2009年06月16日
赤岳、横岳、硫黄岳を周遊、09年6月12日(4)、下山
(1)はこちらです。
(2)はこちらです。
(3)はこちらです。
さて下ります。
予定していた時間はオーバーしているようです。
ブログ写真の意識のしすぎか、単純に景色が良くて、自然とカメラを手に
することが多いのか、いずれにしても写真の撮りすぎです。
同じような写真を何度も撮っています。
例えば、


(2)はこちらです。
(3)はこちらです。
さて下ります。
予定していた時間はオーバーしているようです。
ブログ写真の意識のしすぎか、単純に景色が良くて、自然とカメラを手に
することが多いのか、いずれにしても写真の撮りすぎです。
同じような写真を何度も撮っています。
例えば、
別の方向を見ます。
天狗岳、蓼科山方面

ケルンと穂高連峰、霧が峰

それにしてもやはり気持ちは軽くなるものです。
赤岳、横岳、風の冷たい硫黄岳を通過して、下山するわけですから。
やはり、近くの山を色々な角度から堪能するのに限ります。
私の場合。
複数人で出かけるなら、ともかく、私の場合、こんな山行きスタイルがあっているのだと、、、。
12:20硫黄岳山頂発

それにしても風が強かった。
硫黄岳に至る台座の頭からこの硫黄岳山頂、それから、
赤岩の頭辺りまで風がものすごいです。
からだを冷やさないようにしないといけません。
それに、硫黄岳は山頂が広いですから、どこが
これから向う方角か、きちんと確かめないといけないですね。
この山頂は、3月16日にも来ていますから、どちらに行くのかはわかっていましたし、
天気が良いので、迷うようなことはありませんが、
やはり確実に方向を見定めて進みたいものです。
実は、硫黄岳といいますか、実際には、赤岩の頭から
下るのが怖いイメージを抱いていました。
3月16日、雪が付いた急な斜面を赤岩の頭に向け、登っているときは、
ほぼ直登りで、登っているときにここを下るのか、といった恐怖が芽生えたのでした。
幸い、下山時は、山頂で一緒、その後ずーと一緒にあることになった
女性がいたので、気が紛れましたが、雪山のときには、凄い角度を登り、下るのです。
そのイメージが頭に残り、この季節も残雪があったらどうしよう、
みたいに考えていたのでした。
直前情報では、雪は樹林帯だけということでしたので、しかも、もう夏道、
赤岩の頭からはジグザグに付けられた夏道を下るのでした。
赤岩の頭からはこんな角度を雪山では登り下りしていました

もう頭はパラダイス。
美濃戸から美濃戸口への歩きが余計だ、と思う一方、下山したら、
そのまま八ヶ岳山荘の風呂に入ろうと決めているのでした。
さて、硫黄岳を後にして、すぐに思いました。
雪の時は、この硫黄岳、どこをあるいていたのかな、、、。
忘れるものです、、、、。
ちょっと滑りやすい斜面を赤岩の頭に向います。
振り返って硫黄岳の稜線

3月に硫黄岳に登ったときには、雪の多さと、人が歩かないので、
ルートが不明であることから、通行止めになっていたオーレン小屋方面
へのルートも全くその面影もありません。
当たり前ですが。
雪山のときは、夏道の分岐からは下らず、もう少し先まで進んで、トレースがありました。

下山時も少し見えるのですが、これだけそろって見えるのは最後なので、もう一度

さて、赤岩の頭からは、夏道をどんどん下っていきます。
途中、情報通り、今回の山行きで通過者に聞いた通り、樹林には、
わずかに雪があるものの、わずか数メートルで途切れる緩んだ雪のため
アイゼンを履くようなことはないですから、脇に出た土の部分を通過したり、
さもなければ、雪の上、人が歩いたところを慎重に踏んでいけば良いでしょう。


途中、ジョウゴ沢を見上げると大同心。

沢の水は、周囲の沢でもよくあるように赤茶けています。

大同心って、最近になってやっと名前がしっくりするようになりました。
13:14赤岳鉱泉アイスキャンディーはほぼ消滅し、3月16日の面影もありません。



テント泊と思われる2名が休み、私もちょっと座って、すぐに出発。
13:16赤岳鉱泉発
女性下山者がどちらに行くか迷っているような素振り。
良くあることですが、山小屋周辺って、指導標がないとどちらに
いったらいいの、と聞くに聞けない思いをしたことはありますから、
すぐにその女性下山者の気持ちを察して、何気なく下山をリードします。
結局、この女性とは、つかず離れずという感じで、
美濃戸まで、なんとなく同じようなペースで下山しました。
途中で見る沢は赤茶けた色が多く、「赤岳」との関係をぼんやり考えながら、
そして時に、天気がいいので、下山中も見えるところからは見える横岳方面を、
名残惜しく振り返りながら、下ります。

意外に年配のグループ登山者が登ってきます。
赤岳鉱泉の宿泊なのでしょう。
林道を歩くようになるとこんな気持ちのよいところも

やはり相対的に南沢に比べ、北沢のほうが道がはっきりしている気がします。
林道を歩くせいもあるでしょうが、、。
14:18美濃戸山荘
14:20美濃戸山荘発
さて、ここからは、いつも「余計な」歩きと
思ってしまう部分ですが、最後まで気を抜けません。
赤岳山荘の駐車場は、朝より車が増え、私が美濃戸口から美濃戸まで
歩いていたときに追い抜いていった、日産キューブなどもまだ止まっていました。
赤岳山荘駐車場では、
三重ナンバーの車の女性グループの一人から、
「この先、美濃戸山荘までの道はどうですか」、と聞かれ、
「ここまで来られたのと同じような道ですよ」と答え、
「すぐそこであること」をお伝えし、さらに「予約がないとここから先は入れません」というと、
「今晩宿泊する」ということでした。
うらやましいなと思いました。
ただただ、カロリーの消耗と化してしまいがちな最後の歩きですが、
今日は、それほどの疲れはありません。
水分も持参した水2リットルの半分、それとパックのコーヒー牛乳だけ。
消耗はそれほど激しくなかったのでしょうね。
15:00美濃戸口
八ヶ岳山荘でお風呂に入りました。
ソフトクリームも食べました。
やはり、充実しますね。八ヶ岳。
行者小屋で鳳凰山に続いて遭遇した山梨の男性も無事、帰還され、少しお話もしました。
赤岳鉱泉から美濃戸までなんとなく、一緒だった女性も座っており、ちょっとお話。
16:00頃には、美濃戸口を出発し、一般道を使用して、17:20には自宅に到着しました。
天狗岳、蓼科山方面
ケルンと穂高連峰、霧が峰
それにしてもやはり気持ちは軽くなるものです。
赤岳、横岳、風の冷たい硫黄岳を通過して、下山するわけですから。
やはり、近くの山を色々な角度から堪能するのに限ります。
私の場合。
複数人で出かけるなら、ともかく、私の場合、こんな山行きスタイルがあっているのだと、、、。
12:20硫黄岳山頂発
それにしても風が強かった。
硫黄岳に至る台座の頭からこの硫黄岳山頂、それから、
赤岩の頭辺りまで風がものすごいです。
からだを冷やさないようにしないといけません。
それに、硫黄岳は山頂が広いですから、どこが
これから向う方角か、きちんと確かめないといけないですね。
この山頂は、3月16日にも来ていますから、どちらに行くのかはわかっていましたし、
天気が良いので、迷うようなことはありませんが、
やはり確実に方向を見定めて進みたいものです。
実は、硫黄岳といいますか、実際には、赤岩の頭から
下るのが怖いイメージを抱いていました。
3月16日、雪が付いた急な斜面を赤岩の頭に向け、登っているときは、
ほぼ直登りで、登っているときにここを下るのか、といった恐怖が芽生えたのでした。
幸い、下山時は、山頂で一緒、その後ずーと一緒にあることになった
女性がいたので、気が紛れましたが、雪山のときには、凄い角度を登り、下るのです。
そのイメージが頭に残り、この季節も残雪があったらどうしよう、
みたいに考えていたのでした。
直前情報では、雪は樹林帯だけということでしたので、しかも、もう夏道、
赤岩の頭からはジグザグに付けられた夏道を下るのでした。
赤岩の頭からはこんな角度を雪山では登り下りしていました
もう頭はパラダイス。
美濃戸から美濃戸口への歩きが余計だ、と思う一方、下山したら、
そのまま八ヶ岳山荘の風呂に入ろうと決めているのでした。
さて、硫黄岳を後にして、すぐに思いました。
雪の時は、この硫黄岳、どこをあるいていたのかな、、、。
忘れるものです、、、、。
ちょっと滑りやすい斜面を赤岩の頭に向います。
振り返って硫黄岳の稜線
3月に硫黄岳に登ったときには、雪の多さと、人が歩かないので、
ルートが不明であることから、通行止めになっていたオーレン小屋方面
へのルートも全くその面影もありません。
当たり前ですが。
雪山のときは、夏道の分岐からは下らず、もう少し先まで進んで、トレースがありました。
下山時も少し見えるのですが、これだけそろって見えるのは最後なので、もう一度
さて、赤岩の頭からは、夏道をどんどん下っていきます。
途中、情報通り、今回の山行きで通過者に聞いた通り、樹林には、
わずかに雪があるものの、わずか数メートルで途切れる緩んだ雪のため
アイゼンを履くようなことはないですから、脇に出た土の部分を通過したり、
さもなければ、雪の上、人が歩いたところを慎重に踏んでいけば良いでしょう。
途中、ジョウゴ沢を見上げると大同心。
沢の水は、周囲の沢でもよくあるように赤茶けています。
大同心って、最近になってやっと名前がしっくりするようになりました。
13:14赤岳鉱泉アイスキャンディーはほぼ消滅し、3月16日の面影もありません。
テント泊と思われる2名が休み、私もちょっと座って、すぐに出発。
13:16赤岳鉱泉発
女性下山者がどちらに行くか迷っているような素振り。
良くあることですが、山小屋周辺って、指導標がないとどちらに
いったらいいの、と聞くに聞けない思いをしたことはありますから、
すぐにその女性下山者の気持ちを察して、何気なく下山をリードします。
結局、この女性とは、つかず離れずという感じで、
美濃戸まで、なんとなく同じようなペースで下山しました。
途中で見る沢は赤茶けた色が多く、「赤岳」との関係をぼんやり考えながら、
そして時に、天気がいいので、下山中も見えるところからは見える横岳方面を、
名残惜しく振り返りながら、下ります。
意外に年配のグループ登山者が登ってきます。
赤岳鉱泉の宿泊なのでしょう。
林道を歩くようになるとこんな気持ちのよいところも
やはり相対的に南沢に比べ、北沢のほうが道がはっきりしている気がします。
林道を歩くせいもあるでしょうが、、。
14:18美濃戸山荘
14:20美濃戸山荘発
さて、ここからは、いつも「余計な」歩きと
思ってしまう部分ですが、最後まで気を抜けません。
赤岳山荘の駐車場は、朝より車が増え、私が美濃戸口から美濃戸まで
歩いていたときに追い抜いていった、日産キューブなどもまだ止まっていました。
赤岳山荘駐車場では、
三重ナンバーの車の女性グループの一人から、
「この先、美濃戸山荘までの道はどうですか」、と聞かれ、
「ここまで来られたのと同じような道ですよ」と答え、
「すぐそこであること」をお伝えし、さらに「予約がないとここから先は入れません」というと、
「今晩宿泊する」ということでした。
うらやましいなと思いました。
ただただ、カロリーの消耗と化してしまいがちな最後の歩きですが、
今日は、それほどの疲れはありません。
水分も持参した水2リットルの半分、それとパックのコーヒー牛乳だけ。
消耗はそれほど激しくなかったのでしょうね。
15:00美濃戸口
八ヶ岳山荘でお風呂に入りました。
ソフトクリームも食べました。
やはり、充実しますね。八ヶ岳。
行者小屋で鳳凰山に続いて遭遇した山梨の男性も無事、帰還され、少しお話もしました。
赤岳鉱泉から美濃戸までなんとなく、一緒だった女性も座っており、ちょっとお話。
16:00頃には、美濃戸口を出発し、一般道を使用して、17:20には自宅に到着しました。
2016年7月1日、コマクサ観察、八ケ岳縦走
過日、2016年5月23日、八ケ岳、ホテイラン、ツクモグサ
八ケ岳周回縦走、硫黄岳~横岳~赤岳~阿弥陀岳、2015年6月29日
再びツクモグサ、そしてホテイラン、2015年5月25日
ツクモグサが咲いていた2015年5月14日、八ケ岳縦走
2014年10月29日は、赤岳、横岳、硫黄岳周回
過日、2016年5月23日、八ケ岳、ホテイラン、ツクモグサ
八ケ岳周回縦走、硫黄岳~横岳~赤岳~阿弥陀岳、2015年6月29日
再びツクモグサ、そしてホテイラン、2015年5月25日
ツクモグサが咲いていた2015年5月14日、八ケ岳縦走
2014年10月29日は、赤岳、横岳、硫黄岳周回
Posted by Y-chan at 21:14│Comments(0)
│八ヶ岳縦走
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