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2008年05月04日

登山口をやっと見つけた2003年8月2日の鳳凰三山 登山

2003年8月2日
苦い思い出
初めての鳳凰三山

その後鳳凰三山は、登山口となる夜叉神峠入り口、青木鉱泉、御座石温泉などに近いこともあり、
私にとってはスタンダードで、トレーニングもできる山になった。

これは、そうした境地になる前、山梨に移り住んで始めてトライした鳳凰三山で、
登山口までやっと辿りつき、8月というまだ日も長い1日に青木鉱泉を出発し、
地蔵岳は省いたものの、観音岳、薬師岳を巡り、やっとの思いで青木鉱泉に戻った記録となる。


この頃は、山梨で車を乗り始めて、というか、人生で初めて
車を自分で購入して乗り始めて未だ8ヶ月。
山梨の道も良くわからぬ頃だった。
金峰山、瑞牆山などは登った。
近い日本百名山は?

鳳凰三山に照準を合わせた。
登山口は、青木鉱泉。
ナビで設定。

5:20自宅発
ナビの示すとおり、甘利山方面に向かう。
甘利山の駐車場を過ぎ、下る。
ところがナビの示す方向の林道は未舗装で、かつ閉鎖されている。
もうあせり。ナビでは、青木鉱泉が近くに表示されている。
今思えば、甘利山の駐車場に向かう途中からも右に折れれば、
青木鉱泉方面に行けたし、今回は、閉鎖されていた林道も
青木鉱泉方面に行ける林道であった。

また甘利山入り口に戻る。
何とか青木鉱泉に行く道を見つけようとするが、見つからない。
家にも電話する。もうパニックだ。
右往左往する。

このとき、鳳凰三山はあきらめ、編笠山、権現岳に変更した。
国道20号線を経由して観音平を目指す。

ところが、

しばらく進むと青木鉱泉の文字。
すかさず、左折。しばらくすると未舗装の林道。
小武川林道だ。
やっと青木鉱泉にいけるのか。
光明が射した。
とはいえ、でこぼこ道。
この頃は、車もまだ新車でこんな道嫌だ。
早く抜け出したいと思った。
結局、ずーと青木鉱泉まででこぼこであった。
ただ、なんか最近舗装されたばかりの道が、青木鉱泉に右折した先に続いていた。
これは?

9:00青木鉱泉駐車場
50台は止まっている。
県外のナンバーがほとんどだ。
この当時の料金700円を支払った。
自宅を出発して、3時間40分でやっと登山口に着いた。

本当なら、40-50分で到着するところをだ。

9:30青木鉱泉発
こんなに遅くなっているのに依然として日帰りを考えていた。
無謀であった。
始めは歩き易いと思った。
しかし、次第にすごい登りになってきた。
登山口を探し当てるまでの焦りが、歩きにも影響していたようだ。
8月という季節のせいもある。
鳳凰小屋に至るまでは、とにかく少し進んでは、止まり、息を整えなければならなかった。
かなりの人が登っている。
大きな荷物を背負った人も多い。鳳凰小屋でテントだ。
途中、大量の水を飲み、手当たり次第に沢の水も飲んだ。苦しい。

本当に病気かと思ったほどだった。

13:30鳳凰小屋
やっと鳳凰小屋だ。
小屋の主人は、宿泊するように勧める。
日帰りするのだと言い張った。
小屋には既に40人も居ただろうか。
こんなに苦しいのに追い越した人もいるので、その方たちも加わるとなると、すごい人だ。
人気のある山にこの季節。
300円を支払った三矢サイダーを飲んだ。
うまい。生き返った。

13:50鳳凰小屋発
地図を見るともう地藏岳を登る時間はない。
このとき、地蔵岳を省いて、観音岳への近道をすることにした。
いきなりすごい傾斜。この近道。
すごかった。時間的にあせり、登山口を探すのも苦労した身には、応えた。

15:06観音岳
15:16観音岳発

稜線には、人がほとんどいない。当たり前だろう。
日帰りは既にそれぞれの登山口近くまで戻り、宿泊者は小屋でくつろいでいる時間であろう。

15:35薬師岳
15:45薬師岳発

なんと気持ちの良い稜線歩きであったろう。
北岳は雲に隠れていた。
中道を下る。途中、中道を上がってくるグループに2組ほど会った。
皆さん薬師岳小屋に宿泊だ。
あと少し、と励ました。
こちらも励ましてもらいたかった。
この中道とても長い。

18:15青木鉱泉

ひたすら、高度を下げて2時間30分で下山した。


本当に疲れた。地蔵岳は次回に回そう。

からだを拭い着替えた。
早く家に帰りたい。
青木鉱泉に右折するとき、先に見えていた舗装路を走る。
ナビで走る。ほぼ全面舗装の新しい林道。
約1kmほどか、未舗装の荒れたところでほこりを舞い上げたが、無事県道に戻った。
そこからは、20分程度で自宅だ。

結局、19:30頃、自宅に着いた。
長い一日であった。
登山口を見つけられず、苦労はしたが、いい経験にもなった。




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