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2008年06月14日

甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)

2008年6月13日(金曜日)5:35-15:13

今年の2月に雪の甲武信岳をスノーシューと
アイゼンを使って、やっとの思いで日帰りした。
その後、季節も移ろい、雪があってもわずかな時期になった。
夏道を歩きたくなった。
そして、甲武信岳から、破風山、
雁坂嶺まで足を延ばしたくなった。


そんな気持ちを持った今日の山行き。
先週の鳳凰三山でもアイゼンは使用しなかったので、
アイゼンはもう不要だろうと持参しなかったが、正解だった。
唯一の誤算は、下山。

日本三大峠らしい、雁坂峠から下山したが、途中から沢沿いを歩くのだが、
かなりの倒木で、それでなくても不明瞭で、テープ等も少ない下山道が
さらにわかりにくかった。かつ、通常でも渡渉しなければならないが、
雨後の水量の増加でかなりの困難を伴った。

一時は遭難するのかと思ったほどだった。
結果的には、甲武信ケ岳を往復するのが一番良かった。

石楠花は、2000~2100m程度で咲いていた。
もう少し標高の高い縦走路沿いは、芽が出ていたので、もうちょっとだろう。
甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)


甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)



3:30 起床
4:07 自宅発。
途中、コンビニでおにぎり調達。
今日は天気がよい。
富士山もきれいに見えていた。
八ヶ岳ももちろん、途中からは白根三山も
バックミラーに見えていた。

いつものように国道140号線を西沢渓谷へ。
今日は、甲武信岳の他にも登る予定なので、西沢渓谷の駐車場ではなく、
下山時にも近くなる道の駅「みとみ」の駐車場に車を置いた。

5:18 道の駅「みとみ」駐車場着

5:35 道の駅「みとみ」駐車場出発
西沢渓谷の無料駐車場は、6台ほどが見えた。
西沢渓谷は朝早く、人の気配もない。
鳥の鳴き声がきれい。

5:58 徳ちゃん新道入り口
甲武信ヶ岳まで5時間と書いてある。


6:04 徳ちゃん新道入り口発
雪がないのをありがたく思いながら、急登をこなす。
左には、鶏冠山が見え隠れする。
こんなところをよく雪のある時登ったなと感心した。
途中には、石楠花のトンネルもくぐるが、
この辺りの標高の石楠花は終わっている。
尾根が細くなって、岩が露出してくるとまもなく、近丸新道を合わせる。
甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)



7:27 近丸新道との合流点
おにぎりを1つ食べた。
7:37 近丸新道との合流点発

この辺りからも石楠花のトンネルをくぐるが、
標高にして2000~2100mの石楠花に花が付いていた。
甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)



甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)


石楠花のトンネルは歩きにくいのだが、花があると心が和む。
石楠花のトンネルが終わると樹林帯に入るが、樹林帯の手前で約20名の団体。
リーダーの統率が良いのか、こちらが1人と見るや、止まるように指示を出し、
石楠花トンネルの狭い登山道を難なくすり抜けた。

樹林帯の辺りは、雪がかなり深かったことを思い出していた。
スノーシューでもかなり沈んでいた。

甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)



ガレて展望の開けたところを過ぎると程なくして、登山道に雪が現れた。
甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)


標高にして2300m以上だろう。
しかし、アイゼンをつけるほどではなく、土の露出した部分と交互に。
脇によけたり、硬くなった雪の上を歩いたりすれば問題なし。

奥秩父の縦走路にぶつかり、程なくして木賊山。
しばらく前にこの山で男性が亡くなったが、
どのようにしてなくなったのだろう。


8:55 木賊山着
道標を埋めていた雪がその周囲からは消えていた。
でもまだ辺りに少し雪がある。
問題とはならない程度。
甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)




9:05 木賊山発

ここから大きく甲武信小屋に向かって下る。
この辺りから見る甲武信岳が素晴らしい。
甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)



風の通るガレ場を過ぎると、あと少しで甲武信小屋。
雪山の時は、尾根を歩いた記憶がある。
今の夏道は雪がすごくて、トレースなく、尾根にあるテープに従った。
程なくして甲武信小屋。
甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)



9:13 甲武信小屋着、発
屋根に逢った50cmほどの雪も、当たり前だが、もうない。

最後の急登。

9:27 甲武信ケ岳山頂
小屋から14分。
2月の雪山の時は40分。
すごい違い。
あの時は、雪に埋れ、ここまで来ていたのに頂上を諦めかけた。

頂上からは、黒金山、国師ケ岳、金峰山、八ヶ岳、
富士山、北岳、間ノ岳、甲斐駒ケ岳などが一望。
そう言えば、昨日冠雪した富士山。
東側の方がもっと雪が付いて見えた。

富士山
甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)



黒金山(乾徳山の奥、西沢渓谷から登った)
甲武信岳、破風山、雁坂嶺縦走、08年6月13日日帰り-1)



パート2へ続く。




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