2008年10月06日
やっと槍ヶ岳。2008年10月2日、3日(終)
(1)はこちら。
(2)はこちら。
(3)はこちら。
10月3日
4:30には、起床。
実は、一度夜中に目が覚めた。
時計を見たら、23:40とかその辺り。
すぐそのまま再び眠りについた。
今日は、少し落ち着いている気分なのか。
4:30に起床してから、外に出て、満天の空を見る。
写真家ではないのが、残念なほど。
風もなく、穏やかな朝。
山は穏やかであるとこんなに優しいのか。
(2)はこちら。
(3)はこちら。
10月3日
4:30には、起床。
実は、一度夜中に目が覚めた。
時計を見たら、23:40とかその辺り。
すぐそのまま再び眠りについた。
今日は、少し落ち着いている気分なのか。
4:30に起床してから、外に出て、満天の空を見る。
写真家ではないのが、残念なほど。
風もなく、穏やかな朝。
山は穏やかであるとこんなに優しいのか。
色々支度する。
既に鈴を鳴らして出発する人も。
暗い中歩くのは、避けた。
5:30 朝食。
朝食の間に食堂からのご来光。


ちょっと10分くらい朝食を早くしてくれれば、ご来光を外で拝めたのに。
と言うか、自分でそうしても良かった。
でも食堂から、ご来光が見えるのが良い。
さて、今日の進路は、南岳方面に向かうが、かなりの人は、
さらにその先、大キレットを通過して行くようだ。
槍ヶ岳の山頂にも前日立っていたので、
稜線をしばらく楽しんで後は下るだけ。
実は、この結論に達するまでに色々迷った。
登りと同じ槍沢を下り、槍沢ルートの天狗原分岐で天狗池方面に向かい、
天狗池をみるか、南岳方面に行って、天狗原分岐から、天狗原を通過して、
天狗池、槍沢ルートに戻るようにするか。
結局、南岳方面に行き、そこから天狗原に下った。
それで正解であったと思う。
確かに、天狗原への下りは、鎖、梯子、岩場の険しい
ルートだが、慎重に行けばよかった。
あくまで慎重に。
そうすると槍沢全体を見通し、槍ヶ岳の存在を確認することができる。
願わくば、これを登りに使い、南岳小屋に泊まっても良かったかも知れない。
6:22 槍ヶ岳山荘発
素晴らしい天気。
素晴らしい眺望。
山がたくさん見える。


後で、地図で確認しないと。
地元の八ヶ岳、富士山、南アルプスも良く見える。
そして、黒部五郎、黒岳、薬師岳、鷲羽岳方面の山への興味が沸き立つのだ。
それに表銀座への興味も。
6:42 飛騨乗越

分岐を通過して、大喰岳。
岩稜帯。
6:50 大喰岳発
歩きにくくはないが、岩稜帯部分もある。
ダウンして中岳。
7:17 中岳
7:23 中岳発
時折、手と足を使いながら、梯子も2つこなしている。
それにしても素晴らしい景色。



そのまま大キレットに行きたくなる。
槍ヶ岳はダウンすると視界から、消え、
アップすると視界に戻るという感じだ。
遠く、今回は、行かない穂高も聳えている。
途中から、槍ヶ岳山荘の雷鳥で一緒だった男性と歩いている。
この男性、やはり大キレットを超えていくのだ。
8:08 天狗原分岐
8:15 天狗原分岐発
いよいよ、少し怖かった、天狗原分岐への下り。

下を見るとすごく下っているのがわかる。
谷に吸い込まれるような、そんな錯覚を覚えるのだ。
急な下り、ガレ。
岩場。
鎖。
梯子。
でも鎖は頼らなくても大丈夫。
慎重にゆっくり行けばよい。
でも、時として、それが難しい。
慎重に慎重。
一歩一歩。
ただ、この道、天候の悪い時は、やめた方が良いだろう。
天気の良い、見通しの良い時にこそ良い。
ペイントが頼りになるので見落とさないように。
慎重に下りると天狗原のコルに出るが、ちょっとわかりにくい。
少し左に曲がり気味に進むのだが、よーく、ペイントを
見落とさないようにしなければならない。
だからガイドブックには、この辺り迷い易いと書いてある。
このコル辺りまで来ると、槍ヶ岳を包み込むU字谷が素晴らしい。
青い空、紅葉、氷河地形、槍ヶ岳。
素晴らしいハーモニー。



登山者にも既に何人かあっている。
ババ平でテントを張ったひと。
ヒュッテ大槍に連泊して、このカールを楽しむひと、など様々。

夢のような景色を見ながら、しばらく行くと天狗池。
やっと天狗池。
槍ヶ岳への登頂と天狗池。
今回のハイライト。
その周囲には、天気の良い日に天狗池に写る
逆さの富士を狙うカメラマンがたくさん。
カメラマンでなくてもゆったりしたい気分になるだろう。
こんなところで、半日でも過ごせたら、贅沢だ。
9:23 天狗池
9:45 天狗池発

槍ヶ岳が逆さに見えた。
1人のおばかなカメラマン。
後でブログに書きますが。
天狗池上部の登山道を、昨日登った
槍沢ルートの天狗原分岐に進む。
やはり岩塊の歩きにくい道。
多くの登山客が登ってくる。
今日は、金曜日。
週末を過ごす人たちだ。
下に行けばいくほど、その数は衰えることを知らず、
上高地まで続いていた。
この週末は、久しぶりの混雑なのではないかと思った。
槍沢ルートの天狗原分岐をしばらく行くと槍ヶ岳も見えなくなった。
槍ヶ岳を取り巻くこのカールを楽しむには、やはり天狗池、
天狗原ルートを登り、南岳小屋で一泊するのも良いのではないか?
ただ、体力が必要だろうね。
槍ヶ岳山荘に行くのも体力が相当必要だ。
さて、後は、下るだけ。
11:10 槍沢ロッジ
11:48 槍沢ロッジ発
槍ヶ岳山荘の弁当を食べ、ゆっくり休憩。
それにしてもどんどん登ってくる。
韓国人の団体も居た。
さすがににんにくの匂い。
始めは消防団の訓練登山家と思った。
道一杯に広がり、誰もが、黒っぽい、体にピッタシ服を着ており、
男性など、乳首が透けて見える。
近くを通る時、にんにくの匂いと韓国語と思しき言葉が。
その後も数十名の韓国人とすれ違っている。
ありがとう、こんにちは、と韓国語ですれ違う。
そういえば、槍ヶ岳山荘には、韓国語のサインがたくさんあった。
12:50 横尾着
12:55 横尾発
ここもすごいひと。
13:38 徳沢
13:40 徳沢発
14:14 明神
14:20 明神発
うわーすごいひと。
14:54 上高地
横尾辺りからは、樹林帯になるので、とにかく早く歩いた。
上高地に近づくにつれ、どこで泊まるのかなと
思うような人がたくさん登ってくる。
まー、徳沢とか横尾だろう。
テントを担いだ人も多い。
挨拶する人が少ない。
道一杯に広がって譲らない人たちも。
上高地15:00のシャトルバスに飛び乗った。
良い山行き。
やはり天気の良い山行きに限る。
沢渡に到着したら、すぐそこにある日帰り温泉で汗を流し、ストレッチもした。
後は自宅へ。
16:20頃沢渡を出発し、18:30頃自宅に到着。
疲れた。
既に鈴を鳴らして出発する人も。
暗い中歩くのは、避けた。
5:30 朝食。
朝食の間に食堂からのご来光。


ちょっと10分くらい朝食を早くしてくれれば、ご来光を外で拝めたのに。
と言うか、自分でそうしても良かった。
でも食堂から、ご来光が見えるのが良い。
さて、今日の進路は、南岳方面に向かうが、かなりの人は、
さらにその先、大キレットを通過して行くようだ。
槍ヶ岳の山頂にも前日立っていたので、
稜線をしばらく楽しんで後は下るだけ。
実は、この結論に達するまでに色々迷った。
登りと同じ槍沢を下り、槍沢ルートの天狗原分岐で天狗池方面に向かい、
天狗池をみるか、南岳方面に行って、天狗原分岐から、天狗原を通過して、
天狗池、槍沢ルートに戻るようにするか。
結局、南岳方面に行き、そこから天狗原に下った。
それで正解であったと思う。
確かに、天狗原への下りは、鎖、梯子、岩場の険しい
ルートだが、慎重に行けばよかった。
あくまで慎重に。
そうすると槍沢全体を見通し、槍ヶ岳の存在を確認することができる。
願わくば、これを登りに使い、南岳小屋に泊まっても良かったかも知れない。
6:22 槍ヶ岳山荘発
素晴らしい天気。
素晴らしい眺望。
山がたくさん見える。


後で、地図で確認しないと。
地元の八ヶ岳、富士山、南アルプスも良く見える。
そして、黒部五郎、黒岳、薬師岳、鷲羽岳方面の山への興味が沸き立つのだ。
それに表銀座への興味も。
6:42 飛騨乗越

分岐を通過して、大喰岳。
岩稜帯。
6:50 大喰岳発
歩きにくくはないが、岩稜帯部分もある。
ダウンして中岳。
7:17 中岳
7:23 中岳発
時折、手と足を使いながら、梯子も2つこなしている。
それにしても素晴らしい景色。



そのまま大キレットに行きたくなる。
槍ヶ岳はダウンすると視界から、消え、
アップすると視界に戻るという感じだ。
遠く、今回は、行かない穂高も聳えている。
途中から、槍ヶ岳山荘の雷鳥で一緒だった男性と歩いている。
この男性、やはり大キレットを超えていくのだ。
8:08 天狗原分岐
8:15 天狗原分岐発
いよいよ、少し怖かった、天狗原分岐への下り。

下を見るとすごく下っているのがわかる。
谷に吸い込まれるような、そんな錯覚を覚えるのだ。
急な下り、ガレ。
岩場。
鎖。
梯子。
でも鎖は頼らなくても大丈夫。
慎重にゆっくり行けばよい。
でも、時として、それが難しい。
慎重に慎重。
一歩一歩。
ただ、この道、天候の悪い時は、やめた方が良いだろう。
天気の良い、見通しの良い時にこそ良い。
ペイントが頼りになるので見落とさないように。
慎重に下りると天狗原のコルに出るが、ちょっとわかりにくい。
少し左に曲がり気味に進むのだが、よーく、ペイントを
見落とさないようにしなければならない。
だからガイドブックには、この辺り迷い易いと書いてある。
このコル辺りまで来ると、槍ヶ岳を包み込むU字谷が素晴らしい。
青い空、紅葉、氷河地形、槍ヶ岳。
素晴らしいハーモニー。



登山者にも既に何人かあっている。
ババ平でテントを張ったひと。
ヒュッテ大槍に連泊して、このカールを楽しむひと、など様々。

夢のような景色を見ながら、しばらく行くと天狗池。
やっと天狗池。
槍ヶ岳への登頂と天狗池。
今回のハイライト。
その周囲には、天気の良い日に天狗池に写る
逆さの富士を狙うカメラマンがたくさん。
カメラマンでなくてもゆったりしたい気分になるだろう。
こんなところで、半日でも過ごせたら、贅沢だ。
9:23 天狗池
9:45 天狗池発

槍ヶ岳が逆さに見えた。
1人のおばかなカメラマン。
後でブログに書きますが。
天狗池上部の登山道を、昨日登った
槍沢ルートの天狗原分岐に進む。
やはり岩塊の歩きにくい道。
多くの登山客が登ってくる。
今日は、金曜日。
週末を過ごす人たちだ。
下に行けばいくほど、その数は衰えることを知らず、
上高地まで続いていた。
この週末は、久しぶりの混雑なのではないかと思った。
槍沢ルートの天狗原分岐をしばらく行くと槍ヶ岳も見えなくなった。
槍ヶ岳を取り巻くこのカールを楽しむには、やはり天狗池、
天狗原ルートを登り、南岳小屋で一泊するのも良いのではないか?
ただ、体力が必要だろうね。
槍ヶ岳山荘に行くのも体力が相当必要だ。
さて、後は、下るだけ。
11:10 槍沢ロッジ
11:48 槍沢ロッジ発
槍ヶ岳山荘の弁当を食べ、ゆっくり休憩。
それにしてもどんどん登ってくる。
韓国人の団体も居た。
さすがににんにくの匂い。
始めは消防団の訓練登山家と思った。
道一杯に広がり、誰もが、黒っぽい、体にピッタシ服を着ており、
男性など、乳首が透けて見える。
近くを通る時、にんにくの匂いと韓国語と思しき言葉が。
その後も数十名の韓国人とすれ違っている。
ありがとう、こんにちは、と韓国語ですれ違う。
そういえば、槍ヶ岳山荘には、韓国語のサインがたくさんあった。
12:50 横尾着
12:55 横尾発
ここもすごいひと。
13:38 徳沢
13:40 徳沢発
14:14 明神
14:20 明神発
うわーすごいひと。
14:54 上高地
横尾辺りからは、樹林帯になるので、とにかく早く歩いた。
上高地に近づくにつれ、どこで泊まるのかなと
思うような人がたくさん登ってくる。
まー、徳沢とか横尾だろう。
テントを担いだ人も多い。
挨拶する人が少ない。
道一杯に広がって譲らない人たちも。
上高地15:00のシャトルバスに飛び乗った。
良い山行き。
やはり天気の良い山行きに限る。
沢渡に到着したら、すぐそこにある日帰り温泉で汗を流し、ストレッチもした。
後は自宅へ。
16:20頃沢渡を出発し、18:30頃自宅に到着。
疲れた。
やっと北ア、蝶ケ岳、常念岳周回、2010年8月18日(4)
やっと北ア、蝶ケ岳、常念岳周回、2010年8月18日(3)
やっと北ア、蝶ケ岳、常念岳周回、2010年8月18日(2)
やっと北ア、蝶ケ岳、常念岳周回、2010年8月18日(1)
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(5)
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(4)
やっと北ア、蝶ケ岳、常念岳周回、2010年8月18日(3)
やっと北ア、蝶ケ岳、常念岳周回、2010年8月18日(2)
やっと北ア、蝶ケ岳、常念岳周回、2010年8月18日(1)
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(5)
敗退したような気分で山頂、蝶ケ岳、09年5月19日(4)
Posted by Y-chan at 10:38│Comments(4)
│北アルプス山行
この記事へのコメント
>なんか、自閉症の人たちみたい
おかしな発言だと思います。
せっかく素敵なページなのにこういう発言は慎まれては。。
自閉症を誤解されていると思います。
おかしな発言だと思います。
せっかく素敵なページなのにこういう発言は慎まれては。。
自閉症を誤解されていると思います。
Posted by 通りすがり at 2008年10月06日 18:48
実は、私も後で気になっていました。
即刻訂正です。
ありがとうございます。
Y-chan
即刻訂正です。
ありがとうございます。
Y-chan
Posted by Y-chan
at 2008年10月06日 18:52

登りの緊張も解けて
下りは周りを見る余裕も出てきましたね。
それにしても良いお天気に恵まれた山行きでした。
輝くような青空と紅葉と、その上、雲海も素晴しいです。
下りは周りを見る余裕も出てきましたね。
それにしても良いお天気に恵まれた山行きでした。
輝くような青空と紅葉と、その上、雲海も素晴しいです。
Posted by のんピー
at 2008年10月07日 04:18

のんピーさん
通しで読んで頂き、感謝感激です。
良い天気でした。
青い空はやはり良いものです。
そう、雲海も良かったですね。
低いところは雲に覆われているということですが、それを思えば思うほど、高いところにいてよかったと思うのです。
また、2日間とも穏やかな気候で、夜も早朝もそれほど寒くなく、大助かりでした。
この辺りの山、好きになりそうです。
Y-chan
通しで読んで頂き、感謝感激です。
良い天気でした。
青い空はやはり良いものです。
そう、雲海も良かったですね。
低いところは雲に覆われているということですが、それを思えば思うほど、高いところにいてよかったと思うのです。
また、2日間とも穏やかな気候で、夜も早朝もそれほど寒くなく、大助かりでした。
この辺りの山、好きになりそうです。
Y-chan
Posted by Y-chan
at 2008年10月07日 22:32

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