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2010年03月19日

硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)

3月17日に八ヶ岳硫黄岳に登りました。
ツルツルの林道を歩いた(1)はこちらです。

さて、稜線に出る準備をして9:38に赤岳鉱泉出発です。

そうそう、テントが4張りありました。
週末とは比べようのない静けさでしょうか、。

出発してからは、しばらく樹林帯。
シェルを着込みましたが、暑いです。
時折吹く風が涼しく感じられるほど。
でも気温は、厳冬ほどでは、ないですが、低いですから、
バランス取らないと、、

大同心が見えるところを通過します。
トレースのある樹林帯は、ほとんど問題なく、
まだ朝も早い時間で日当たりで雪が緩んでいることも
ありませんでした。
硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)

そして、赤岩の頭直下、、
急斜面を登ります。
硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)
この辺りから、赤岩の頭直下の直登りが、心配になってきます。
昨年も、あの急斜面、ちょっと恐怖を覚えました。


登りなんですが、この斜面を見ると怖いです。
そのまま滑り落ちるように感じるからでしょうか、、。
樹林帯は、適度にジグザグ道が付いていますが、
樹林帯を過ぎますと、
雪のあるときは、直登で赤岩の頭に向うことになるのです。
私が追ったトレースの他にもいくつかトレースが付いていました。
この直登り、距離にしたらわずかですが、緊張しました。


そして、赤岩の頭に11:00到着。
ほっとしました。
でも、その斜面を何気に見てしまいます。
あそこ下るのか、、。

こんな景色がそんな不安を忘れさせてくれます。
いや、ちょっと麻痺させてくれます。
硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)

山頂までは、なだらかに登っていきます。
周囲は抜群の展望。
風が強いです。
でも堪えられないほどではなく。
厳冬のものではありませんね。

時折、林道のように凍結箇所あり、アイゼンをしっかり利かせます。

そして、もうわずかで山頂というところ、、、
怖いトラバースがあり、慎重に進みます。
下山時に撮影したのですが、こんなところです。
硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)



なーんだ、、、たいしたことないじゃないか、、、。
いえいえ、右は、急斜面ですから、落ちたら止れません。
行きも帰りもかなり緊張しました。

行きはちょっとルート取りを失敗。
一度進退窮まりそうにもなりましたです、、、。

そういえば、このトラバースの前で、下山者一人、、
緊張していたのか、一言も発しない人でした。

そして、ようやく山頂に11:22到着しました。

アイゼンの調整不足もあり、時間がかかりました。

山頂からの景色です。

蓼科、天狗岳、霧ケ峰方面
阿弥陀岳、赤岳、横岳、台座の頭
強風の吹く、しかし、穏やかに見え、私一人の山頂
爆裂火口、あまり近づき過ぎないように、
雪屁が張り出していそうです。
浅間山も
金峰山も
硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)
硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)
硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)硫黄岳、急斜面を経て山頂へ、2010年3月17日(2)

景色は、実は、うわの空で撮影しておりました。
2つのことが、、
山頂直下のトラバース
赤岩の頭からの急斜面、

大丈夫か、、。
そんなことを考えていたのでした。

続く



4月16日の硫黄岳、八ケ岳、、(2)
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この記事へのコメント
独り占めの山頂、羨ましい限りです。
阿弥陀岳、赤岳、横岳、台座の頭の景色、素晴らしいですね。
単独行、お気をつけて!
Posted by 相模のtake at 2010年03月20日 18:46
相模のtakeさん

良い景色を見ることができました。
やはり硫黄岳に登ったら、あの感じでそろってみえないと、、、。
登った気にならないかも、、。
良かった。
山頂から家に電話。
違うところから下りたら、といわれましたが、
車の回収も考え、同じ道を戻りました。

とにかく慎重を心がけるしか、、、。

Y-chan
Posted by Y-chan at 2010年03月20日 23:42
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