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2009年11月29日

雪の金峰山に登りました、09年11月24日(3)

(1)はこちらです。
(2)はこちらです。

さて、山頂でしばらく過ごしますと当然のことですが、寒くなり、下山にかかります。
結局、コーヒー牛乳とパン2つを食べました。

11:16金峰山山頂発

結局、一人の山頂でした。
これから歩く稜線を見ます。
こんなに歩くのですか、、。
雪の金峰山に登りました、09年11月24日(3)雪の金峰山に登りました、09年11月24日(3)



五丈岩から少し離れますと、朝、駐車場でお会いしていた群馬のご夫妻が、、、
アイゼン持参されず、苦労して登られてきたようです。
しばしお話しました。

浅間山が反対方向から見るので、ちょっと違った形に見え、
八ヶ岳やその右の北アルプス、南アルプス、中央アルプスなど
わかる範囲で山座同定させて頂きました。
瑞牆山にも登りたいとおっしゃっていました。

色々山のことがわかり、喜んでおられました。
私も未知の山に行ったら、そうしたガイドはうれしいものでしょう。

また先を急ぎます。

登りに余り雪がなかったところは、下りでもアイゼンが岩に当たり、がりがり。
それから、一度雪の下に隠れた岩を踏み、バランス崩して、
左のアイゼンで右のズボンを少し引っ掛けてしまいました、、。
穴は開きませんでしたが、気をつけないといけません。

登りに苦労した岩場は、やはり下りにも苦労します。
それでも何とか通過していくものです。
雪の金峰山に登りました、09年11月24日(3)雪の金峰山に登りました、09年11月24日(3)


途中で、若者1名。
結局、この日にあったのは、3名だけでした。
静かでした。

動物もいたようです。
雪の金峰山に登りました、09年11月24日(3)

しばらくして、12:05砂払いの頭で、アイゼンを外すかどうか
迷いましたが、結局アイゼンを外して、12:20出発です。


稜線を抜けるとある意味ほっとします。
眺望はなくなりますが、、、。


大日岩の指導標のあるところまでは、雪もある程度あり、
それほど踏み固められていなかったので、アイゼンなくても苦労しませんでした。

13:03大日岩
乾いていますね、、、
雪の金峰山に登りました、09年11月24日(3)
13:10大日岩発

問題はここから大日小屋まででした。
実は、登り時の感触で、アイゼン着けたほうが良いと
思っていたのですが、お会いした群馬のご夫婦も
アイゼンを着けないのだから、、なんて、要はアイゼンを
装着するのが面倒だったのですが、それでこの間を下りましたが、
結構アイスバーンのところも多く、慎重に慎重に下ったので、
思わぬほどの時間がかかりました。

嫌なところ
雪の金峰山に登りました、09年11月24日(3)雪の金峰山に登りました、09年11月24日(3)

この間は、残雪期にも苦労した記憶があります。

で、結局、指導標でも20分で到着する大日小屋に26分かかってしまいました。

13:36大日小屋
ここまでくればもう本当にアイゼン不要です。

13:40大日小屋発

雪の金峰山に登りました、09年11月24日(3)

後は順当に下って、14:08富士見平、同14:10発、ちょっと
林道に出て瑞牆山の写真を撮り、そのまま、14:30駐車場に戻りました。


結局、こんな感じで歩いていました。

瑞牆山荘先駐車場6:40-7:15富士見平7:25-8:04大日小屋8:06-
8:38大日岩8:50-9:48砂払いの頭9:55-10:44金峰山山頂11:16-
12:05砂払いの頭12:20-13:03大日岩13:10-13:36大日小屋13:40-
14:08富士見平14:10-14:30瑞牆山荘先駐車場
総合時間:7時間50分、歩行時間:6時間19分


風呂に入る気もなく、寒いけれどからだを拭いて着替えます。

さて、色々まとめますと、、、、
但し、あくまで11月24日のことですから、例えば、本日、11月29日当地では、
雨が降っていますが、金峰山は雪でしょうから、状況は変わります。
ご参考までの情報です。


登山口となる瑞牆山荘までの本谷釜瀬林道は、凍結の恐れもあり、進入はご注意を
平地の雪は、この道路も雪で、圧雪されて大変なことになるでしょう。
毎年事故も多いようです。
瑞牆山荘があるので、閉鎖はされません。
既に「凍結注意」の看板が多数出ていました。

さて、登山道ですが、雪は、大日小屋後から出てきます。
今日も曇りかと思いましたが、雲海の上に主だった山を見ることができました。

しかし、雪でやはり時間がかかりました。
アイゼンの装着もそうですが、やはり雪に足をとられたり、
冬の靴が重かったり、アイゼン着けたらさらに重かったり、、、。

瑞牆山荘先駐車場から富士見平
特に問題ありません。
水場から流れる水が、朝は凍結しており、下山時はぐちゃぐちゃ。
富士見平の100円トイレの脇には、使用されたペーパーなのか、
散らかっていました。

富士見平から大日小屋
よく凍結する箇所ですが、今日は雪もなく、当然凍結もほとんどなく。
最後の一部だけでした。

大日小屋から大日岩
この部分はわずかに降った雪が踏み固められ、今回の登山道中で最も
厄介でした。
完全にアイスバーンのところもあり、登りは何とかなりましたが、
下山時は、苦労しました。
アイゼン着けずに通過しようとするからですが、、、。
登りと下りでほとんど時間が変わりません。

大日岩から砂払いの頭
雪も多くなりアイスバーンは一部なので、登りも下りもアイゼン使用せず。
でも下りでは、アイゼン使用しても良いかも知れません。
雪は多くなるとはいえ、それほどではありません。

砂払いの頭から金峰山山頂
アイゼン使用しました。
今日の感じであれば、使用しなくても何とかなったかもしれませんが、
何とかならなかったかも知れません。
岩場で数箇所、雪がなくても困難を伴う箇所は、
雪が付くとどう乗り越えようかと考える場面もありました。
雪はそれほどでもなく、吹き溜まりはトレース消されていますが、
まだ残っています。
もうしばらく経過したら、ピッケルが必要でしょうか、、、。





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