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2009年05月20日

敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(1)

昨日の登山は、金峰山、甲武信岳、編笠山・西岳
なども候補に上げていましたが、蝶ケ岳にしました。

でもやはり、ちょっと蝶ケ岳は早すぎました。

雪解けを待って、夏道をさくさく歩いてみたい気分です。

はっきり言って、大変な登山となりました。
原因は、腐った雪、目印の少ない登山道、消えたトレース。
何度も迷い、しるしを見つけるとその度に安心して、
無理なところを進もうとするので、とても苦労しました。

本来は、夏に登った山でないと雪山としては登らないポリシーなのに、、、。
そもそも、私は、蝶ケ岳が初めて。

夏に歩いたことも無いルートで、しかもこの時期は避けるべきだったでしょう。
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(1)


いまは、腐った雪、目印の少ない登山道、
消えたトレース、怖いトラバースなど、
私の感覚を麻痺させました。

皆さんも、この山のこのルートにしようか、
迷っているのであれば、この山はあとにしましょう。
上高地方面からもルートがあり、そちらのほうが
尾根筋を歩くので、容易とも聞いています。
雪が消えて、人の踏み跡が良く見えるようになってからでも良いでしょう。

何より、常念岳と合わせて、1泊2日で登ればよいでしょう。

稜線の景色は抜群ですから。

今回は、道も失い、無理な登り下りもしました。
余裕を失っていたのです。

途中で道を失ったときには、退却も考えましたが、結局、
その点は譲らず、山頂には、立ちましたが、充実感はありません。

自分の装備不足、力量不足、経験不足がもろに出たし、
山頂にいた日帰りの男女2名は違うルートを取っていたようだし、
それって何?、その冬山ルート。。。

よくわかりませんでした。

いずれにせよ、これから、雪もさらに腐り、さらに困難になるでしょう。



さて
日帰りの遠出、結局、山梨からでも往復300kmくらい走りました。
朝2:45起床。
久し振りに朝早く。

南アルプスICから豊科ICまで100kmを越え、しかもそれで
なくても長丁場の日帰り、雪山ですから、遅くとも6:00には、
歩き出したいと思っておりました。
そのためには、そして、ETCの割引を得るには、
4:00までには、高速道路に乗っている必要があります。

3:40には、自宅を出発し、
コンビニで朝食、昼食のおにぎり5つを購入。
車で飲むお水もあわせて購入。

3:50過ぎには、高速に乗りました。
途中、諏訪SAで休憩。

もう明るくなりますね。
ナビでは、ホリデー湯 四季の里に設定して、その通りに進みます。
豊科ICを出ると早くも常念岳が大きく。
高速代金は、割引されても1000円以上。
休日の1000円はすごいですね。

写真を撮ります。
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(1)
後立山方面も見えていました。

国営アルプスあずみの公園の門を過ぎ、
ホリデーの湯 四季の里も過ぎると烏川林道。
狭く、時折、山からあふれ出たお水が道路をぬらしています。

こんな滝もありました。
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(1)
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(1)

期待が膨らみます。
それにしても雪解け水の勢いはものすごく、
この林道も流されるのではないかと思ったほどでした。
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(1)

高速を降りて、どれくらい経って、三股に到着したのか、
あまり時間の感覚がありませんが、確か5:40頃には、到着。

数台が止っていました。

敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(1)
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(1)

駐車場からも雪の山がみえていました。
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(1)


続く。



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この記事へのコメント
こんばんは。
ハードな山行になってしまったようですね。17日にかなりの雨が降りましたので、トレースも余計にわかりづらくなってしまったかもです。
11日に私が登った時の状況とはかなり変わっていたかもしれません。
ルート状況等安易なコメントをいたしまして申し訳ありませんでした。
Posted by ぐらっちぇ at 2009年05月20日 22:28
私のポリシーは、夏山で登らなければ雪のあるときは登るな、です。
また、雪山登るときは、人がたくさん通る土日の
後などの原則も持っています。

今回はそれを無視し、17日にも雨が降っていて、
人が入らないはずなのに、火曜日。

いくつかのミステークが重なりました。
ぐらっちぇさんの記事ももちろん頭にありましたが、
当然、現実は違う状況もありうるというスタンスでした。

これでも結構 慎重派ですよ、、、。

安易なコメントとは思いませんです。

思ったのは、やはり「自宅に近い」お山であり、
何度か行かれているのだと思ったこと。

私にとっての鳳凰山みたいな感じなのでしょうね。
やはり、そういう点は、地の利があると思います。

今回は、私のポリシー違反。
いい教訓でした。

夏には、さくさく歩きたいです。

それにしても、山頂で会った男女が、雪のときは、沢沿いを
下る、というコメントが頭から離れません。
彼らも三股から登ったといっていました。

それ何って感じです。

Y-chan
Posted by Y-chanY-chan at 2009年05月20日 22:43
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