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2008年06月03日

雪がないのは、これほど楽なのか、08年6月2日の大菩薩

2008年6月2日(月曜日)
山=大菩薩嶺
トータル時間:5時間16分(歩行4時間30分)

最近は、晴の日にしか山に登っていなかった。
写真を見るとほとんど青空が背景にある。
6月初日の昨日の日曜日、所用があり、組長会議がありなどなどで、
晴の天気であったが、山に行けなかった。
そのため、曇りのち雨の予報の今日決行。


後で雨の可能性が高いので、余りに遠くの山ではなく、かつ、
長時間の歩行を強いられる山も排除。甲武信岳も2月に雪で苦労して以来、
行ってないので、甲武信岳も考えていたが、西沢渓谷からの甲武信岳は
少し長丁場。雪も上部にあるとの情報も得ていたので、今回は敬遠して、
少し時間が短い大菩薩嶺を、いつもの通り、丸川峠分岐入り口から丸川峠、大
菩薩嶺、大菩薩峠、上日川峠、丸川峠と再び周遊することにした。
今年は既に3回目となる。

1月17日3月13日も同じコースを歩いた。
甲武信岳は工場長さんが昨日単独登山していた。
天気が良かったみたいで何よりだったと思う。


3:30 起床
4:20 自宅発。
コンビニでおにぎりを買う。
国道20号線から、411号線へ。
裂石を右折する。
裂石のところに新しいトイレができていた。
バスで行かれる方には、便利なトイレだろう。

5:35  丸川峠分岐着。
丸川峠分岐まで。
今は冬季閉鎖もないが、上日川峠まで進んでしまうと余りに短く、
そっけないので、丸川峠分岐から登る。
10台以上は、車を置けるスペースあるが、朝も下山後もY-chanの1台のみだった。
上日川峠の駐車場は、後で確認するのだが、大阪ナンバーを含め、
全国から人を集めて、10台は停まっていた。


5:45 丸川峠分岐駐車場発
3月でも歩き始めてすぐに雪が現れた登山道は、緑でみずみずしい。
沢の流れも心なしか、1月、3月の時より、勢いがある。
丸川峠までは、新緑はあるものの、眺望は開けないので、つまらない登りだ。
意外に登りにくい箇所もあるが、ちょっと注意、工夫すれば大丈夫。
冬には、樹氷も見えていたことを思い出した。

7:02 丸川峠着
この丸川峠、何となく好きだ。
富士山は見えているが、カメラで写しても良く映らない程度にしか見えない。
丸川荘は人の気配がない。
雪がないのは、これほど楽なのか、08年6月2日の大菩薩



7:12 丸川峠発
ひとしきり急登をこなすと少しなだらかな登りとなる。
ここから、大菩薩嶺までは、北斜面で、樹林帯だから、
1月、3月の登山の時はアイゼンが手放せなかった。
なんだか、雰囲気がいい。
雪のあるところしか最近、見ていなかったから、雪のない今いろんなものが見えてくる。
倒木も多い。新しい倒木もかなり多い。
雪がないのは、これほど楽なのか、08年6月2日の大菩薩


2箇所崩れていた。
「通行禁止」などと看板があったから、一瞬、どうするかと思ったほどだ。
雪がないのは、これほど楽なのか、08年6月2日の大菩薩



でも良く見ると、少し高巻いて道が付けられていた。
途中石が並べられるようにおかれていた箇所もあったが、どうも崩れた箇所を直すのに使うらしい。
雪がないのは、これほど楽なのか、08年6月2日の大菩薩



そこかしこから、雪解け水なのか、水が湧き出ている。


また丸川峠から、大菩薩嶺までの樹林は、コメツガが多く、山梨の森林百選にも選ばれている。
苔むした倒木と、コメツガの樹林。なかなか雰囲気は良い。
雪がないのは、これほど楽なのか、08年6月2日の大菩薩



眺望は時折、樹林越しに甲武信岳、木賊山、破風山、雁坂嶺、
水晶山、古札山、笠取山、唐松尾山、飛竜山、雲取山などなどが見えるだけであるが。

そうそう、今は崩壊箇所を修理しているが、3月の時は、こんな風に書いていた。
「途中、一箇所崩れた箇所があり、私は崩れていてもそのまま進んだが、
その赤のリボンは、大きく高回りするルートにつけられていた。」

その後、もう一箇所崩れたのか?
雪の時は気が付かなかった。


8:27 大菩薩嶺着
大菩薩峠の明るい草原状に対して、この大菩薩嶺の頂上は眺望もなく、暗い感じだ。
雪がないのは、これほど楽なのか、08年6月2日の大菩薩


1月、3月には、なかったのか、気付かなかったのか。
東京都水道局の杭が、ここから大菩薩峠辺りにかけて見えていた。
雪がないのは、これほど楽なのか、08年6月2日の大菩薩



この辺りは、東京都の水源にもなっており、保護されているのであろう。

8:42 大菩薩嶺発
さて、少し下ると大菩薩のハイライト。
富士を右手に大菩薩峠に下るのだが、今日は、富士山、見えるがかなりぼんやり。
足早に雷岩、標高2000m地点、神戸岩、賽の河原、親不知の頭を通り過ぎて行った。 
雪がないのは、これほど楽なのか、08年6月2日の大菩薩




9:19 大菩薩峠着

南アルプスも見えないが、奥多摩方面の雲取山、飛龍山、御前山、大岳山などが見えていた。
1月には、東京も見えたのだが。
介山荘は営業していた。
そういえば、丸川峠から大菩薩嶺までで1名の登山者に会ったが、彼は介山荘に宿泊。
10名程度で快適だったと言っていた。

9:30 大菩薩峠発
3月でもこの下りは雪が付いていて、悩ましかった。
介山荘には軽トラックが停まっていたが、この登山道を上がってきている。
福ちゃん荘も人がいて、営業していた。

10:08 上日川峠着
全国から、登山者を集めているのがわかる。大阪ナンバー、名古屋ナンバー、、、。

10:18 上日川峠発

何度か車道を横切って、丸川峠分岐へ戻り。
この辺りは、ブナが多く、山梨の森林百選に「大菩薩のブナ林」として選ばれているのに気が付いた。
雪がないのは、これほど楽なのか、08年6月2日の大菩薩


大菩薩には、コメツガの山梨森林百選とブナの山梨森林百選があるのだ。
気が付かなかった。

11:01 丸川峠分岐戻り

体を拭い、着替えた。
おじいさんが看板を見ていた。軽装だ。
これから登るかと思い、声をかけたら、裂石から歩いてきたらしい。
地元のおじいさんで、塩山駅から大菩薩登山口行きのバスにのり、来たらしい。
登るつもりはなかった。
そのおじいさん、帰り際には、裂石雲峰寺辺りでうろうろしていた。
足は丈夫そうなおじいさんだった。

来た道を国道411号線へと戻り、途中の渋滞を避けるために、
平日9:00から17:00まで30%引きとなる一宮御坂ICから中央道に入り、
甲府昭和ICで下り、12:30過ぎに自宅についた。
家に帰る途中、少し雨が降ってきたので、長丁場の山に行かなくて正解であった。




結局、10名くらいのハイカーに会った。




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