ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2009年03月28日

大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)

(1)はこちらです。

さて、大菩薩峠。
いつ来ても良いですね。
稜線に出たら風が強くなっています。

やっぱり。

さて、自宅に電話したり、仕事の電話したり。
少し気分のぶち壊し。
しかし、仙人ではありませんから、仕方ありません.
ここから大菩薩嶺までの間では、
仕事の段取りも考えながら歩きました。

9:45 大菩薩峠出発
雷岩までがハイライト。
以前大菩薩からは、新宿辺りが見えました。
1月のすごく寒い日でした。

稜線では、日当たりが良いので、
雪はあるものの、地面の露出もあり、
前日に雪がわずかに積もっていますが、
3月11日よりも少ない感じです。
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)

大菩薩峠が1897m。
いつもは大菩薩嶺から下ってきますが、今日は登り。
じっくり登ります。

風も冷たく吹きますが、やはり、3月11日の時より、
日差しもあるためか、耐えられないほどではありません。

3月11日のときはアルパインジャケットが欲しいと思ったくらい。
それとも下に身に着けているものが今日の方が暖かいのかな???

富士山、南アルプス、金峰山、八ヶ岳などが見えますが、
だんだん雲もかかってきていました。
しばらく行くと大菩薩での久しぶりの樹氷です。

良いですね。

気持ちに余裕があるのか、ここは、
親不知ノ頭という名前か、などとじっくり観察もします。
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)

大菩薩は、草原状の穏やかな登山道が基本ですが、
何度かちょっとした岩場も通過しますね。

少しも難しくありませんが、油断大敵です。
周囲に見とれて、足を踏み外すことがないように。
わたしはちょっと足を滑らせました。
ちょっとです。
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)

2000m地点で左側を見ると、「あ、ここが
富士見新道の到達するところか」、
と改めて思ったところありました。
何度も大菩薩来ているのに、、、。
不思議なものです。
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)

これまで、以外にも富士見山荘から登っている
富士見新道の到達地点がわかっていませんでした。

一度歩いてみたいのですが、
「腐食した鎖も撤去」しているとのこと。
どんな感じでしょうか?

雲のかかる富士山、南アルプス、樹氷に見とれて、
写真も撮りながら、雷岩に到着。
さすがに手袋を外すとすぐに手が冷たくなりました。

南アルプス方面
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)

富士山
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)

樹氷
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)


雷岩
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)

雷岩から先は樹林帯に入りますから、周囲の見納めです。
なんとなく暗い世界に入っていく感じです。
これまでは、暗い樹林帯を抜けて、この広々とした稜線を
歩いていますから、その反対になるわけで。

まー仕方なし、なんて、、、、。

さて、樹林帯で雪もよく付いています。

少し滑りやすくなり、いよいよアイゼンかと言う感じです。

そうしていると大菩薩嶺へ。

10:36大菩薩嶺到着


一人なので、仕方ないから、セルフタイマーで写真と撮りました。

大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)

いよいよ仕方ないので、アイゼン装着しました。
6本爪アイゼン。
久しぶりです。
6本使うの、、。

樹林帯を登りに使うなら、アイゼンつけなくても何とかなる
ところですが、緩やかな下りとはいえ、下りは下り。
アイゼンが安全装置です。

10:48 大菩薩嶺発

ここからは北斜面ですから、奥秩父の山々を、
眺めながら、歩くような感じになります。
上日川峠までのブナ林と異なり、こちらはコメツガ林です。

ところで、見えている奥秩父の山々。
金峰山、笠取山などは、よくわかるのですが、
その他の山は以外に判別が難しいですね。
深田久弥の言うとおりですね。

最初のうちは強風が吹き、樹林に積もった雪が容赦なく、
降り注いで、空は青いのに、吹雪のようなときもありました。
少しの新雪の下は完全に凍結していますから、ちょっとした
急傾斜(と言ってもたいしたことはありませんが、、、)では、
アイゼンを良く利かせて歩きました。

途中、一人の登山者に会っただけ。
この方からは、ブログにもコメント頂きました。
やはり単独が多いとのこと。
そのときには、わたしがアイゼンをつけていたので、アイゼンが
必要かどうか問われ、登りなら何とかなるとお話しました。
結果的にやはり何とかなったようでした。

良かった良かった。

さて、丸川峠が近くなると、雪も少なくなってきます。


11:45丸川峠着


丸川荘は営業していません。
着ていたフリースを脱ぎ、少し身軽になります。
アイゼンも当然外します。

昨年3月13日も時計回りで、周遊していましたが、
その時の写真を見てびっくり。
丸川峠にもかなりの雪が残っていました。
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)

今年は雪が少ないのでしょうか?

12:03 丸川峠発

ここからは、ちょっとした急坂もあり、
手と足を使う場所も数箇所あり、やっぱり、登りで使う
ほうがいいと思いながらも、無心で下ります。
あくまで無心です。
と言いながら、早くシャワーを浴びたいなんて考えます。

そうこうしているうちに、3月11日にHondaのFitが身動き
取れなくなった場所に到着して、あのときの状況を思い返したりしました。

そして、すぐに駐車場。

13:00丸川峠分岐着

途中であった方の車の他、もう1台止まっていましたが、
わたしと同じルートを回ったのでしょう。

今日もいい山でした。


体を拭いて、家路に着きます。

一宮御坂から高速使えばよかったのに、一般道に入ったら、やはり渋滞。
こんなことで疲れてしまうのですよね。









大菩薩から大菩薩嶺を南下、2015年6月2日
過日、12月8日、大菩薩嶺を周回
3月31日の大菩薩嶺、大菩薩峠周回
久し振りの山、大菩薩嶺周回、2013年2月25日(2)
久し振りの山、大菩薩嶺周回、2013年2月25日(1)
また大菩薩周遊しました、2012年3月12日(1)
同じカテゴリー(大菩薩嶺)の記事
 大菩薩から大菩薩嶺を南下、2015年6月2日 (2015-06-10 10:11)
 過日、12月8日、大菩薩嶺を周回 (2014-12-29 22:46)
 3月31日の大菩薩嶺、大菩薩峠周回 (2014-04-04 23:35)
 久し振りの山、大菩薩嶺周回、2013年2月25日(2) (2013-03-19 14:57)
 久し振りの山、大菩薩嶺周回、2013年2月25日(1) (2013-02-26 11:59)
 また大菩薩周遊しました、2012年3月12日(1) (2012-03-12 22:03)

この記事へのコメント
KATOさん、 Y-chanに会えたなんて羨ましいですね。私もほとんど単独行ですが山で多くの方と出会いながら、なかなか友達になれるほど打解けることもありませんから、ブロクで交信できるなんて羨ましい限りです。

私はどちらかというと、いろんなところへ行きたいタイプですのでY-chanさんとあえる確立はかなり低いと思いますが、会えたら嬉しいですね。南アや八に行くときは期待していきます。雰囲気は頭に入っていますので直ぐわかると思います。
Posted by 平田 at 2009年03月28日 22:58
平田さん
わたしも出会っていて、後でこうして、交信するのは、わずかです。
たまたま、同じ山に行っていたとか、小屋で一緒だったとか。
数えるほどです。

今回の大菩薩もアイゼンのことについて、必要か
どうか聞かれたのでそれに応えただけでした。

こんにちは、で終わっていることがほとんどです。
確か、蓼科山で一緒になってコメント頂いた、
鳳凰三山、南御室小屋で一緒になった(2回)、
硫黄岳で一緒に歩いた、
同じ時間の、乗ったタクシーは違うが、北岳登山口広河原に向っていて、その際見ました、とコメント頂いた、(わたしは白鳳峠から鳳凰三山へ)
今回の大菩薩、、等々。

やはり数えるほど。

今年は、ETCにより高速道路料金が安くなるということなので、
少しは遠くに行くかも知れません。

とはいえ、近くが好きですから、鳳凰山や
北岳では、お会いするかも知れません。
あまり、人物をじっくり観察するタイプではありませんので、
見つけたら、声をかけて下さいね。


Y-chan
Posted by Y-chanY-chan at 2009年03月29日 06:40
平田さん
PS

昨年の4月鳳凰三山、南御室小屋まで日帰り時、
夜叉神峠でお見かけした顔。
ヨッシーさんですか?
その通りでした。

それまで、ブログでお顔を拝見していました。
ヨッシーさんのブログは、こちら。
http://blog.goo.ne.jp/yamanashi100yama

わたしの昨年4月の鳳凰三山、南御室小屋までは、こちら

http://ychan.naturum.ne.jp/e476923.html


そんな出会いもありました。
こちらから、誰々さんですか、と声をかけたのは、
これ一回しかないと思います。

Y-chan
Posted by Y-chanY-chan at 2009年03月29日 10:03
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
大菩薩嶺への道、反時計周りで、09年3月26日(2)
    コメント(3)