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2009年02月03日

赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

前置きが長くなってしまって、いざ、、、。

「硫黄岳」に行くための山の支度は、
日曜日でも仕事をしていたので、それから。
夕方18:00ごろから。
先週も赤岳に行っているので、ある程度寒さ、服装の勘があった。
とはいえ、何度も何度も準備をチェック。
23:00前には、就寝した。

4:20 起床。
5:20 自宅発
まだ真っ暗だ。
だんだん日が長くなるが、まだまだ。

高速に入る前に、コンビニで昼食購入。

南アルプスICから小淵沢ICまで高速。
長野方面に行くときは、南アルプスICがいい。
ICまで15分くらいかな。

今日は、薄暗い中、八ヶ岳がシルエットで浮かんでいる。
いい感じだ。
気持ちも高揚する。

通勤割引で600円。
小淵沢ICを下りて、富士見高原経由、美濃戸口へ。
小淵沢辺りは、この前の雨のとき、雪は降らなかったようだ。
八ヶ岳山荘に車を置く。
帰りにここで風呂に入るつもりだ。

6:40 美濃戸口到着。
それほど寒くない。
まず、風がない。
いきなり手が冷たくなり、パニックになるのは、何とか防げた。

さて、先週は、車で進入した美濃戸までの道を歩く。
やはり、かなり凍結している箇所がある。
歩くには、うまく場所を選んで歩く必要がある。
帰りには、日当たりの良い場所は融けてぐちゃぐちゃしていたが、、。

7:00 美濃戸口発
まーひたすら歩く以外にない。
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)


7:44 赤岳山荘
車が4台ほど。

7:50 赤岳山荘発

ここで迷い。
天気が良い。
風も穏やかそうだ。
昨日は、強風で大変だったろうが、、、。
先週のリベンジで赤岳に行きたくなったのだ。

ばか、、、。

硫黄岳に行くと家には、言ってきた。
簡単に目的地を変更するのは、リスク管理から良くない。

美濃戸山荘を過ぎたら、北沢と南沢の分岐があるから、
それまでに決めないと。

さて分岐。
一度は、北沢へ10m進んで、考え、
南沢に10m進んで立ち止まり、、、、。
結局、そのまま進んだ。
赤岳に進んで行ったのだ。

この辺りから、2、3日前に、雪が降ったのが良くわかる。
先週より、明らかに雪が多い。
枝が弓のようにしなっているものあったり、
先週なかった、倒木もあったり。
雪の重みか、、、。
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

今日は、美濃戸口から歩くから、先週より多くの時間がかかるだろう。

今日は、天気が良く、周囲の山にも日が差してきた。
この辺りは、赤岳などが大きく立ちはだかっているので、
なかなか太陽が差してこないが、赤岳、横岳などがちらちら
見え始めるのと、やっと日が差してきた。
サングラスをしようと思ったが、行者小屋についてからにした。
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

確かに雪が多くなっており、一部のルートは先週と
違ったところについているところもあった気がした。

9:43 行者小屋
周囲の景色は抜群だ。
テントが1張。
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

先週と同様、ここで、アイゼンをつけ、ヤッケも着た。
でも今日は、ヤッケいるのかな??、という感じでいい天気で暖かそう。
とはいえ、マイナスの世界だが、、、。

やっと身支度整えた。

10:10 行者小屋発


なぜか、途中まで、阿弥陀岳の方に向かっていたトレースを追ってしまった。
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

途中で、文三郎尾根の道標が雪に埋まっているのを
発見して、軌道修正したが、どうしたことだろう?
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

それにしても、アイゼンをつけると足が重くなる。
鉛のようだ。
汗も出てきた。

かなり高度を上げたところで、行こうとしていた硫黄岳
などが視界に入ってくるし、遠く、北アルプスも見えているぞ、、、。
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

この辺りで、いったんヤッケを脱いだ。
暑い。

氷の造形
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

一歩一歩進むと、上の方に文三郎尾根の分岐の指道標が見えてきた。
先週も風とガスの中、文三郎分岐の指導標が
見えていたことを鮮明に思い出された。
先週は、左を見ると岩稜を登っている人がいたっけ。

中岳が、阿弥陀岳が迫る。
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

横岳、硫黄岳、蓼科山方面
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

高度を上げてくると少し風が出てきた。
文三郎の分岐でヤッケを羽織った。

先行者が一人、見えていた。
追いつきそうで、追いつかない。

これから岩場。

阿弥陀岳
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

権現岳も良く見えるではないか。
うれしい。

頂上からの権現岳、背後は、南アルプス北部
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)

先行者に追いついた。
今日は、赤岳鉱泉に荷物を置いて、身軽で登って来られていた。
身軽といっても装備はしっかりされていた。

ひざが良くないということで、ゆっくりゆっくりだという。
今日は、美濃戸口から日帰りだというと、私は、○○歳だが、
あなたは?、と、年齢のことが気になるらしかった。
○○歳と答えると、その5年の差は大きいなー、と妙に納得されていた。

地蔵尾根を下りるか、阿弥陀岳にも登りたいと
言っていたが、どうしたであろうか?

その方が休んでいた先。
トラバース気味のトレースが吹き消されていた。
こんなの経験ない。

トラバースの先には、鎖が見えていた。
トラバースはかなりの斜度があり、少しパニックになりながらも、
山側を向き、いったん上に巻くように進んで、ふくらはぎの筋肉を
酷使しながらも何とか、鎖のあるところにたどり着いた。

ここまでくれば、頂上はもうすぐ。

氷の造形
赤岳、単独日帰り、09年2月2日(1)
ぱっと、金峰山方面の視界が開けた。

12:15 赤岳山頂

なんという景色だ。

(2)はこちら。



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