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2009年04月14日

残雪の編笠山、09年4月13日(1)

編笠山は、これまで観音平を基点に編笠山、権現岳、三ツ頭等を
周遊するばかりでした
が、今回は、初めて信州側の
富士見高原スキー場上のゴルフ場から登っていきました。

この時期、いつもの登山口となる観音平
までの「県道」は、まだ冬季閉鎖ですから、
今年、生まれて初めてスキーをした富士見高原スキー場から見上げて、
その勇姿が気になっていたので、
そして、そのスキー場の上部のゴルフ場脇からも登山道が
あることがわかっていましたので、そこから登ることにしたのです。

編笠山は、自宅からも三角錐のいい形で見える山でもあります。

4:10起床
今日は、いい感じでおきることができました。
出かけるころまでには、もう薄っすら明るくなっており、これなら、
5:30でも登り始めることができるぞなんて、思ってしまいます。


4:50頃自宅を出発します。
最初こそライトをつけて走りますが、
途中から、不要になるくらい明るくなります。
今日は、一般道を通って、小淵沢に向います。
韮崎市や北杜市に入ると鳳凰三山や甲斐駒ケ岳が
ぐんぐん迫るようになり、もう朝陽を浴びています。
お月様も見えました。

残雪の編笠山、09年4月13日(1)

それから富士見高原へ。
この富士見高原は、今年は、何度か通ります。

6:00 富士見高原ゴルフ場駐車場着

富士見高原スキー場の上にゴルフ場があり、そこの
駐車場に車を止めるとすぐに登山道入り口の看板が見つかりました。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

こんなところをいつも心配します。
見つからなかったら、、、、どうしよう、とか。

スキー場ももともと人工雪だったと思いますが、
その雪も消えかかっています。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

身支度整え、出発です。
案内板に従います。
林道とも何度か交差するし、カラマツも気持ちいいし、ふと、
茅ケ岳を登るようなそんな気分にもさせられました。

正直、はじめはハイキング気分です。
ちょっとスリリングな橋でした。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

途中で西岳との分岐がありますが、そちらはトレースがどうか、
心配だったので、とりあえず、編笠山に登り、その後青年小屋に下って、
そこから西岳を目指そうとも思いましたが、結局編笠山だけにしました。

西岳はまたいずれということにします。


最初の目標は、盃流し。

時間がかなり厳しい指導標
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

残雪の編笠山、09年4月13日(1)

6:43 盃流し着
こんなところでした。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

6:49盃流し発

途中、再び出合った林道では、このように編笠山が見えていました。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

やはり茅ケ岳を登っているような感じに
残雪の編笠山、09年4月13日(1)
浸っていると岩小屋というところへ。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

岩小屋を過ぎると冷たい風が感じられ、雪もところどころに
現れるようになり、いよいよ樹林帯の登りにかかります。
足元もアイスバーンが現れますが、やはり、
金峰山と同じくらいの2000m辺りからそうした登山道の状況になりました。

2000mくらいでアイゼン装着。
そして、下山時も同じくらいの標高でアイゼンを外しました。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

樹林帯を歩きますが、足元のトレースは消えている
ところもありましたが、リボンなどを目印にします。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

2200mを超えると雪も多くなり、時折、踏み抜きます。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

この辺りは、樹林帯ですが、指導標とテープなどが意外に良く
整備され、何とかなります。トレースは、数名が歩いた
踏み跡ありますが、時折消えますので、テープなどを目印に。

2400m辺りから、樹林を抜け出し、岩だらけのところを登ります。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)
岩だらけですからアイゼンは外しました。
岩には、アイゼンでがりがりやったと思われる痛々しい跡もありました。

この岩、以外に長く、30分くらいを費やしてしまいました。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

そして頂上。

この標柱は、今日歩いた信州からの登山道のほうを向いていたのですね。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)


この登山道は、複数の団体や会が様々な指導標を取り付けており
同じ団体でも旧いもの、新しいものもあり、
また、リボン等も整い、普通なら、迷いがちな雪のある樹林帯も
比較的、登りやすいと思いました。
しかし、時間が書かれている指導標の時間は、
ちょっと待ってよ、という感じがしましたし、
違う団体の指導標同士でも時間が違ったり、
ちょっとちぐはぐなところも。

これもほぼ同じ場所の違う団体の指導標ですが、、
時間が違います。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

最後の岩塊のところも、雪がもっと付いているとき、
どんな感じでしょうね?

そんなところは気になりました。

時間が厳しい指導標では、標高を上げれば、
残りの時間は短くなるはずなのに、長くなったりしていましたよ。
進んだのに、また残り時間が逆戻りなんて、、、。

自分のペースで行けばそれで良いのですが、
やはり、ちょっと困惑し、あせりも生じさせかねません。

それとこの登山道の基点は信濃境駅のようですね。
指導標にはよく「至信濃境駅」と書かれていました。
残雪の編笠山、09年4月13日(1)

9:44 編笠山山頂
3時間34分を費やしました。

続く。






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この記事へのコメント
「最後だダッシュ!」の看板が好きです
きっと無理でしょうけどね(笑)


最近山行けてないので欲求不満気味ですが
Y-chanさんのブログでちょっとだけ解消させてもらってます
でも結局もっと行きたくなってしまうのです(笑)

せっかく買った軽アイゼンも使ってないし何処か行きたいな~
Posted by トオル at 2009年04月15日 10:24
トオルさん
私も来週は、東京などに行きますので、平日山にいけません。
今週もう1度登りたいですが、、、。
忙しいです。。。。

軽アイゼンなら、大菩薩でまだ活躍できますね。
C-chanが今日行った櫛形山も今なら使えそうですよ。

「最後だダッシュ」、

以外にも
「がんばって」が2度ほど。


Y-chan
Posted by Y-chanY-chan at 2009年04月15日 17:57
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