2008年09月13日
荒川三山、赤石岳 1日目、9月10日
前置きはこちら。
9月10日
3:50自宅発。
一度、自宅を出たが、日焼け止めを忘れた。
こんなものどうでも良さそうだが、天気が良い稜線では、致命的だろう。
少しロスして出発。
コンビニで朝食、朝食を購入。
一路、静岡市へ。
それから北上。
一路、井川ダム。
途中、富士山が見えない富士見峠というところがあり、トイレ休憩をして、
南アルプス南部を見渡せる展望台から景色を少し楽しんだ。
9月10日
3:50自宅発。
一度、自宅を出たが、日焼け止めを忘れた。
こんなものどうでも良さそうだが、天気が良い稜線では、致命的だろう。
少しロスして出発。
コンビニで朝食、朝食を購入。
一路、静岡市へ。
それから北上。
一路、井川ダム。
途中、富士山が見えない富士見峠というところがあり、トイレ休憩をして、
南アルプス南部を見渡せる展望台から景色を少し楽しんだ。
でも時間が押していることがわかっていた。
朝8:00には東海フォレストの送迎バスが畑薙第一ダムを出る。
それに間に合わなければ、次のバスを待たなければならない。
先を急ぐ。
井川ダムの辺りで、前に土砂崩落があったところは
通行止めが続き、急遽、迂回路が作られていた。
もう7:00を回っていた。
これから24kmほどもある。
カーブが連続するから、速度も出せず。
少しあせった。
アクセルに力が入る。
何とか、7:50畑薙第一ダム到着。
結構な数の車だ。
30台くらいか。
ちょうど1台分、奥の方が開いたとバスの運転手が教えてくれた。
良かった。
バスの乗客は、5名だったが、そのうち2名は、
畑薙第一ダム上部の沼平ゲート付近に停めたらしい。
そこからバスに乗車した。
8:00東海フォレストバス発。

すごい悪路。
それが1時間ほども続くのだ。
運転の疲れ、何とか間に合わせたことの安堵、朝食を口にしていなかった
肉体的状況、そして、その悪路で、少し気持ち悪くなった。
やはり、時間には、ゆとりを持ちたいものだと思った。
運転手さんは、色々ガイドしてくれた。
紅葉の良い場所、赤石岳が見える牛首峠などなど。

茶臼岳への登山口となる畑薙のつり橋、
聖岳登山口などのガイドを聞いているとそれらの山への憧憬も募った。
バスに乗車する前に宿泊場所を尋ねられたが、
私と同じ千枚小屋は2名、赤石小屋が2名、
さらに二軒小屋まで行く人が1名だった。
本当は、荒川小屋まで行きたかったのに、バスが畑薙第一ダムを
出るのが、8:00では、とてもそこまでは行けない。
そう言えば、3,000円を支払うが、東海フォレスト経営の山小屋、
ロッジ等に宿泊すれば、それは帳消しになる。
東海フォレストのホームページでよく確かめましょう。
8:55 椹島到着
やっと来た椹島。

何度、この名前、指をくわえて、唱えてきたことか。
ここまでの悪路を思うとオアシスのように思えた。
こぎれいな売店、新しい白旗史朗氏の写真館などもあった。



トイレもきれい。
行き届いている感じだった。
同じ、千枚小屋に泊まる人と歓談。
朝食を取っていなかったので、おにぎりを1つ。
9:15 椹島発
写真館の奥の方にある登山口を。
林道に出て、しばらく歩き。

滝見橋の手前を千枚岳方面へ。

このルート、途中の見晴台で多少眺望が開ける他は、基本的に樹林帯。


しかもよくよく地図を見れば、林道に沿ったように作られており、
時折、工事車両が通過するのだ。
林道にも2回出合うし、こちらは、アルペン気分で登っているのに少しがっかりした。

途中には、上部で工事中なので、「頭上注意」なんて看板もあった。

基本的に歩き易い道であったが、手と足を使う場面もあった。
10:40 林道出合い
10:50 林道出合い発
12:50 見晴台着
13:00 見晴台発

この辺りで、山の中に入った緊張がほぐれてきたのか、
睡眠不足もあったのか、歩きながら、ぼおーとして、少し寝ながら歩いたりした。
大聖寺平の手前の荒川小屋も見えた。
あんなところに小屋があるのか。
早く休みたいと感じ始めていた。
途中で、千枚小屋まであと3時間と言う看板があり、先が長いと思っていたら、
2時間も行かないうちに後1時間と言う看板が出てきた。

救われた気分であったが。
13:49 駒鳥池着
池は少し下りたところにあるようだが、疲れて下りなかった。

13:55 駒鳥池発
結局、下山者は1名会っただけ。
14:30 千枚小屋着
やっと着いた。
すでにご夫婦が到着されていた。
大阪のご夫婦。
椹島ロッジに宿泊され、千枚小屋。
ゆったり山行き。
あちこち、登られているようだ。
この小屋からは、山梨県の山がたくさん見える。
自宅からも直線で40kmもないだろう。
毛無山、櫛形山、笊ケ岳などがよく見えた。

もちろん富士山も大きい。

小屋から少し移動すると赤石岳も見えた。
でも荒川三山は見えない位置だ。
着替えたりして、くつろぎモードへ。
翌日は赤石小屋に泊まるつもりで、
朝食も5:00から食べてから出発することにした。
生ビールでも飲みたかったが、生はなし。
17:00からの夕食まで、小屋の周りをうろうろしたり、山行時間を記したり。
それにしても笊ケ岳が近い。
この山小屋、本当に山梨の山がたくさん見える。
同じバスだったもう1名も15:30には到着。
彼もあちこち山に登っている。
今は百高山を歩いているらしい。
今日は、合計4名。
その他にテントを張り続け、地質の調査をしている静岡大学と明治大学の学生だか助手だか。
それに対して、小屋のスタッフは、5名いた。
この小屋、ケーブルで荷揚げしているらしい。

奥には、これまたこぎれいな避難小屋のような施設もあった。
外で、今日の山の記録を書いていると、少し冷えてきた。
結局、夜もまあまあ冷えた。
最低で6度くらいだったろうか。
夕食。

天気予報を見ると、NHKの首都圏の天気が。
なんと、山梨県でもなく、静岡県でもない天気予報をやっていた。
関東は、翌日11日、雨のところもあるという。
嫌な予感に襲われたが。
20:00には消灯。
誰かがトイレに起きるとそれにつられて目が覚めたが、まーよく寝られた。
自分もトイレに起きたが、満天の星空。
富士山や、笊ケ岳がシルエットになっていた。
でも甲府盆地のネオンが明るすぎるのか、それほど多くの星を見なかった気がする。
また、続く。
朝8:00には東海フォレストの送迎バスが畑薙第一ダムを出る。
それに間に合わなければ、次のバスを待たなければならない。
先を急ぐ。
井川ダムの辺りで、前に土砂崩落があったところは
通行止めが続き、急遽、迂回路が作られていた。
もう7:00を回っていた。
これから24kmほどもある。
カーブが連続するから、速度も出せず。
少しあせった。
アクセルに力が入る。
何とか、7:50畑薙第一ダム到着。
結構な数の車だ。
30台くらいか。
ちょうど1台分、奥の方が開いたとバスの運転手が教えてくれた。
良かった。
バスの乗客は、5名だったが、そのうち2名は、
畑薙第一ダム上部の沼平ゲート付近に停めたらしい。
そこからバスに乗車した。
8:00東海フォレストバス発。

すごい悪路。
それが1時間ほども続くのだ。
運転の疲れ、何とか間に合わせたことの安堵、朝食を口にしていなかった
肉体的状況、そして、その悪路で、少し気持ち悪くなった。
やはり、時間には、ゆとりを持ちたいものだと思った。
運転手さんは、色々ガイドしてくれた。
紅葉の良い場所、赤石岳が見える牛首峠などなど。

茶臼岳への登山口となる畑薙のつり橋、
聖岳登山口などのガイドを聞いているとそれらの山への憧憬も募った。
バスに乗車する前に宿泊場所を尋ねられたが、
私と同じ千枚小屋は2名、赤石小屋が2名、
さらに二軒小屋まで行く人が1名だった。
本当は、荒川小屋まで行きたかったのに、バスが畑薙第一ダムを
出るのが、8:00では、とてもそこまでは行けない。
そう言えば、3,000円を支払うが、東海フォレスト経営の山小屋、
ロッジ等に宿泊すれば、それは帳消しになる。
東海フォレストのホームページでよく確かめましょう。
8:55 椹島到着
やっと来た椹島。

何度、この名前、指をくわえて、唱えてきたことか。
ここまでの悪路を思うとオアシスのように思えた。
こぎれいな売店、新しい白旗史朗氏の写真館などもあった。



トイレもきれい。
行き届いている感じだった。
同じ、千枚小屋に泊まる人と歓談。
朝食を取っていなかったので、おにぎりを1つ。
9:15 椹島発
写真館の奥の方にある登山口を。
林道に出て、しばらく歩き。

滝見橋の手前を千枚岳方面へ。

このルート、途中の見晴台で多少眺望が開ける他は、基本的に樹林帯。


しかもよくよく地図を見れば、林道に沿ったように作られており、
時折、工事車両が通過するのだ。
林道にも2回出合うし、こちらは、アルペン気分で登っているのに少しがっかりした。

途中には、上部で工事中なので、「頭上注意」なんて看板もあった。

基本的に歩き易い道であったが、手と足を使う場面もあった。
10:40 林道出合い
10:50 林道出合い発
12:50 見晴台着
13:00 見晴台発

この辺りで、山の中に入った緊張がほぐれてきたのか、
睡眠不足もあったのか、歩きながら、ぼおーとして、少し寝ながら歩いたりした。
大聖寺平の手前の荒川小屋も見えた。
あんなところに小屋があるのか。
早く休みたいと感じ始めていた。
途中で、千枚小屋まであと3時間と言う看板があり、先が長いと思っていたら、
2時間も行かないうちに後1時間と言う看板が出てきた。

救われた気分であったが。
13:49 駒鳥池着
池は少し下りたところにあるようだが、疲れて下りなかった。

13:55 駒鳥池発
結局、下山者は1名会っただけ。
14:30 千枚小屋着
やっと着いた。
すでにご夫婦が到着されていた。
大阪のご夫婦。
椹島ロッジに宿泊され、千枚小屋。
ゆったり山行き。
あちこち、登られているようだ。
この小屋からは、山梨県の山がたくさん見える。
自宅からも直線で40kmもないだろう。
毛無山、櫛形山、笊ケ岳などがよく見えた。

もちろん富士山も大きい。

小屋から少し移動すると赤石岳も見えた。
でも荒川三山は見えない位置だ。
着替えたりして、くつろぎモードへ。
翌日は赤石小屋に泊まるつもりで、
朝食も5:00から食べてから出発することにした。
生ビールでも飲みたかったが、生はなし。
17:00からの夕食まで、小屋の周りをうろうろしたり、山行時間を記したり。
それにしても笊ケ岳が近い。
この山小屋、本当に山梨の山がたくさん見える。
同じバスだったもう1名も15:30には到着。
彼もあちこち山に登っている。
今は百高山を歩いているらしい。
今日は、合計4名。
その他にテントを張り続け、地質の調査をしている静岡大学と明治大学の学生だか助手だか。
それに対して、小屋のスタッフは、5名いた。
この小屋、ケーブルで荷揚げしているらしい。

奥には、これまたこぎれいな避難小屋のような施設もあった。
外で、今日の山の記録を書いていると、少し冷えてきた。
結局、夜もまあまあ冷えた。
最低で6度くらいだったろうか。
夕食。

天気予報を見ると、NHKの首都圏の天気が。
なんと、山梨県でもなく、静岡県でもない天気予報をやっていた。
関東は、翌日11日、雨のところもあるという。
嫌な予感に襲われたが。
20:00には消灯。
誰かがトイレに起きるとそれにつられて目が覚めたが、まーよく寝られた。
自分もトイレに起きたが、満天の星空。
富士山や、笊ケ岳がシルエットになっていた。
でも甲府盆地のネオンが明るすぎるのか、それほど多くの星を見なかった気がする。
また、続く。
Posted by Y-chan at 18:50│Comments(0)
│南アルプス南部山行
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