2008年10月23日
10月の北岳、08年10月22日(2)
広河原出発までの前書きにも色々書いていますが、興味があればこちら。
さて、6:00広河原発
すがすがしい。
それほど寒くはない。
予想通りだ。
いくつもの小沢を渡り、二俣に向かう。
途中で左岸から右岸へ。
右岸の小沢にかかる橋はこれから気温が
低くなると滑りやすくなるだろう。

さて、6:00広河原発
すがすがしい。
それほど寒くはない。
予想通りだ。
いくつもの小沢を渡り、二俣に向かう。
途中で左岸から右岸へ。
右岸の小沢にかかる橋はこれから気温が
低くなると滑りやすくなるだろう。

それにしても大樺沢の流れの勢いがすごい。
水量も多いような気がする。


再び左岸に戻ると大樺沢全体が見えるようになる。
それから、バッドレスに雪を抱いた北岳の雄姿も。

空は曇ったり、晴れたり。
7:39 二俣
7:50 二俣発

ここまででは、下山者に1人も会わず。
まあまあ、順調か。
さて、ここで登山道は二手に分かれるから、右俣に進むか、
八本歯のコルを目指すか、決めねばならない。
二俣までの沢沿いを見て、凍結もなかったし、
上を見上げても確かにバッドレスには、
雪が少し付いているようであるが、八本歯のコルを目指しても、
登山道の凍結はないであろうと考えた。
これまで2回、10月に北岳を登山した経験からも大丈夫と思った。
だから、予定通り、八本歯のコルを目指すことにした。
さて、かなり少なくなった雪渓のところにかかる。
雪渓は、二俣から500メートルほど上部に残っている。
空洞になっている。
怖いぞー。


二俣を過ぎてからの登山道は、視界が悪い時など、
バッドレス方面に迷い易いから、注意が必要だ。
これまでも遭難している人がいる。
基本的に谷筋が交わるところは左側左側を目指すようにする。
今日は、天気として抜群ではないものの、
登山道を示すペイントなどは、よく見えていた。
ペイントに忠実に。
高度を上げて、振り返ると鳳凰三山、高峰が大きく見えてくる。

そして登山道を示すペイントを見逃すことなく、
次第にバッドレスが大きく右に見え、八本歯のコルも近づいてくる。



苦しくなるこの辺りから、梯子の連続となる。

梯子は新しいものに付け替えられつつあるようだ。
この梯子、歩きのペースをおおいに乱すのだ。
苦しい。
9:18八本歯のコル

9:28八本歯のコル発
この辺りでは、下山者に数名会った。
久しぶり。
間ノ岳が冠雪した姿を見せた。

ここで交わる北岳の冬山ルートの池山吊尾根方面に目をやる。
ここからは、少しのアップダウンと
岩から岩へと移動していき、稜線に出る。

風も強くなく、穏やかだ。

前はすごい強風を経験している。
吊尾根分岐にも、新しい指導標が立ち、
北岳山荘方面は転落注意などと書かれていた。
確か、今年も学生が亡くなっている。

この頃から、ガスが伊奈の側から吹き上がり始め、
時折、急速に視界を悪くさせたりした。
と思ったら、青空になったりした。
この辺りは本当に苦しい。
高度のせいもあるだろうし、梯子などで
ペースが乱されたせいもあるだろう。
これから、ゆっくりゆっくり、あえいで、あえいで頂上を目指す。

遠く富士山も

10:17 北岳山頂



10:30 北岳山頂発
独り占めした。
冬の北岳へのルートと呼ばれる池山吊尾根が気になる。

今日は、二俣を基点にした周遊だから、そのまま北岳肩の小屋方面に向かう。
続く
水量も多いような気がする。


再び左岸に戻ると大樺沢全体が見えるようになる。
それから、バッドレスに雪を抱いた北岳の雄姿も。

空は曇ったり、晴れたり。
7:39 二俣
7:50 二俣発

ここまででは、下山者に1人も会わず。
まあまあ、順調か。
さて、ここで登山道は二手に分かれるから、右俣に進むか、
八本歯のコルを目指すか、決めねばならない。
二俣までの沢沿いを見て、凍結もなかったし、
上を見上げても確かにバッドレスには、
雪が少し付いているようであるが、八本歯のコルを目指しても、
登山道の凍結はないであろうと考えた。
これまで2回、10月に北岳を登山した経験からも大丈夫と思った。
だから、予定通り、八本歯のコルを目指すことにした。
さて、かなり少なくなった雪渓のところにかかる。
雪渓は、二俣から500メートルほど上部に残っている。
空洞になっている。
怖いぞー。


二俣を過ぎてからの登山道は、視界が悪い時など、
バッドレス方面に迷い易いから、注意が必要だ。
これまでも遭難している人がいる。
基本的に谷筋が交わるところは左側左側を目指すようにする。
今日は、天気として抜群ではないものの、
登山道を示すペイントなどは、よく見えていた。
ペイントに忠実に。
高度を上げて、振り返ると鳳凰三山、高峰が大きく見えてくる。

そして登山道を示すペイントを見逃すことなく、
次第にバッドレスが大きく右に見え、八本歯のコルも近づいてくる。



苦しくなるこの辺りから、梯子の連続となる。

梯子は新しいものに付け替えられつつあるようだ。
この梯子、歩きのペースをおおいに乱すのだ。
苦しい。
9:18八本歯のコル

9:28八本歯のコル発
この辺りでは、下山者に数名会った。
久しぶり。
間ノ岳が冠雪した姿を見せた。

ここで交わる北岳の冬山ルートの池山吊尾根方面に目をやる。
ここからは、少しのアップダウンと
岩から岩へと移動していき、稜線に出る。

風も強くなく、穏やかだ。

前はすごい強風を経験している。
吊尾根分岐にも、新しい指導標が立ち、
北岳山荘方面は転落注意などと書かれていた。
確か、今年も学生が亡くなっている。

この頃から、ガスが伊奈の側から吹き上がり始め、
時折、急速に視界を悪くさせたりした。
と思ったら、青空になったりした。
この辺りは本当に苦しい。
高度のせいもあるだろうし、梯子などで
ペースが乱されたせいもあるだろう。
これから、ゆっくりゆっくり、あえいで、あえいで頂上を目指す。

遠く富士山も

10:17 北岳山頂



10:30 北岳山頂発
独り占めした。
冬の北岳へのルートと呼ばれる池山吊尾根が気になる。

今日は、二俣を基点にした周遊だから、そのまま北岳肩の小屋方面に向かう。
続く
今年は、キタダケソウ、とても早いようですね、
2016年10月24日、北岳
北岳、降雪前、2015年10月8日
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Posted by Y-chan at 20:27│Comments(0)
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