2010年01月12日
1月8日の赤岳は穏やかでした、2010年1月8日(2)
1月8日、冬型の気圧が緩んだ日に赤岳に登りました。
美濃戸口から行者小屋までの(1)はこちらです。
さて、美濃戸口から、行者小屋まで、7:02の出発で、
9:50に行者小屋に到着で、2時間48分。
いい感じでしょ、、、


美濃戸口から行者小屋までの(1)はこちらです。
さて、美濃戸口から、行者小屋まで、7:02の出発で、
9:50に行者小屋に到着で、2時間48分。
いい感じでしょ、、、
さて、ここで、再び選択のとき。
といいますか、その少し前から、文三郎尾根を登るか、
地蔵尾根を登るのかの選択が。
これまで2度の冬の赤岳では、文三郎を登ってきており、
頭の中では、それでは、地蔵尾根を、、、、。
その前、トレースがあるのか、、
トレースがなかったら、行者小屋で引き返すか、
赤岳鉱泉に回ってから戻るか、などと考えていました。
それで、地蔵尾根のほうにちょっと向ってトレースが
あるかどうかを見ますとありました。
それから地蔵尾根の取り付きで、必要なかったかもしれませんが、
上に一枚シェルジャケットを羽織り、アイゼンを装着し、シェルパンツもはきました。
さすがに目だし帽は要らないでしょう。
そうした準備に手間取っていると、暖かく感じてもそれは、八ヶ岳。
手の感覚がなくなってきます。
そうそう、行者小屋は冬季閉鎖でした。
トイレはひとつ開いていましたが、、。
その間、文三郎尾根を戻ってきた男性ひとり。
何でも新しい靴が合わず、引き返してこられたとか、、、。
風も穏やかともおっしゃっていました。
軽いリュックで赤岳鉱泉のほうに行かれたので、前日は宿泊されたのでしょう。
さて、私は、30分もかかって稜線に出る支度が終わりました。
それで、10:20に行者小屋出発。
階段も雪で埋もれ
大同心、硫黄岳方面が、、、
阿弥陀岳も競りあがってきて
しばらくは樹林帯で問題なく、途中で先行者のご夫婦を追い越しました。
ザイルで結び、安全を確保されていたようですが、その後どうされたでしょうか、、。




男性下山者(2名)もちょうどその辺りですれ違いました。
それからは、階段、急登り、トラバース、、、、、
階段は雪に埋もれ、鎖も当てになりません。
怖いところも通過していきます。
天気が良く、上部も良く見えますが、下部も良く見え、
怖いくらいに高度感を感じていくのです。
阿弥陀岳方面、
トレースありますが、ピッケルもって、慎重に登りたいです。
やはり怖いです。


時折、下を見るとそのまま落ちそうなトラバースもあり、
とにかく慎重に歩を進めました。
地蔵尾根と文三郎尾根を比較すると、主観であり、その時の体、
心の状況にも拠って、判断が変わるかも知れませんが、地蔵尾根の方が怖いと感じました。
色々意見はあると思いますが、、、、。
硫黄岳、大同心方面
こんな注意書き、やはり事故が多いのか、、、


また下を振り返ります。そんなこと、しなければよいのにね、、
途中にもお地蔵さん、知りませんでした


地蔵の頭に到着する前にもう1名男性が下山してきます。
私が後で赤岳山頂に到達する前に、当日山頂に立ったのは、
先ほどの男性2名とこの男性1名の計3名だろうと思います。
さて、地蔵の頭には、11:30に到着し、少し息を整えて、11:33に出発。
目指す赤岳です
阿弥陀岳


横岳方面

この地蔵尾根を登る間、何度も天を仰いで息をし、そして周囲の景色に感嘆しました。
緊張感と耽美の世界と、、、、
しばらく行くと営業していたのか、していないのか、
外からはわからなかった、赤岳展望荘を通過し、それからも苦しい、
一歩一歩慎重の登りが続きます。
無我夢中です。


地蔵の頭~赤岳山頂は、強風ではなかったので、それほどの怖さは
感じませんでしたが、ふと周囲を見ると、やはり、
物凄い高度感で、怖気づきそうになります。
ここも、本当に、慎重に、、。
強風のときは、転倒、滑落には、注意したいですね。
足許を慎重に、且つ周囲の息を呑む景色には、圧倒されるのでした。
赤岳頂上小屋が見えてきました。
もう少し、、、、、。

そして、ようやく山頂。

ほぼ予定通りですが、
行者小屋から2時間弱の12:14に赤岳山頂に到着しました。
到着の喜びと同時にこれから、登ってきた分の急斜面を、
しかも夏も下ったことがない文三郎を下るのだと思うと、緊張も走るのでした。
続く
といいますか、その少し前から、文三郎尾根を登るか、
地蔵尾根を登るのかの選択が。
これまで2度の冬の赤岳では、文三郎を登ってきており、
頭の中では、それでは、地蔵尾根を、、、、。
その前、トレースがあるのか、、
トレースがなかったら、行者小屋で引き返すか、
赤岳鉱泉に回ってから戻るか、などと考えていました。
それで、地蔵尾根のほうにちょっと向ってトレースが
あるかどうかを見ますとありました。
それから地蔵尾根の取り付きで、必要なかったかもしれませんが、
上に一枚シェルジャケットを羽織り、アイゼンを装着し、シェルパンツもはきました。
さすがに目だし帽は要らないでしょう。
そうした準備に手間取っていると、暖かく感じてもそれは、八ヶ岳。
手の感覚がなくなってきます。
そうそう、行者小屋は冬季閉鎖でした。
トイレはひとつ開いていましたが、、。
その間、文三郎尾根を戻ってきた男性ひとり。
何でも新しい靴が合わず、引き返してこられたとか、、、。
風も穏やかともおっしゃっていました。
軽いリュックで赤岳鉱泉のほうに行かれたので、前日は宿泊されたのでしょう。
さて、私は、30分もかかって稜線に出る支度が終わりました。
それで、10:20に行者小屋出発。
階段も雪で埋もれ
大同心、硫黄岳方面が、、、
阿弥陀岳も競りあがってきて
しばらくは樹林帯で問題なく、途中で先行者のご夫婦を追い越しました。
ザイルで結び、安全を確保されていたようですが、その後どうされたでしょうか、、。
男性下山者(2名)もちょうどその辺りですれ違いました。
それからは、階段、急登り、トラバース、、、、、
階段は雪に埋もれ、鎖も当てになりません。
怖いところも通過していきます。
天気が良く、上部も良く見えますが、下部も良く見え、
怖いくらいに高度感を感じていくのです。
阿弥陀岳方面、
トレースありますが、ピッケルもって、慎重に登りたいです。
やはり怖いです。
時折、下を見るとそのまま落ちそうなトラバースもあり、
とにかく慎重に歩を進めました。
地蔵尾根と文三郎尾根を比較すると、主観であり、その時の体、
心の状況にも拠って、判断が変わるかも知れませんが、地蔵尾根の方が怖いと感じました。
色々意見はあると思いますが、、、、。
硫黄岳、大同心方面
こんな注意書き、やはり事故が多いのか、、、
また下を振り返ります。そんなこと、しなければよいのにね、、
途中にもお地蔵さん、知りませんでした
地蔵の頭に到着する前にもう1名男性が下山してきます。
私が後で赤岳山頂に到達する前に、当日山頂に立ったのは、
先ほどの男性2名とこの男性1名の計3名だろうと思います。
さて、地蔵の頭には、11:30に到着し、少し息を整えて、11:33に出発。
目指す赤岳です
阿弥陀岳
横岳方面
この地蔵尾根を登る間、何度も天を仰いで息をし、そして周囲の景色に感嘆しました。
緊張感と耽美の世界と、、、、
しばらく行くと営業していたのか、していないのか、
外からはわからなかった、赤岳展望荘を通過し、それからも苦しい、
一歩一歩慎重の登りが続きます。
無我夢中です。
地蔵の頭~赤岳山頂は、強風ではなかったので、それほどの怖さは
感じませんでしたが、ふと周囲を見ると、やはり、
物凄い高度感で、怖気づきそうになります。
ここも、本当に、慎重に、、。
強風のときは、転倒、滑落には、注意したいですね。
足許を慎重に、且つ周囲の息を呑む景色には、圧倒されるのでした。
赤岳頂上小屋が見えてきました。
もう少し、、、、、。
そして、ようやく山頂。
ほぼ予定通りですが、
行者小屋から2時間弱の12:14に赤岳山頂に到着しました。
到着の喜びと同時にこれから、登ってきた分の急斜面を、
しかも夏も下ったことがない文三郎を下るのだと思うと、緊張も走るのでした。
続く
3月の赤岳、2013年3月22日(4)
3月の赤岳、2013年3月22日(3)
3月の赤岳、2013年3月22日(2)
3月の赤岳、2013年3月22日(1)
今冬も赤岳、2012年1月19日(4)
今冬も赤岳、2012年1月19日(3)
3月の赤岳、2013年3月22日(3)
3月の赤岳、2013年3月22日(2)
3月の赤岳、2013年3月22日(1)
今冬も赤岳、2012年1月19日(4)
今冬も赤岳、2012年1月19日(3)
Posted by Y-chan at 23:48│Comments(0)
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