になると人が連なっている様子が良く見える。
雪渓もかなり少なくなっていた。

今日は、調子がよければ農鳥小屋まで、
調子が悪ければ、北岳山荘までとしている。
いつも右俣を登らず、大樺沢コースを登る。
8:50二俣到着
まあまあの時間。
少しガスも出てきたおかげで、強い日差しがさえぎられて
いるのがむしろ良いのかも知れない。
二俣で少し休む。
バイオトイレは使用できず、意味なし。
9:00二俣出発
10:17八本歯のコルへの分岐到着。
いつも苦しいところをまあまあのペース。
バットレスは見えない。
これからが梯子の連続だ。
10:46八本歯のコル到着
間ノ岳方面はガス。
遠目にも北岳山荘のテントがにぎやかに色とりどりに見える。
これから岩場と梯子。

11:10 北岳頂上と間ノ岳、北岳山荘方面への分岐到着
もう少しだ。
若いパーティーも多いな。
11:55 北岳山頂
約20人。
若いパーティーも多い。
風も穏やか。
景色なし。
5時間で到着。

日帰りするか、北岳山荘に泊まるか、農鳥小屋まで行くか、迷った。
縦走をする予定できたのに、迷った。
天候、気力、気分。
まず、意を決して、北岳山荘方面へ向かう。
まだ奈良田行きの最終には、間に合う。
そうこうしている内にトラバース道を戻ることもなく、今日は泊まりに決めた。
13:00 北岳山荘通過

これなら、農鳥小屋までいけそうだ。
でもガスがかかり、谷から強い風。
心細くなるところ。
13:30中白根岳到着
ガスの中。
14:20間ノ岳到着
北岳山荘から農鳥岳を往復したという二人。
朝8:00に出たというから、かなりゆっくりしていたようだ。
ここで大阪のKさんに出会う。
と、いうか、途中で何度かあっており、間ノ岳手前でやっと私が追い越した人。
やはり、北岳山荘に早く着きすぎたので、農鳥小屋に変更したとのこと。
間ノ岳からは、一緒に歩く。

一気に下る感じ。農鳥岳周辺いいな。
やはり3000m級の山なのだ。
大阪のKさんは、翌日とんぼ返りで広河原へ下った。
15:19三国平への分岐到着。
15:30農鳥小屋到着
古い施設。農鳥岳は近い、振り向けば大きな間ノ岳。
農鳥小屋には、全部で20人足らず。
17:30には遅く北岳肩の小屋を出発したという、
日本語が堪能なカンボジア人も到着。
癖のある小屋の親父から小言を言われる。
他の登山客は、大阪、静岡、愛知など各地から。
年に何度もない宿泊だ。
30分下って水場で水も汲んだ。
ビール2本飲む。
17:00夕食
漬物や乾物系のものばかり。
でも良く食べた。
日の入りは見えず。
農鳥岳がくっきり浮かび上がっていた。

櫛形山もはるか下にある感じ。
その櫛形山の麓が自宅か。
直線では、近いなー。
夜中にトイレ。
星がきれい。
何とか良く眠れたと思う。
トイレはとても旧式。
8月4日(6時間55分、農鳥小屋から奈良田駐車場まで)
4:00起床。
朝食は生卵など。
4:45農鳥小屋出発
すがすがしい。
小屋にも世話になった。
間ノ岳が相変わらず大きく、鳳凰三山の地蔵岳オベリスクは遠くに見える。


岩崚が幾つかあり、西農鳥をこえ、さらに東農鳥へ。
塩見岳が大きい。荒川、赤石、聖も見える。

6:20農鳥岳出発
6:37大門沢下降点
広河内岳も近いという。
ここから山梨県早川町の奈良田に下る登山道の降り口だ。


稜線が広く、霧の時など降り口が分からず迷いやすい場所として有名らしい。
遭難者の遺族が鐘付きのやぐらを建てて遭難防止を図ったという。
かなり急な下り。
慎重に下る。
学生パーティーにあう。
稜線までどれくらいかと苦しそうに聞く。
大きなリュック。
今回は大きなリュックでテント泊の人たちを多く見かけた。
えらい。
8:49大門沢小屋着
途中で一緒になった愛知の人がポカリスウェットをご馳走してくれた。
おいしい。
この小屋はシャワーもある。
でもトイレくさい。
私には、中途半端な距離に立地しているように思えたが、遠方の人には、便利なのであろう。
この当たりは、沢の音がしていて気持ちよい。
11:15 県道南アルプス公園線から農鳥岳、大門沢方面への分岐着。
ここまで、途中つり橋が確か3つ。
怖い。
林道のようなところの歩きもあって、大変であった。
11:40やっと奈良田の駐車場着
奈良田の里で汗を流す。
下界は暑い。
奈良田は、関西系アクセントであったり、多くの古語があって注目されていると聞いていた。
今度確かめてみたい。
そういえば、奈良の都の奈良がついている。
確か昔々の天皇がこられたとか。
ここから、鳳凰三山に登られたとか。
だから、御座石など、それらしい名前が数多く残っているのが鳳凰三山らしい。
今後勉強しよう。
今年から、南アルプス林道に加え、
県道南アルプス公園線の奈良田―広河原もマイカー規制。
バスが出ているという。
前からの夢であった北岳、間ノ岳、農鳥岳を実現させる良い機会だ。
1泊2日で完成させるとしたら、
平日でも早い時間にバスがある今がチャンス。
朝起きることができたら、実行することにしていた。
3:30起床。
早い。いろいろ整え、
4:10自宅出発。
5:30奈良田発のバスに間に合わなければ意味がない。
少しあせりながら、それでも何とか5:23に奈良田着。
駐車場には、10台以上。
既にバスが乗客を乗せて待機。私もすぐ身支度を整え、バスへ。
ただ、車への忘れ物など確認があり、2度ほど、車に戻り、チェックなどした。
バスは予定通り、5:30nn奈良田出発。
もう明るい。
奈良田発電所などに泊まるほかは自由乗降とのこと。
丸山林道入り口という停留所では、
バスに全ての人が座りきれないほどの人が乗ってきた。
私は、座れていてよかった。
6:30予定通り、なつかしの広河原に到着。
マイカーも無くすっきり。
北沢峠行きのバスも停留所が変わっていた。
トイレも済ませた。
6:54広河原出発
目指す北岳が見えた。
ただ、天気は悪くなりそうな感じであった。
ひたすら、二俣を目指す。
快調に何人も追い抜いていく。
人は多い。
二俣が見える地点になると人が連なっている様子が良く見える。
雪渓もかなり少なくなっていた。
今日は、調子がよければ農鳥小屋まで、
調子が悪ければ、北岳山荘までとしている。
いつも右俣を登らず、大樺沢コースを登る。
8:50二俣到着
まあまあの時間。
少しガスも出てきたおかげで、強い日差しがさえぎられて
いるのがむしろ良いのかも知れない。
二俣で少し休む。
バイオトイレは使用できず、意味なし。
9:00二俣出発
10:17八本歯のコルへの分岐到着。
いつも苦しいところをまあまあのペース。
バットレスは見えない。
これからが梯子の連続だ。
10:46八本歯のコル到着
間ノ岳方面はガス。
遠目にも北岳山荘のテントがにぎやかに色とりどりに見える。
これから岩場と梯子。
11:10 北岳頂上と間ノ岳、北岳山荘方面への分岐到着
もう少しだ。
若いパーティーも多いな。
11:55 北岳山頂
約20人。
若いパーティーも多い。
風も穏やか。
景色なし。
5時間で到着。
日帰りするか、北岳山荘に泊まるか、農鳥小屋まで行くか、迷った。
縦走をする予定できたのに、迷った。
天候、気力、気分。
まず、意を決して、北岳山荘方面へ向かう。
まだ奈良田行きの最終には、間に合う。
そうこうしている内にトラバース道を戻ることもなく、今日は泊まりに決めた。
13:00 北岳山荘通過
これなら、農鳥小屋までいけそうだ。
でもガスがかかり、谷から強い風。
心細くなるところ。
13:30中白根岳到着
ガスの中。
14:20間ノ岳到着
北岳山荘から農鳥岳を往復したという二人。
朝8:00に出たというから、かなりゆっくりしていたようだ。
ここで大阪のKさんに出会う。
と、いうか、途中で何度かあっており、間ノ岳手前でやっと私が追い越した人。
やはり、北岳山荘に早く着きすぎたので、農鳥小屋に変更したとのこと。
間ノ岳からは、一緒に歩く。
一気に下る感じ。農鳥岳周辺いいな。
やはり3000m級の山なのだ。
大阪のKさんは、翌日とんぼ返りで広河原へ下った。
15:19三国平への分岐到着。
15:30農鳥小屋到着
古い施設。農鳥岳は近い、振り向けば大きな間ノ岳。
農鳥小屋には、全部で20人足らず。
17:30には遅く北岳肩の小屋を出発したという、
日本語が堪能なカンボジア人も到着。
癖のある小屋の親父から小言を言われる。
他の登山客は、大阪、静岡、愛知など各地から。
年に何度もない宿泊だ。
30分下って水場で水も汲んだ。
ビール2本飲む。
17:00夕食
漬物や乾物系のものばかり。
でも良く食べた。
日の入りは見えず。
農鳥岳がくっきり浮かび上がっていた。
櫛形山もはるか下にある感じ。
その櫛形山の麓が自宅か。
直線では、近いなー。
夜中にトイレ。
星がきれい。
何とか良く眠れたと思う。
トイレはとても旧式。
8月4日(6時間55分、農鳥小屋から奈良田駐車場まで)
4:00起床。
朝食は生卵など。
4:45農鳥小屋出発
すがすがしい。
小屋にも世話になった。
間ノ岳が相変わらず大きく、鳳凰三山の地蔵岳オベリスクは遠くに見える。
岩崚が幾つかあり、西農鳥をこえ、さらに東農鳥へ。
塩見岳が大きい。荒川、赤石、聖も見える。
6:20農鳥岳出発
6:37大門沢下降点
広河内岳も近いという。
ここから山梨県早川町の奈良田に下る登山道の降り口だ。
稜線が広く、霧の時など降り口が分からず迷いやすい場所として有名らしい。
遭難者の遺族が鐘付きのやぐらを建てて遭難防止を図ったという。
かなり急な下り。
慎重に下る。
学生パーティーにあう。
稜線までどれくらいかと苦しそうに聞く。
大きなリュック。
今回は大きなリュックでテント泊の人たちを多く見かけた。
えらい。
8:49大門沢小屋着
途中で一緒になった愛知の人がポカリスウェットをご馳走してくれた。
おいしい。
この小屋はシャワーもある。
でもトイレくさい。
私には、中途半端な距離に立地しているように思えたが、遠方の人には、便利なのであろう。
この当たりは、沢の音がしていて気持ちよい。
11:15 県道南アルプス公園線から農鳥岳、大門沢方面への分岐着。
ここまで、途中つり橋が確か3つ。
怖い。
林道のようなところの歩きもあって、大変であった。
11:40やっと奈良田の駐車場着
奈良田の里で汗を流す。
下界は暑い。
奈良田は、関西系アクセントであったり、多くの古語があって注目されていると聞いていた。
今度確かめてみたい。
そういえば、奈良の都の奈良がついている。
確か昔々の天皇がこられたとか。
ここから、鳳凰三山に登られたとか。
だから、御座石など、それらしい名前が数多く残っているのが鳳凰三山らしい。
今後勉強しよう。
今年は、キタダケソウ、とても早いようですね、
2016年10月24日、北岳
北岳、降雪前、2015年10月8日
北岳へ、キタダケソウを見てきました、2015年6月25日(3)
北岳へ、キタダケソウを見てきました、2015年6月25日(2)
北岳へ、キタダケソウを見てきました、2015年6月25日(1)
2016年10月24日、北岳
北岳、降雪前、2015年10月8日
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北岳へ、キタダケソウを見てきました、2015年6月25日(1)
Posted by Y-chan at 08:10│Comments(0)
│北岳
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