2009年09月16日
北沢峠から甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、09年9月9、10日(4)
(1)直登分岐までのお話はこちらです。
(2)仙水小屋までのお話はこちらです。
(3)仙水小屋のお話などはこちらです。
ちょっと繰り返しにもなりますが、、、
宿泊した仙水小屋では、3:30に朝食。
当初、北沢峠からのバスは、12:55を予定していたものの、これなら
11:05でも間に合うと思うようになったのでした。
(11:05のバスは、土日、休日はありません。)
とても早い朝食です。
4:15仙水小屋を出発しましたが、当然真っ暗で、ヘッドライトを
点灯させて、北沢駒仙小屋を目指します。
なんどか「あれ、、」と思う場面もありましたが、何とか、北沢駒仙小屋に
到着。テントは10張りくらいでした。
やはり、夜間の歩行は怖いです。
そこから仙丈ケ岳への登山道の2合目に
合流する近道から2合目を目指します。
この道では、夜明けを迎える北岳が見えたり、
思わぬところから富士が見えるの
ですが、樹林が邪魔します。
明るさも増し、ヘッドライトは消灯しました。
5:32二合目合流点
ご夫婦が北沢峠から登って来られました
5:35二合目合流点発
2合目に合流して、しばらくは、普通の登山道。
時折、大きな段差が現われます。
まだ樹林帯の歩きです。
だんだん明るくなります。
北岳のシルエット

(2)仙水小屋までのお話はこちらです。
(3)仙水小屋のお話などはこちらです。
ちょっと繰り返しにもなりますが、、、
宿泊した仙水小屋では、3:30に朝食。
当初、北沢峠からのバスは、12:55を予定していたものの、これなら
11:05でも間に合うと思うようになったのでした。
(11:05のバスは、土日、休日はありません。)
とても早い朝食です。
4:15仙水小屋を出発しましたが、当然真っ暗で、ヘッドライトを
点灯させて、北沢駒仙小屋を目指します。
なんどか「あれ、、」と思う場面もありましたが、何とか、北沢駒仙小屋に
到着。テントは10張りくらいでした。
やはり、夜間の歩行は怖いです。
そこから仙丈ケ岳への登山道の2合目に
合流する近道から2合目を目指します。
この道では、夜明けを迎える北岳が見えたり、
思わぬところから富士が見えるの
ですが、樹林が邪魔します。
明るさも増し、ヘッドライトは消灯しました。
5:32二合目合流点
ご夫婦が北沢峠から登って来られました
5:35二合目合流点発
2合目に合流して、しばらくは、普通の登山道。
時折、大きな段差が現われます。
まだ樹林帯の歩きです。
だんだん明るくなります。
北岳のシルエット
そして、大滝頭
6:15 大滝頭

実は、一旦北沢駒仙小屋で薄着になったのですが、
寒いので、また一枚羽織ります。
途中で追い抜いた7名ほどの団体が追いつきます。
この7名には、山頂を踏んで、しばらく小仙丈ケ岳に
向ったところで、再会しました。
6:24 大滝頭発
大滝頭からしばらく行きますと森林限界を超え、
周囲の眺望が開けました。
同時に、朝はかなり冷え、仙水小屋では、
標高2130mで、朝の気温が5度。
森林限界を超え、稜線を歩きますと、
風が強く、顔、上半身が寒く感じました。

仙丈ケ岳にも複数のルートがありますが、今日は、天気が抜群に
良いらしいので、今回の稜線を歩けば、展望に恵まれ、時間的にも
最短らしいので一挙両得です。
実際、素晴らしい展望でした。
今回のルートは、特に困難な箇所はない一般ルートですが、やはり
個々の動作を確実にすることが大切なのでしょうね。
7:14小仙丈ケ岳到着

7:20小仙丈ケ岳発
小仙丈ケ岳から仙丈ケ岳の間は、時折、
岩を超える場面があり、少し緊張します。

特に風が強かったりしますと、それだけで
ストレスですから、それに加えて、岩場は緊張です。
こうしたところは、雪のある時期、怖いでしょう、、。
小仙丈カール


富士山、北岳、間ノ岳

北沢峠自体が2000mを超える標高であり、
仙丈ケ岳に登っても標高差は、1000mくらいで、
負担は少ないですが、やはり2700mくらいから空気も薄く、
苦しくなります。
でも北岳と比べたら、反対側の甲斐駒ケ岳と比べても穏やかに
登れるのでしょう。
ただ、森林限界を超えると、今日もそうでしたが、風の強い日は大変。
それと北沢峠からのバスの時間もやはり気になります。
11:05のバスに乗ることにしたのですが、やはり、ちょっと気がはやります。
といっても次のバスが12:55。
それもちょっと、いくら景色が良い日といっても冗長すぎます。
難しい判断です。
土日はもっと早いバスがありますから、
日帰りも無理な山ではありません。
土日、休日と平日とのバスの時間が微妙に異なります。
注意してください。
そうこうしているうちに、寒い風の中山頂に近づきます。
かなりの人を追い抜き、かなりの人が下ってきます。
といってもピークほどではないでしょうね。
藪沢カール、仙丈ケ岳山頂も見えています

藪沢カール、仙丈小屋、鋸岳、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳が見えます

富士山、北岳

重厚な南アルプス南部、塩見岳もみえます。

こうした景色が周囲に広がります。
そして、仙丈ケ岳山頂8:05着
周囲を見ます。
これまで見た景色に中央アルプス、北アルプスも加わります。
北アルプスはちょっとガすっていますが、、、
中央アルプスと伊那盆地、御嶽も

富士山、北岳、鳳凰三山

山頂風景

信仰登山もあったでしょう

8:25 仙丈ケ岳発
藪沢カールを後にします

甲斐駒ケ岳、鋸岳、八ヶ岳

早川尾根、鳳凰三山

甲斐駒ケ岳、小仙丈ケ岳、早川尾根

富士山、北岳、鳳凰三山

9:05小仙丈ケ岳
9:13小仙丈ケ岳発
昨日通った仙水峠もみえます

ナナカマド

今日もそれほど多くはありませんが登ってきます。
9:36大滝頭9:40大滝頭発
バスがちょっと気になっていましたが、これなら、もう11:05に乗れます。
10:23北沢峠着
まだ時間があり、少しくつろぎます。
まったりしすぎて、トイレに穴が開いていましたが、
愛着のあった手袋を忘れ、仙水小屋にもぼろいが、愛着のあった
タオルを忘れたことに、バスに乗ってから気が付きました。
11:05のバスは11:30頃には広河原に到着し、
バスに乗るつもりでしたが、下る乗り合いタクシーが乗客を
集めていたので、便乗。
早く芦安に到着。
風呂に入って、自宅に戻りました。
9月9日のタイム
9:35北沢峠-10:50双児山10:58-11:28駒津峰11:38-(直登)
12:45甲斐駒ケ岳13:05-14:13駒津峰14:26-15:08仙水峠15:13-
15:31仙水小屋
総合時間:5時間56分、歩行時間:5時間
9月10日のタイム
4:15仙水小屋-4:49北沢駒仙小屋5:00-(二合目近道)-
5:32二合目合流点5:35-6:15大滝頭6:24-7:14小仙丈ケ岳7:20-
8:05仙丈ケ岳8:25-9:05小仙丈ケ岳9:13-9:36大滝頭9:40-10:23北沢峠
総合時間:6時間8分、歩行時間:5時間10分
6:15 大滝頭
実は、一旦北沢駒仙小屋で薄着になったのですが、
寒いので、また一枚羽織ります。
途中で追い抜いた7名ほどの団体が追いつきます。
この7名には、山頂を踏んで、しばらく小仙丈ケ岳に
向ったところで、再会しました。
6:24 大滝頭発
大滝頭からしばらく行きますと森林限界を超え、
周囲の眺望が開けました。
同時に、朝はかなり冷え、仙水小屋では、
標高2130mで、朝の気温が5度。
森林限界を超え、稜線を歩きますと、
風が強く、顔、上半身が寒く感じました。
仙丈ケ岳にも複数のルートがありますが、今日は、天気が抜群に
良いらしいので、今回の稜線を歩けば、展望に恵まれ、時間的にも
最短らしいので一挙両得です。
実際、素晴らしい展望でした。
今回のルートは、特に困難な箇所はない一般ルートですが、やはり
個々の動作を確実にすることが大切なのでしょうね。
7:14小仙丈ケ岳到着
7:20小仙丈ケ岳発
小仙丈ケ岳から仙丈ケ岳の間は、時折、
岩を超える場面があり、少し緊張します。
特に風が強かったりしますと、それだけで
ストレスですから、それに加えて、岩場は緊張です。
こうしたところは、雪のある時期、怖いでしょう、、。
小仙丈カール
富士山、北岳、間ノ岳
北沢峠自体が2000mを超える標高であり、
仙丈ケ岳に登っても標高差は、1000mくらいで、
負担は少ないですが、やはり2700mくらいから空気も薄く、
苦しくなります。
でも北岳と比べたら、反対側の甲斐駒ケ岳と比べても穏やかに
登れるのでしょう。
ただ、森林限界を超えると、今日もそうでしたが、風の強い日は大変。
それと北沢峠からのバスの時間もやはり気になります。
11:05のバスに乗ることにしたのですが、やはり、ちょっと気がはやります。
といっても次のバスが12:55。
それもちょっと、いくら景色が良い日といっても冗長すぎます。
難しい判断です。
土日はもっと早いバスがありますから、
日帰りも無理な山ではありません。
土日、休日と平日とのバスの時間が微妙に異なります。
注意してください。
そうこうしているうちに、寒い風の中山頂に近づきます。
かなりの人を追い抜き、かなりの人が下ってきます。
といってもピークほどではないでしょうね。
藪沢カール、仙丈ケ岳山頂も見えています
藪沢カール、仙丈小屋、鋸岳、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳が見えます
富士山、北岳
重厚な南アルプス南部、塩見岳もみえます。
こうした景色が周囲に広がります。
そして、仙丈ケ岳山頂8:05着
周囲を見ます。
これまで見た景色に中央アルプス、北アルプスも加わります。
北アルプスはちょっとガすっていますが、、、
中央アルプスと伊那盆地、御嶽も
富士山、北岳、鳳凰三山
山頂風景
信仰登山もあったでしょう
8:25 仙丈ケ岳発
藪沢カールを後にします
甲斐駒ケ岳、鋸岳、八ヶ岳
早川尾根、鳳凰三山
甲斐駒ケ岳、小仙丈ケ岳、早川尾根
富士山、北岳、鳳凰三山
9:05小仙丈ケ岳
9:13小仙丈ケ岳発
昨日通った仙水峠もみえます
ナナカマド
今日もそれほど多くはありませんが登ってきます。
9:36大滝頭9:40大滝頭発
バスがちょっと気になっていましたが、これなら、もう11:05に乗れます。
10:23北沢峠着
まだ時間があり、少しくつろぎます。
まったりしすぎて、トイレに穴が開いていましたが、
愛着のあった手袋を忘れ、仙水小屋にもぼろいが、愛着のあった
タオルを忘れたことに、バスに乗ってから気が付きました。
11:05のバスは11:30頃には広河原に到着し、
バスに乗るつもりでしたが、下る乗り合いタクシーが乗客を
集めていたので、便乗。
早く芦安に到着。
風呂に入って、自宅に戻りました。
9月9日のタイム
9:35北沢峠-10:50双児山10:58-11:28駒津峰11:38-(直登)
12:45甲斐駒ケ岳13:05-14:13駒津峰14:26-15:08仙水峠15:13-
15:31仙水小屋
総合時間:5時間56分、歩行時間:5時間
9月10日のタイム
4:15仙水小屋-4:49北沢駒仙小屋5:00-(二合目近道)-
5:32二合目合流点5:35-6:15大滝頭6:24-7:14小仙丈ケ岳7:20-
8:05仙丈ケ岳8:25-9:05小仙丈ケ岳9:13-9:36大滝頭9:40-10:23北沢峠
総合時間:6時間8分、歩行時間:5時間10分
今年も甲斐駒ケ岳は黒戸尾根から、、2016年7月11日
2年3ヶ月ぶり、甲斐駒ケ岳、黒戸尾根、2015年10月19日(3)
2年3ヶ月ぶり、甲斐駒ケ岳、黒戸尾根、2015年10月19日(2)
2年3ヶ月ぶり、甲斐駒ケ岳、黒戸尾根、2015年10月19日(1)
2015年10月19日、黒戸尾根を甲斐駒ケ岳へ
目的地変更、甲斐駒ケ岳黒戸尾根、2013年7月19日(4)
2年3ヶ月ぶり、甲斐駒ケ岳、黒戸尾根、2015年10月19日(3)
2年3ヶ月ぶり、甲斐駒ケ岳、黒戸尾根、2015年10月19日(2)
2年3ヶ月ぶり、甲斐駒ケ岳、黒戸尾根、2015年10月19日(1)
2015年10月19日、黒戸尾根を甲斐駒ケ岳へ
目的地変更、甲斐駒ケ岳黒戸尾根、2013年7月19日(4)
Posted by Y-chan at 03:59│Comments(2)
│甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳
この記事へのコメント
さきほど、甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳へ行って無事に帰ってきました。
昨日(16日)も今日も天気は良かったですが、今朝は時間が早かったのでしょう、笑ってしまうほどの好天気でした。
Y-chanの助言通りに、防寒対策をしていって大正解でした。
本当にありがとうございました。
追伸*
WEB更新は三日・四日お待ちください。
昨日(16日)も今日も天気は良かったですが、今朝は時間が早かったのでしょう、笑ってしまうほどの好天気でした。
Y-chanの助言通りに、防寒対策をしていって大正解でした。
本当にありがとうございました。
追伸*
WEB更新は三日・四日お待ちください。
Posted by 倉谷 at 2009年09月17日 20:27
倉谷さん
何よりご無事でよかったです。
しかも天気も良かったとなれば、いうことありませんね。
当地南アルプス市では、昨日は山行きでわかりませんが、
今日は、かなり良い天気でした。
防寒だけは、きちんとしておかないと
後悔することになりますよね。
暑ければ、脱げばよいのですが、
寒いとどうしようもないですからね。
いずれにせよ、初めての南アルプス、良い天気で
いい印象が残せてよかったです。
天候で印象が変わってしまいますからね。
Y-chan
何よりご無事でよかったです。
しかも天気も良かったとなれば、いうことありませんね。
当地南アルプス市では、昨日は山行きでわかりませんが、
今日は、かなり良い天気でした。
防寒だけは、きちんとしておかないと
後悔することになりますよね。
暑ければ、脱げばよいのですが、
寒いとどうしようもないですからね。
いずれにせよ、初めての南アルプス、良い天気で
いい印象が残せてよかったです。
天候で印象が変わってしまいますからね。
Y-chan
Posted by Y-chan
at 2009年09月17日 21:00

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