2009年06月30日
初めての6月の北岳日帰り、09年6月25日(終)、広河原へ
6月25日より、山梨県側から広河原へ向う、南アルプス林道、
南アルプス公園線ともにそれぞれ、夜叉神峠登山口、奈良田先の
冬季閉鎖が解除、マイカー規制が始まりました。
それにあわせて、当日、広河原、白根御池小屋、北岳肩の小屋、
北岳のルートで今年初めての北岳に登りました。
第1回目のブログは、こちらです。
第2回目のブログは、こちらです。
第3回目のブログは、こちらです。
第4回目のブログは、こちらです。
鹿の食害を調べている山梨県の職員に会ってからも、複数の登山者に会いました。
朝一番のバスで来たのでしょう。
この時期ですと朝7:40に芦安を発車します。
その他のルートで来ている方もいるでしょう。
稜線のお花

南アルプス公園線ともにそれぞれ、夜叉神峠登山口、奈良田先の
冬季閉鎖が解除、マイカー規制が始まりました。
それにあわせて、当日、広河原、白根御池小屋、北岳肩の小屋、
北岳のルートで今年初めての北岳に登りました。
第1回目のブログは、こちらです。
第2回目のブログは、こちらです。
第3回目のブログは、こちらです。
第4回目のブログは、こちらです。
鹿の食害を調べている山梨県の職員に会ってからも、複数の登山者に会いました。
朝一番のバスで来たのでしょう。
この時期ですと朝7:40に芦安を発車します。
その他のルートで来ている方もいるでしょう。
稜線のお花
下りも足元を滑らせないように気をつけます。
小太郎尾根分岐が近づくと、例の雪の壁がありますから、少し手前で、右に折れます。


稜線を離れますと、すぐに甲斐駒ケ岳も仙丈ケ岳も見えなくなってしまいます。
お別れですね。
結局、甲州側からのガスで、八ヶ岳はほとんど見えませんでした。
さて、急な斜面の草すべりを慎重に下ります。
ちょっと、緊張を緩めるとずるっと滑ることもありますから、
慌てず、気をつけて、浮石に注意して下ります。
夏の盛りには、たくさんのお花が咲くはずですが、
今も様々なお花が咲いていました。




大樺沢二俣への道を右に分け、白根御池小屋を目指します。
時折、北岳のバットレスを見上げますが、ガスがかかっています。
しばらくすると、こんな急斜面か、と思うほどの大樺沢の雪渓が遠くに見えてきます。
なにやらわずかに動く黒い点。
双眼鏡で見ますと登山者です。
凄い傾斜に見えます。
落石も見えています。
あんなところを登られる方もいますからね。
凄いです。
それにしてもこちらも急斜面。
2,3度ずるっと滑りましたが、転倒はしていません。

漸く、白根御池の残雪が見えてきました。
もう少し。


実は、13:30の乗り合いタクシーは無理でも、14:00のバスには乗れるかな、、、、
なんて、甘いことを考えています。
白根御池のコースは、大樺沢コースより多少時間がかかりますし、今回、
結構休んでいるので、それはとても無理だったのですが、この辺りまでは、
まだ間に合うかな、、、なんて。
こんなことをするとあせって、転んだりするものです。
そして、13:02白根御池小屋到着。
少し休みます。
バットレスを登ったらしい若い男女。
「マッチ箱「がどうのこうの、、、。
私はわかりませんが、バットレスにそうした名前が付けられているのでしょう。
白根御池小屋の管理人もマッチ箱のことは知っているようです。
白根御池から、振り返ると見えてきた北岳

この時点で、14:00のバスはあきらめ、15:00のバスに乗ることにしていました。
14:00は甲府行き。
15:00は芦安行きですから、ちょうど15:00のほうがいいではありませんか。
少しゆっくりしました。
13:20 白根御池小屋発
後は下るだけ。
初めはなだらかですが、朝も急登りで少しあえいだように、
後半はかなりの急傾斜を下ることになります。
ですから、慎重に。
梯子も何度か出てきますから、バランスよく。
途中、年配の団体。
この時間ですから、白根御池小屋に泊まるでしょう。
沢の音が次第に大きくなると広河原に近づいていることを教えてくれます。
それにしても水の勢いは凄い音を立てます。
時折、雷かと、思うくらい、ゴーゴー音を立てています。
そして漸く、白根御池分岐。
14:26白根御池分岐
14:28白根御池分岐発
しばらくして、広河原山荘。
つり橋を渡って大樺沢出合い。
広河原山荘から早川尾根
つり橋


ここで、水が出ていますから、顔を洗い、一息。
着替えたいくらいですが、、、、。
14:42広河原着
本日最後の北岳

バスの停留所に向いますと、16:00出発の乗り合いタクシーの運転手も既に待機しています。
朝、乗った乗り合いタクシーの運転手もいました。
これから忙しくなるのでしょう。
夜叉神峠登山口から先、開通した林道をオフィシャルで一番乗りして登った北岳。
どうせなら、キタダケソウを見てくればよかったかな、、、、とも
思いますが、来年の楽しみに取っておきましょう。
広河原6:02-6:22白根御池分岐6:24-7:48白根御池小屋8:02-
9:49北岳肩の小屋10:04-10:44北岳山頂11:06-11:31北岳肩の小屋11:37
-13:02白根御池小屋13:20-14:26白根御池分岐14:28-14:42広河原
総合時間:8時間40分、歩行時間:7時間21分
小太郎尾根分岐が近づくと、例の雪の壁がありますから、少し手前で、右に折れます。
稜線を離れますと、すぐに甲斐駒ケ岳も仙丈ケ岳も見えなくなってしまいます。
お別れですね。
結局、甲州側からのガスで、八ヶ岳はほとんど見えませんでした。
さて、急な斜面の草すべりを慎重に下ります。
ちょっと、緊張を緩めるとずるっと滑ることもありますから、
慌てず、気をつけて、浮石に注意して下ります。
夏の盛りには、たくさんのお花が咲くはずですが、
今も様々なお花が咲いていました。
大樺沢二俣への道を右に分け、白根御池小屋を目指します。
時折、北岳のバットレスを見上げますが、ガスがかかっています。
しばらくすると、こんな急斜面か、と思うほどの大樺沢の雪渓が遠くに見えてきます。
なにやらわずかに動く黒い点。
双眼鏡で見ますと登山者です。
凄い傾斜に見えます。
落石も見えています。
あんなところを登られる方もいますからね。
凄いです。
それにしてもこちらも急斜面。
2,3度ずるっと滑りましたが、転倒はしていません。
漸く、白根御池の残雪が見えてきました。
もう少し。
実は、13:30の乗り合いタクシーは無理でも、14:00のバスには乗れるかな、、、、
なんて、甘いことを考えています。
白根御池のコースは、大樺沢コースより多少時間がかかりますし、今回、
結構休んでいるので、それはとても無理だったのですが、この辺りまでは、
まだ間に合うかな、、、なんて。
こんなことをするとあせって、転んだりするものです。
そして、13:02白根御池小屋到着。
少し休みます。
バットレスを登ったらしい若い男女。
「マッチ箱「がどうのこうの、、、。
私はわかりませんが、バットレスにそうした名前が付けられているのでしょう。
白根御池小屋の管理人もマッチ箱のことは知っているようです。
白根御池から、振り返ると見えてきた北岳
この時点で、14:00のバスはあきらめ、15:00のバスに乗ることにしていました。
14:00は甲府行き。
15:00は芦安行きですから、ちょうど15:00のほうがいいではありませんか。
少しゆっくりしました。
13:20 白根御池小屋発
後は下るだけ。
初めはなだらかですが、朝も急登りで少しあえいだように、
後半はかなりの急傾斜を下ることになります。
ですから、慎重に。
梯子も何度か出てきますから、バランスよく。
途中、年配の団体。
この時間ですから、白根御池小屋に泊まるでしょう。
沢の音が次第に大きくなると広河原に近づいていることを教えてくれます。
それにしても水の勢いは凄い音を立てます。
時折、雷かと、思うくらい、ゴーゴー音を立てています。
そして漸く、白根御池分岐。
14:26白根御池分岐
14:28白根御池分岐発
しばらくして、広河原山荘。
つり橋を渡って大樺沢出合い。
広河原山荘から早川尾根
つり橋
ここで、水が出ていますから、顔を洗い、一息。
着替えたいくらいですが、、、、。
14:42広河原着
本日最後の北岳
バスの停留所に向いますと、16:00出発の乗り合いタクシーの運転手も既に待機しています。
朝、乗った乗り合いタクシーの運転手もいました。
これから忙しくなるのでしょう。
夜叉神峠登山口から先、開通した林道をオフィシャルで一番乗りして登った北岳。
どうせなら、キタダケソウを見てくればよかったかな、、、、とも
思いますが、来年の楽しみに取っておきましょう。
広河原6:02-6:22白根御池分岐6:24-7:48白根御池小屋8:02-
9:49北岳肩の小屋10:04-10:44北岳山頂11:06-11:31北岳肩の小屋11:37
-13:02白根御池小屋13:20-14:26白根御池分岐14:28-14:42広河原
総合時間:8時間40分、歩行時間:7時間21分
今年は、キタダケソウ、とても早いようですね、
2016年10月24日、北岳
北岳、降雪前、2015年10月8日
北岳へ、キタダケソウを見てきました、2015年6月25日(3)
北岳へ、キタダケソウを見てきました、2015年6月25日(2)
北岳へ、キタダケソウを見てきました、2015年6月25日(1)
2016年10月24日、北岳
北岳、降雪前、2015年10月8日
北岳へ、キタダケソウを見てきました、2015年6月25日(3)
北岳へ、キタダケソウを見てきました、2015年6月25日(2)
北岳へ、キタダケソウを見てきました、2015年6月25日(1)
Posted by Y-chan at 17:18│Comments(6)
│北岳
この記事へのコメント
こんにちは、
キタダケソウは以前から見たいと思っているのですが、梅雨時ということもあり、なかなかチャンスがありません。
ただこの時期なら静かな山歩きが楽しめそうですね。昨年夏に行った時に人の多さに嫌になったので、来年は梅雨の合間の晴れ間をねらって行きたいです。
キタダケソウは以前から見たいと思っているのですが、梅雨時ということもあり、なかなかチャンスがありません。
ただこの時期なら静かな山歩きが楽しめそうですね。昨年夏に行った時に人の多さに嫌になったので、来年は梅雨の合間の晴れ間をねらって行きたいです。
Posted by IK at 2009年06月30日 18:52
IKさん
私も頂上からちょっと下って、群落を見なくても
ちょっと咲いているところがあるらしいので、それだけでも
キタダケソウを見ればよかったかな、、、
なんて、思っています。
絶好の機会だったかも。
それに北岳肩の小屋にでも泊まれば、もっと充実したかも、、。
人はこの時期少ないようですが土日は、結構な人だったようですよ、、、。
やはり平日がよいのでしょうね。
10月あたりも少ないですよ、北岳。
盛夏なんかだとぞろぞろ登ってきますからね。
一人ひとりは、初めての北岳だったり、
久し振りの北岳だったりして、それぞれの思いが
あるのでしょうが、あれだけ多いとそんな個人の
気持ちなど吹っ飛び、あー人が多い、で
済ましてしまいますよね、、、。
Y-chan
私も頂上からちょっと下って、群落を見なくても
ちょっと咲いているところがあるらしいので、それだけでも
キタダケソウを見ればよかったかな、、、
なんて、思っています。
絶好の機会だったかも。
それに北岳肩の小屋にでも泊まれば、もっと充実したかも、、。
人はこの時期少ないようですが土日は、結構な人だったようですよ、、、。
やはり平日がよいのでしょうね。
10月あたりも少ないですよ、北岳。
盛夏なんかだとぞろぞろ登ってきますからね。
一人ひとりは、初めての北岳だったり、
久し振りの北岳だったりして、それぞれの思いが
あるのでしょうが、あれだけ多いとそんな個人の
気持ちなど吹っ飛び、あー人が多い、で
済ましてしまいますよね、、、。
Y-chan
Posted by Y-chan
at 2009年06月30日 22:42

実は10月後半の南アは一番お気に入りの季節なんですよ。
2年前に南ア南部に行ってその人の少なさ秋晴れに感激して、昨年は仙塩尾根から北岳に行きました。
今年は椹島から塩見蝙蝠岳に行こうと思っています。やっぱり山は人が少ない時に限りますね。
でもその前に北岳も行きたくなってます。
2年前に南ア南部に行ってその人の少なさ秋晴れに感激して、昨年は仙塩尾根から北岳に行きました。
今年は椹島から塩見蝙蝠岳に行こうと思っています。やっぱり山は人が少ない時に限りますね。
でもその前に北岳も行きたくなってます。
Posted by IK at 2009年07月01日 12:16
IKさん
私も10月好きです。
人が少なく、道は歩きやすく、天気が上々なら最高ですよね。
10月ってそれを達成しやすくなるのではないのでしょうかね。
仙塩尾根の事を聞くと、行かなくてはと思うのに、いつもしり込みです。
蝙蝠岳、いいですね、行程は長いでしょうが。
Y-chan
私も10月好きです。
人が少なく、道は歩きやすく、天気が上々なら最高ですよね。
10月ってそれを達成しやすくなるのではないのでしょうかね。
仙塩尾根の事を聞くと、行かなくてはと思うのに、いつもしり込みです。
蝙蝠岳、いいですね、行程は長いでしょうが。
Y-chan
Posted by Y-chan at 2009年07月01日 16:35
キタダケソウは山頂からトラバース道に下るところの斜面とトラバース道沿いに咲くので,左俣の雪渓を登っている人はまずキタダケソウが目当てとみて良いのではないでしょうか.今年は雪は少なかったものの,5月の雨が少なくて残雪が多く,おそらくこの日だと3分から5分咲きといったところだったのではないでしょうか.土日で行く予定だったのですが,ちょっとしたトラブルで予定変更,笹山ダイレクト尾根を登り,最近の自分の体力の衰えを痛感してきました.
ところで,久しぶりにエルクの投稿画像コーナーを見たら,Y-chanコーナーになってましたね.凄い行動力,感心させられました.
ところで,久しぶりにエルクの投稿画像コーナーを見たら,Y-chanコーナーになってましたね.凄い行動力,感心させられました.
Posted by ヨッシー at 2009年07月02日 13:08
ヨッシーさん
そうですね。キタダケソウ。
来年は群落をこの目で見たいですわ。
ブログさらっと目を通しました。
笹山行けそうですね。
ちょっとしたトラブル、でしたか、残念、、、、。
北岳の写真も投稿したのですが、まだ掲載されていません。
クレームですかね、出しすぎで、、、。
Y-chan
そうですね。キタダケソウ。
来年は群落をこの目で見たいですわ。
ブログさらっと目を通しました。
笹山行けそうですね。
ちょっとしたトラブル、でしたか、残念、、、、。
北岳の写真も投稿したのですが、まだ掲載されていません。
クレームですかね、出しすぎで、、、。
Y-chan
Posted by Y-chan
at 2009年07月02日 20:11

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